ペトコトフーズ(PETOKOTOFOODS For CATS)の口コミ評価、評判、おすすめ商品を徹底解剖!

ペトコトフーズ 猫用 キャットフード
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鈴木さん

2023年4月に販売を開始したペトコトフーズ(PETOKOTOFOODS For CATS)。

これまで主食として食べられるフレッシュフードの生産は不可能と言われてきた中、総合栄養食のフレッシュフードの開発を実現した最初の企業です。

猫用がついに発売されたということで内容が気になりますね!

2023年4月にペトコトフーズから猫用フレッシュフードが登場

猫田
犬用フレッシュフードのパイオニアのPETOKOTOFOODS(ペトコトフーズ)から2023年春に猫用フレッシュフードの販売が開始されました。
鈴木さん
まだ販売開始ほやほやですね!ペトコトはもともと犬用から始まったんですよね。そんな企業なんでしょうか?
猫田

猫用のフレッシュフードはまだ販売開始して間もないですが、2019年からフレッシュフードの犬用総合栄養食を販売してきたペトコトフーズは、慈善事業やコラボ提携、イベントなどのオープンな活動にも非常に積極的で、ペットフード業界をリードするような企業と言えます。

2022年7月からキャットフードの開発プロジェクトが本格的に動き出し、212匹の猫を公募してアンケートや味見の協力を仰ぎながら現在のフードが開発されました。チキンとフィッシュの2種類があり、いずれも総合栄養食なので猫の主食として与えることができます。

CHICKEN チキン 総合栄養食

穀物グレインフリー
ポイント212匹の猫に味見・アンケート
犬用フレッシュフードのパイオニア企業が開発
第一原料国産鶏肉
実売価格<定期>
8,080円/12パック
(税・送料込)
<単品>
猫用はまだなし
送料送料:全国一律880円
生産国日本
メーカー日本
販売元株式会社PETOKOTO
(元株式会社シロップ)

原材料からの考察

国産鶏肉(56%)、国産卵(15%)、国産さつまいも(12%)、国産小松菜(6%)、すりごま(3%)、フィッシュオイル(1.9%)、亜麻仁オイル(1.9%)、タウリン、ミネラルブレンド(カルシウム、ナトリウム、リン、マグネシウム、カリウム、鉄、亜鉛、銅、ヨウ素、セレン、コリン)、ビタミンブレンド(B1、B2、B12、D、E、A、K、葉酸)
猫田
国産鶏肉がメイン原材料として56%も含まれ、卵やフィッシュオイルなどの動物原料を使用した、高タンパクなレシピとなっています。炭水化物源として低GI食材のサツマイモを使用することで、肥満や血糖値にも配慮しています。
鈴木さん
猫の尿路結石を構成するシュウ酸が気になるところですが、ほうれん草に似ている小松菜はどうなんでしょうか?
猫田
小松菜はほうれん草に似ていますが、ほうれん草やブロッコリー、キャベツなどと比べても小松菜のシュウ酸含有量は低いです。
鈴木さん
なるほど。他に気になるところやポイントはありますか?
猫田
ゴマリグナンと呼ばれる「セサミン」が豊富なすりごまを使用していますね。セサミンには抗酸化作用があり、またゴマに豊富なオメガ6には血中コレステロールを低下させたり脳の働きを活発したりと様々な効果があります。

成分

保証分析値(フレッシュフード状態)栄養成分値(乾物状態*)
たんぱく質13.4%以上たんぱく質41.1%以上
脂質8.6%以上脂質26.4%以上
粗繊維1.0%以下炭水化物19.0%以下
灰分4.4%以下粗繊維3.1%以下
水分67.4%以下水分0%
100g中のカロリー156kcalカルシウム1.8%
リン1.6%
ナトリウム1.7%
カリウム2.8%
マグネシウム0.26%
オメガ-3脂肪酸4.6%
オメガ-6脂肪酸4.6%
ビタミンE249IU/kg
タウリン0.4%
鈴木さん
成分表についてはどうでしょうか。
猫田

まず、上記の表を見てもわかるとおり、保証分析値と乾物状態の計算値の2つの表があります。フレッシュフードやウェットフードの場合は水分量が多くなるので実測値だけではやや比較しにくいのですが、ペトコトでは乾物状態の計算値もあるので、イメージしやすいですね(比較をする私たちにとってもありがたいです)。

成分については鶏肉が半分以上を占めることもあり、タンパク質の割合が高く、脂質もしっかり含まれています。オメガ6とオメガ3が同量で1:1という点は気になるところですが(一般的な適正比率はω6:ω3=5~10:1)、また、カルシウム、リン、マグネシウムの比率は、カルシウムに対してリンとマグネシウムの比率がやや多めとなっていますが概ね適正比率に近いと言えます。

FISH フィッシュ 総合栄養食

ペトコトフーズ 猫 キャット

原材料からの考察

国産カツオ(57%)、国産卵(20%)、国産さつまいも(8%)、国産小松菜(5.6%)、すりごま(2.8%)、亜麻仁オイル(2.8%)、タウリン、ミネラルブレンド(カルシウム、ナトリウム、リン、マグネシウム、カリウム、鉄、亜鉛、銅、ヨウ素、セレン、コリン)、ビタミンブレンド(B1、B2、B12、D、E、A、K、葉酸)
猫田
フィッシュではメインの原材料がカツオになっています。カツオがメインのフレッシュフードやドライフードは多くありませんが、カツオは猫が大好きなかつお節の原材料ということもあり、食いつきは期待できるのではないでしょうか。
鈴木さん
ウェットフードではよく見ますが、フレッシュフードでカツオはなかなか見ないですよね。他の原材料の種類は、上のチキンと似ていますね。

成分

保証分析値(フレッシュフード状態)栄養成分値(乾物状態*)
たんぱく質20%以上たんぱく質57.1%以上
脂質7.4%以上脂質21.1%以上
粗繊維0.3%以下炭水化物9.4%以下
灰分4.3%以下粗繊維0.9%以下
水分65%以下水分0%
100g中のカロリー160kcalカルシウム1.5%
リン1.5%
ナトリウム1.5%
カリウム2.6%
マグネシウム0.26%
オメガ-3脂肪酸4.9%
オメガ-6脂肪酸3.5%
ビタミンE49IU/kg
タウリン0.49%
鈴木さん
成分についてはチキンとフィッシュで違いますか?
猫田
原材料は非常に似ていましたが、成分は変わりましたね。まず主成分のタンパク質がチキンよりさらに多くなって20%になりました。フレッシュフードのタンパク質は10%程度のものが多い中、20%はかなり高タンパクと言えると思います。フィッシュオイルが含まれないためか、脂質は7.4%と控えめになっています。
鈴木さん
成分で気になる点はありますか?
猫田
魚がメインのフードに多いので仕方ないことですが、オメガ6とオメガ3の比率を見ると、オメガ3の方が多くなってしまっていますね。オメガ6とオメガ3の比率は皮膚被毛の健康維持に関係するので、気になるところです。
また、カルシウム、リン、マグネシウムの比率については、AAFCOの基準はもちろんクリアしていますが、一般的に適正と言われる比率とはややズレがあります。(カルシウム:リンが同量で1:1、マグネシウムもやや多め)。

まとめ

  • 2023年4月に販売開始
  • フレッシュフードのパイオニア企業が開発した猫用フレッシュフード
  • 212匹の猫に味見やアンケートを実施して開発
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一般社団法人ペットフード協会ペットフード販売士、キャットフード勉強会ディレクターとして、キャットフードに関する情報を提供しています。また、日本化粧品検定協会のコスメコンシェルジュ資格を有し、ペットフードだけでなく化粧品にも精通しています。販売時に必要な知識となる薬機法などについてもご紹介ができます。日本化粧品検定協会会員。