本日のテーマ

SUMMIT(サミット)のキャットフードの特徴や設立、商品やメーカー情報、今後の展望について解説します。


ペットキュリアン社は品質にとても厳しい姿勢で知られていますよね。

はい。カナダではペットフードの製造にも厳しい基準があるんですが、ペットキュリアンはその中でも“食品グレード”の原材料にこだわっている会社です。とくに肉類は副産物を使わず、鮮度や栄養価にも配慮しているんですよ。

健康志向な飼い主には安心材料ですね。あと、環境への配慮もしてるって見かけました。

ええ、工場では再生可能エネルギーの活用や、リサイクル素材の使用など、サステナビリティへの取り組みもしています。地域の小規模生産者と提携することで、原材料の透明性も確保しています。

なるほど…そこまでやってる会社って、日本じゃあまり聞かないかもしれないですね。
SUMMIT メドウローストキャット
穀物 | オートミール、玄米、ライ麦 |
ポイント | ・チキンミール+ダックミールによる複数動物性たんぱく質 ・食物繊維豊富なかぼちゃやベリー類で消化・免疫・皮膚サポート ・人工保存料・コーン・大豆・副産物ミール不使用 |
実売価格 | 1.36 kg:3,058円(税込) 5.44 kg:8,690円(税込)※販売元により異なる |
1kgあたり | 2,249円 |
第一原料 | チキンミール |
生産国 | カナダ |
メーカー | ペットキュリアン社 |
販売元 | Global Pet Nutrition |
公式サイト | サミット公式サイト |
原材料からの考察
チキンミール、オートミール、全粒玄米、ライ麦、チキン脂肪、ダックミール、ナチュラルフレーバー(野菜由来)、フラックスシード、塩化ナトリウム、塩化カリウム、リン酸、塩化コリン、DL-メチオニン、カボチャ、スクワッシュ(カボチャ類)、スイートポテト、アルファルファ、ニンジン、レンズ豆、ブロッコリー、ブルーベリー、ザクロ、バナナ、クランベリー、ビタミン類(ビタミンEサプリメント、ナイアシン、L-アスコルビル-2-ポリリン酸(ビタミンC源)、硝酸チアミン、ビオチン、ビタミンAサプリメント、d -パントテン酸カルシウム、β-カロテン、リボフラビン、塩酸ピリドキシン、ビタミンB12サプリメント、ビタミンD3サプリメント、葉酸)、ミネラル類(タンパク質キレート亜鉛、硫酸第一鉄、酸化亜鉛、タンパク質キレート鉄、硫酸銅、亜セレン酸ナトリウム、タンパク質キレート銅、タンパク質キレートマンガン 、酸化マンガン、ヨウ素酸カルシウム)、タウリン、乾燥ローズマリー、酸化防止剤(ミックストコフェロール)

サミットのメドウローストキャットの原材料、自然派な傾向がありますけど、実際どうなんでしょう?猫にとって栄養バランスは良いんですか?

はい、全体としてはバランスは良好ですね。チキンミールとダックミールが動物性たんぱく質の主原料で消化もしやすく、たんぱく質の質も悪くありません。

穀物もけっこう入ってますよね。オートミールとか玄米とか…。

確かに猫は肉食動物なので、穀物は“絶対必要”というわけではありません。ただ、全粒玄米やオートミール、ライ麦といった消化性の高い穀物を適量加えることには、腸内環境を整える効果や、エネルギー効率の面での利点もあります。ただし、アレルギー体質の猫には注意したいですね。

カボチャやスイートポテト、ブルーベリーなんかも入ってて、ちょっと“ごちそう”っぽい印象です(笑)。栄養的にはどうなんでしょう?

そのあたりは“機能性食材”として優秀です。例えばカボチャやスイートポテトは食物繊維と緩やかな糖質エネルギー源になりますし、ブルーベリーやクランベリーは抗酸化物質を豊富に含んでいます。総じて、皮膚・被毛・免疫系のサポートを意識した構成ですね。

逆に“これはちょっと…”っていう気になる材料はありますか?

強いて言えば、“ナチュラルフレーバー”の表記ですね。野菜由来とありますが、具体的な内容が不明で曖昧です。ただし、人工調味料や保存料は使っておらず、酸化防止剤もミックストコフェロール(ビタミンE)なので安心できる構成です。

価格帯も、同じペットキュリアン社のNOW FRESHやGO! SOLUTIONSより抑えめなのも嬉しいですね。
SUMMIT メドウローストキャットの成分表
成分(保証分析値) | 粗たんぱく質(分) | 30% |
粗脂肪(分) | 12% | |
粗繊維(最大) | 3.5% | |
水分(最大) | 10% | |
灰(最大) | 8% | |
オメガ6(最小) | 2% | |
オメガ3(分) | 0.25% | |
エネルギー | 348.5kcal/100g |
これらの保証分析値に加え、ホームページではビタミンやミネラル、必須アミノ酸などの詳細な成分も開示しています。
これは猫の健康維持に必要な微量栄養素までしっかりと考慮されている証拠であり、メーカーの栄養設計に対する誠実さがうかがえます。成分の透明性は、キャットフードを選ぶ上で非常に重要なポイントです。
まとめ
- チキンミールとダックミールを主要とした高たんぱくな構成
- 消化・免疫・皮膚被毛の健康をサポートする素材を使用
- 保存料や香料は自然由来に限定され、ビタミンEで酸化対策
- ビタミンやアミノ酸などの含有量が開示され、信頼性が高い
口コミは即時公開されず、管理人により一括チェック、公開されます。