本日のテーマ

コストコで販売されているオリジナルブランドのカークランドから激安キャットフードが販売されています。あまりの安さに驚きですが、内容はどうでしょうか。
激安キャットフードの値段のカラクリはコストコの運営方法にあり


1kgあたり440円程度と非常に安いですね。しかし海外ではそれほど珍しい金額ではありませんよ。初めて見た時は目を疑いましたが、イギリスでも1kg1ポンドで販売されているキャットフードがあります。
でも日本でそのままの価格設定を持ってきているのは非常に珍しいですね。


コストコの運営方法にも大きなカラクリが隠されています。コストコは原価率が9割にも上り、ほとんどのものがほぼ原価で販売されています。
コストコは4,000円の年会費が年間の利益の半分以上(1,000億円以上)を占めているといわれ、年会費利益が販売利益を上回っています。つまり販売利益だけではとても利益が少なく、年会費があるからこそ原価近い販売が可能となっていることも覚えておきましょう。
カークランド メンテナンスキャット
穀物 | 玄米、白米 |
気になる原材料 | 玄米、白米 |
実売価格 | 11.34kg:4,998円 |
1kgあたり | 約440円 |
第一原料 | 鶏肉 |
生産国 | アメリカ |
メーカー | アメリカ |
販売元 | コストコ |

原材料からの考察


気になる点はチキンミール、玄米、白米でしょうか。AAFCO試験適合品なので、チキンミールは鶏肉をそのまま乾燥した乾燥鶏肉であることが予想されますが、値段からすると肉副産物である可能性もあります。
玄米、白米は消化ができないものというだけで、この価格の場合は大きな問題ではないと考えられます。


リンとカルシウムの配合量がわからない点です。泌尿器に心配のある猫は考えてみてもいいかもしれません。そしてこれだけの容量ですから、使い切る時間も気になるところです。日本は湿気の多い国なのでどうしてもカビが発生しやすくなります。ドライフード自体はそうそう腐るものではありませんが、虫がついたり、湿気を含んでしまえばカビの原因になります。
基本的には開封して1ヶ月程度で食べきれる分で購入していくのが、日本の環境ではいいように思います。
カークランド シグネチャー メンテナンスキャット チキン&ライス フォーミュラ 成分表
成分(保証分析値) | 粗たんぱく質 | 30.0%以上 |
粗脂質 | 20.0%以上 | |
粗繊維 | 3.0%以下 | |
粗灰分 | 8.0%以下 | |
水分 | 10.0%以下 | |
DHA | 0.05%以上 | |
マグネシウム | 0.1%以下 | |
セレニウム | 0.3mg/kg以上 | |
ビタミンE | 100IU/kg以上 | |
タウリン | 0.1%以上 | |
オメガ6脂肪酸 | 3.3%以上 | |
オメガ3脂肪酸 | 0.5%以上 | |
最低総乳酸菌 | 1,000,000CFU/453g以上 | |
エネルギー | 約400kcal/100g |
コストコで安いものはキャットフードだけではない



まとめ
- 穀物が多く配合されている
- 泌尿器が心配な猫は辞めておく
- 開封後短期間で使いきれるかが問題
- コストコだから安い

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コストコに行った時に売っていてあまりにも安かったので買いました。普通に食べてくれたんですが、量が多すぎて最後の方は全然食べなくなって捨てました…そこまで行くのに数か月かかったので、酸化してたのかも…フードはいいかもしれないけど小分けした方がいいと思います。
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