本日のテーマ
手作りフレッシュフードを販売するココグルメから猫向け「ミャオグルメ」が販売されました。猫用のフレッシュフードは国内初ということで、さっそく猫田さんに解説してもらいましょう。
2022年4月から販売開始した猫用フレッシュフード「Miao Gourmet(ミャオグルメ)」
「ココグルメ(CoCo Gourmet)」でフレッシュドッグフード売上1位の株式会社バイオフィリアから、猫用フレッシュフード「ミャオグルメ(Miao Gourmet)」が発売されました。2022年4月から予約販売をスタートし、2022年6月下旬より配送を開始しています。
犬用フレッシュフードはここ最近沢山増えていますが、猫用フレッシュフードで総合栄養食というのは国内で初めてだったと記憶しています。
これまでのウェットフードは、レトルトパウチや猫缶など常温保存が可能なフードです。総合栄養食もありますが、長期保存が可能なように高温の殺菌処置が必要なので、食材本来の食感や風味が損なわれたり、酵素やビタミンが壊れてしまうデメリットがありました。
対してミャオグルメのようなフレッシュフードは、加熱こそしますが、殺菌目的ではないので高温で急速に加熱する必要がなく、風味や栄養も残りやすい調理方法を用いることができます。また、新鮮な状態で冷凍されて届くので、ウェットフードよりも栄養損失が少ない上に、食材本来の風味や食感を残すことが可能になります。
ミャオグルメ とりささみ
穀物 | グレインフリー |
ポイント | 猫用フレッシュフード 総合栄養食 |
実売価格 | 【定期】 4,100円/12袋セット/1箱(720g) 【単品】 5,126円/お試しBOX/10袋セット/1箱(600g) 5,126円/12袋1箱(720g) |
第一原料 | とりささみ:鶏肉(ささみ、むね(皮付き)、皮、ハツ、レバー) まぐろ&タラ:まぐろ、まだら かつお&サーモン:かつお、サーモン ささみ&まぐろ:鶏肉(ささみ、レバー、皮、ハツ)、まぐろ |
生産国 | 日本 |
メーカー | 日本 |
販売元 | 株式会社バイオフィリア |
原材料からの考察
猫用フードの難しいところは、肉や魚以外への関心が薄いことです。キャットフードで嗜好性が高い製品を作ろうと思うと、どうしてもお肉や魚の割合を増やして、野菜や他の食材は細かく刻んで混ぜ込むことになるので、犬用と違ってミャオグルメは見た目が地味に見えるかもしれませんね。
面白い原材料として、ゼラチンや粉寒天などが入っています。猫を対象にした調査研究で、とろみや粘性のある水分は猫の嗜好性が高いという結果が出ているので、もしかするとそういう目的で加えられているのかもしれません。
成分
成分表 | タンパク質 | 12.3%以上 |
脂質 | 6.5%以上 | |
粗繊維 | 0.3%以下 | |
灰分 | 0.9%以下 | |
水分 | 78.3%以下 | |
エネルギー | 62kcal |
成分についてはどうでしょうか。
ミャオグルメは総合栄養食基準なので、AAFCOが定める栄養基準をクリアした栄養バランスとなっている点は安心です。
他のフードと比較すると、成分値や給与量、カロリーなどもすべて中間値という印象で、飛び抜けて高い項目や低い項目がないという点もバランスがいいと思います。また栄養添加物もまんべんなく使われているので、主食として与えて栄養が不足してしまうということはなさそうです。
まとめ
- 国内初総合栄養食基準の猫用フレッシュフード
- 調理後に冷凍して新鮮な状態で届く新しいジャンルのフード
- ココグルメを販売するバイオフィリアが開発
- これから人気が出る可能性大!
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