本日のテーマ

【日本未発売】Avant Furstはインドの大手水産飼料メーカーAvanti Feeds(アヴァンティ・フィーズ)のペットフード事業子会社Avanti Pet Care によって、2025年3月にローンチされたキャットフードブランドです。
Avant Furstのキャットフードの特徴や設立、メーカー情報、今後の展望について解説します。
Ocean Fish(オーシャンフィッシュ)キャットフード
穀物 | トウモロコシ、コーングルテンミール、小麦ふすま |
実売価格 | 日本未発売 |
1kgあたり | 日本未発売 |
第一原料 | 大豆ミール |
生産国 | インド |
メーカー | インド |
販売元 | 日本未発売 |

日本未発売のインドのキャットフードをご紹介します。今回はAvant Furst(アヴァント・ファースト)です。
2025年3月にできたばかりなので、日本でもほとんど情報はないと思います。(Avant Furst 公式サイト)
原材料からの考察

原材料を見ると、第一原料が大豆ミールで、トウモロコシやキャッサバ、小麦ふすま、コーングルテンミールなど多い割合で植物由来の原材料が多い印象です。
動物性たんぱく質が主原料でない点や、グレインフリーでない点、家禽ミールが入っている点が気になります。


キャットパラタント(cat palatant)とは嗜好剤の一種で、猫がキャットフードを好んで食べるようにするための風味強化成分です。
透明性の高いメーカーでは「チキンレバー香味料」や「加水分解チキンタンパク」など具体名で記載することが多いですが、「palatant」とだけ書かれている場合は具体的に何が使われているかは不明です。
メーカーによって品質差があるので、他の原材料とのバランスを見ながら判断するのがよいですね。


βグルカンはきのこ類や酵母に含まれる多糖類で、猫の免疫力をサポートする効果が期待されています。
クランベリーエキスも良い働きをします。尿路ケアを目的に加えられていることが多く、膀胱内の細菌の付着を防ぎやすくすると言われています。
海洋魚油もオメガ3脂肪酸が含まれているでしょう。

Ocean Fish キャットフードの成分表
保証分析値 | 粗タンパク質 | 最低30.00% |
粗脂肪 | 最低10.00% | |
粗繊維 | 最大5.00% | |
水分 | 最大10.00% |



2025年3月に発売




Avanti Feedsはこれまでエビなどの養殖飼料で世界的な実績がありまして、そのノウハウを活かしてペット分野にも本格進出したんです。
今回のAvant Furstでは、猫の健康を軸に、高タンパク・オメガ脂肪酸配合のレシピや、抗酸化サポート成分を含んだ製品が展開されています。
将来的には猫・犬用製品ラインの拡充へ
現在は子猫用、成猫用のドライフードのみですが、2025年末までに猫と犬向けのドライ・ウェット・トリート(スナック)ラインを追加展開の予定と発表しています。
また、Avanti Pet Care(Avanti Feedsの子会社)が、インド・ハイデラバードにおいて最新設備を備えたペットフード工場の建設を予定しています。
さらに、Avanti Pet Careは「ペット業界で世界的名声を博すことを目指す」としています。このことから、現時点ではインド国内のみの販売ですが、将来的に日本を含め海外へ輸出する余地は十分に考えられます。
参考:Avanti Group enters pet space with cat food launch
まとめ
- エビの養殖飼料で世界的な実績があるAvanti Feeds
- 2025年3月に設立されたばかりのペットフードブランド
- 原材料は植物性原料が多い
- 家禽ミールなど気になる原材料が含まれている
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