本日のテーマ
イギリスのペットアットホーム社(Pets at Home)が販売するAVAキャットフード。イギリスで猫330匹以上が亡くなったリコールの原因の可能性があるとされていますが、どのようなキャットフードなのでしょう。またAVAキャットフードを販売しているペットアットホーム社についても解説していただきましょう。
<2021年8月>イギリスで緊急リコールになったイギリス産キャットフード
AVAは、2021年8月にイギリスで猫330匹以上が猫汎血球減少症によって亡くなった事件の原因の可能性があるとして現在調査中のキャットフードの一つです。リコール指定により販売も停止しています。
AVAを販売するPets at Home(ペットアットホーム社)は、イギリスのアンソニープレストンによって1991年に設立されたペット用品販売の企業で、設立8年でチェーン140店舗をもつペッツスマートを買収し、2008年にはオンラインショップ「pets at home」を立ち上げており、、他にもグルーミングサロンやペット養子縁組チャリティー、獣医紹介センターの買収など、ペット関連事業を拡大しています。
けっこう大きな企業なんですね。信頼性も高そうなメーカーだけあって特に残念です。AVAは日本では販売しているんですか?
AVAはどこで製造しているんですか?
AVAはどこで販売しているとは言ってませんが、イギリスのボストンにあるFold Hill Foods社の工場で製造されています。
引用元:FOLD HULL 公式サイト
Fold Hill Foods manufactures three brands that have been recalled – AVA (Pets at Home), Applaws and a Sainsbury’s hypoallergenic product.
日本語訳:「Fold Hill Foodsは、リコールされた3つのブランド、AVA(Pets at Home)、Applaws、Sainsburyの低アレルギー性製品を製造しています。 」
Fold Hill Foods社の公式サイトにはAVAを製造していると明記しているので間違いはないかと思います。リコールに指定されているApplawsやSainsbury’sの低アレルギーレシピの製品も同工場での製造です。
はい。イギリスはすでにEUを離脱していますが、ヨーロッパ産キャットフードは安全性や品質で高評価を得ていましたので、私自身も残念です。
今回リコールされたキャットフードからは、一部カビ毒が検出されたとのことで、猫汎血球減少症との関連を調べているところです。
いつも紹介記事で解説している「原材料からの考察」や「成分」も詳しく解説したかったのですが、今回のリコールで販売停止となり、原材料や成分についての詳細も非公開となってしまいましたので、原材料や成分、また最新のリコール情報や猫汎血球減少症との関連など最新情報が分かり次第、随時更新していきたいと思います。
もしリコールについて詳しく知りたい方は下記記事からご確認ください。
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