本日のテーマ
オーガニックペットフードの先駆者ともいえるヤラー。第三者機関の厳正な審査を行う”本当のオーガニックキャットフード”YARRAH(ヤラー)について教えてもらいます!
目次
オーガニックペットフードで代表格のオランダ発ヤラー
ヤラーの特徴はいくつかありますが、一番の特徴は「オーガニックペットフード」であることです。
ヤラーで使われる鶏は薬剤不使用、さらに飼料もオーガニックのものを与え、1羽当たりの面積も広く取られています。飼育期間は長くかかることになりますが、ストレスが少なく、余計な脂肪はつかない低カロリーでありながら良質な肉となります。
またヤラーは3つの機関で認証されたオーガニックです。オランダのオーガニック認証EKOマーク、スウェーデンのオーガニック認証KRAVマーク、ノルウェーのオーガニック認証Debioマーク、3つの国のオーガニック認証を受けることで、オーガニックキャットフードへのこだわりと自信を示しています。
工場内部も公開しています
ヤラー キャットフード グレインフリー
35%位までは特に問題がないといわれていますが、炭水化物はやや多いといえるかもしれません。
しかしヤラーはこのグレインフリーが出る前のフィッシュとチキンは穀物の含有量が多く、フィッシュなのにチキンの方が配合量が多かったりとなんともいえないバランスのキャットフードでした。それがグレインフリーで改善されたと感じています。あとはグリーンピース、イエローピースを多く含むキャットフードは他になく、オーガニック原料として安定的に確保できる原材料がこれらだったのかなと推測できます。
私は輸入に関しての相場も知っていますが、ヤラーほどの輸送をすると倍以上かかるかなと思います(輸送量で大幅に変わります)。まず庫内温度を保ったクールコンテナ(リーファーコンテナ)で運ばれてくること。さらにペットフード扱いではなく、オーガニック食品扱いで輸入されていること。通常の袋の上にさらに個別に酸素バリア性の高い袋でひとつずつ覆って輸送することです。通常配送よりもクール宅急便の方が高いのと同じですね。
しかしレシピ、原材料の品質、輸送手段の全体として考えると非常に安心できるキャットフードだと思います。特にアレルギーや皮膚病、ちょっとした気になる病気を抱えている場合は変えることでもしかしたら改善される可能性もありますね。
原材料からの考察
ヤラーの原材料を見てみると、何故これほどグリーンピース、イエローピースが入っているのか、炭水化物が多めなのでじゃがいもデンプンの量が気になるかといった辺りが焦点になりそうです。
それであっても輸送方法やオーガニック食材に限定していることを考えれば、現状は最高峰のキャットフードといっていいと思います。
ただ値段改定により2017年9月1日から値上げすることになりました。もともと3kgで9,698円と非常に高価なキャットフードなので、継続して与えるのも大変になる価格にならないかが心配です。
ヤラー キャットフード グレインフリー 成分表
成分(保証分析値) | たんぱく質 | 32.0% |
脂質 | 14.5% | |
炭水化物 | 33.8% | |
粗繊維 | 3.6% | |
粗灰分 | 7.1% | |
水分 | 9.0% | |
カルシウム | 1.04% | |
リン | 0.70% | |
ナトリウム | 0.74% | |
マグネシウム | 0.15% | |
ビタミンA | 15000IU/kg | |
ビタミンD | 1300IU/kg | |
ビタミンE | 110mg/kg | |
タウリン | 111ml/kg | |
カロリー含有量 (代謝エネルギー) | 394kcal/100g |
ヤラーキャットフード キャットディナーチキン(ウェット・缶詰)
ヤラーはウェットタイプのオーガニックキャットフードも用意しています。缶詰めのウェットフードは400gも入っており、味はチキンとフィッシュの2種類です。
ウェットフードでもこ100%オーガニックの原材料を使用しており、総合栄養食なので、ウェットフードとしてそのままでも、他のドライフードと混ぜても与えられます。
原材料からの考察(チキン 400g)
ヤラー チキン ウェットフード 400g 成分表
成分(保証分析値) | 粗タンパク質 | 10%以上 |
粗脂質 | 4.5%以上 | |
粗繊維 | 0.4%以下 | |
粗灰分 | 2%以下 | |
水分 | 80%以下 | |
マグネシウム | 0.022% | |
リン | 0.31% | |
カルシウム | 0.35% | |
ナトリウム | 0.17% | |
炭水化物 | 3.1% | |
タウリン | 0.19% | |
エネルギー | 90kcal/100g |
ウェットフードはドライフードに比べると水分量が非常に多いため、100gあたりの栄養成分の割合もドライフードより低くなります。
ヤラーキャットフード キャットチャンク(ウェット・アルミ)
缶詰の他に、四角いアルミ容器に入ったチャンクタイプのオーガニックキャットフードもあります。そちらは1つあたり100gで味の種類は、
- チキンと魚のキャットチャンク
- チキンとターキーのキャットチャンク
- ハーブとビーフのキャットチャンク
- サーモンと海藻のキャットパテ
- ビーフとチコリーのキャットパテ
原材料の考察(チキンとターキー)
チキンとターキーのチャットチャンクウェットフードの原材料には、鶏肉とターキー(七面鳥)がメインで他に卵や卵副産物、アロエベラなどが使用されています。
ですがその後に続く原材料は、カラギーナン、カッシアガムは増粘安定剤としてとろみをつけるなどの目的で用いられる天然添加物です。
チキンとターキーのキャットチャンク 成分表
成分(成分分析値) | 粗タンパク質 | 9.5%以上 |
粗脂肪 | 4.5%以上 | |
粗繊維 | 0.4%以下 | |
粗灰分 | 2%以下 | |
水分 | 81%以下 | |
マグネシウム | 0.04%以下 | |
リン | 0.25% | |
カルシウム | 0.3% | |
ナトリウム | 0.25% | |
タウリン | 0.375% | |
エネルギー | 82kcal/100g |
まとめ
- オランダ発のオーガニックペットフード
- ヨーロッパでのオーガニックペットフードのシェアナンバーワン
- 原材料の質の高さ、輸送の仕方のレベルの高さは注目
- 工場内部を公開している
- レシピがもう少し改善されると高評価
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いろんなキャットフードを調べてきたけどヤラーが一番質が高いと感じた。グレインフリーが出るまではカナガンやオリジンを買っていたが、オーガニックでグレインフリーは他にはあまり見られない。質と猫の健康重視なので出費はあまり気にしないが、もう少し安くなったら最高。
とにかく原材料に安心を求めていたので、私はとても満足していますが、味気ない?のか食いつきはそんなに良くないです。安心できる原材料なので健康食みたいなもの?食べてはいますので、可もなく不可もない好みなのかもしれません。
高いので躊躇していましたが、思い切って購入してみました。でも猫が余り好きじゃないみたいで一袋で変えました。グレインフリーとかの開けた時の凄い匂いと比べたら匂いが少ないというか優しいって感じだから、あんまり食いつかないのかも。
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