本日のテーマ

旧レガリエキャットフードをリニューアルして誕生した「犬猫生活キャットフード」。どんなところが変わったのか、原材料や成分、また販売元の会社などについても徹底解説してもらいたいと思います。
目次
<2021年>旧レガリエがリニューアルして誕生した「犬猫生活キャットフード」
旧レガリエ


2021年にリニューアルを行ったレガリレキャットフードは、犬猫生活キャットフードとして生まれ変わって再販売を開始しました!
旧レガリエからパッケージや名前も一新し、原材料やレシピも変更されました。
犬猫生活キャットフード販売にあたり設立された犬猫生活株式会社(旧オネストフード株式会社)
EC事業従事者による経験を生かしたキャットフード販売

犬猫生活株式会社は、もともとオイシックスなどで働いた経歴を持つ代表が立ち上げた会社です。ただペットへの知見、経験があるわけではなく、マーケティング力を基礎として高品質なものを低価格で販売できればというのが発端のようです。
犬猫生活株式会社は旧オネストフード株式会社で、犬猫生活キャットフードへのリニューアルを機に会社名も変更されていますが、代表(佐藤淳氏)は変わっていません。
犬猫生活(旧レガリエ)の製造工場

犬猫生活キャットフード(旧レガリエ)の製造工場であるレガ○○ファクトリーには私自身が以前問い合わせたことがあり、キャットフードを作る難しさなどを教えて頂きました。
やはり猫はなかなか食べてくれないそうで、どうやって作っていくか試行錯誤を繰り返し、それによる経験を元に1から開発していくということでした。これが相当に時間や手間がかかり、苦労するようです。ですがドッグフードは主力商品として扱っていて、作りやすいようですね。

犬猫生活キャットフード(旧レガリエ)
穀物 | グレインフリー |
ポイント | 牛肉、ココヤシ粉末、豚油かす、ごま油、トマト、乳清、脱脂粉乳といったあまり見かけない原材料 |
実売価格 | 旧:1.5kg:4,622円(税込) 新:1.5kg:7,128円(税込) |
1kgあたり | 旧:3,081円 新:4,752円 |
第一原料 | 生肉 |
生産国 | 日本 |
メーカー | 日本 |
販売元 | 犬猫生活キャットフード(旧オネストフード株式会社) |

犬猫生活キャットフード(旧レガリエ)は国内製造にこだわったキャットフードです。最近は当サイトでも提携しているロニーキャットフードを始め、海外産の流れでした。そんな中で一部国内製造のキャットフードも少しずつ出てきています。
日本国内ではエクストルーダーを持っている会社が少なく、しかもラインが全く空いていない状況ですので、現在新規で作るとすれば押し出し成形した後にゆっくり乾燥させるタイプのキャットフードになるかと思います。
犬猫生活キャットフード(旧レガリエ)を製造している工場ではこうした製法をうたっていますので、同一の製法かと思います。


日本は魚の価格が世界に比べるとまだ安い傾向にありますので、せっかく国内生産にするなら豊富なお魚を使うのはとてもいいなと思います。私も国内生産なら魚に目を向けたいですね。お肉は世界的にも国産肉は高いので順当かと思います。
原材料からの考察

生肉(鶏肉(日本)、牛肉(オーストラリアまたはアメリカ)、金沢港の旬の魚(日本)、豚レバー(日本))、イモ類(ジャガイモ(アメリカ)、サツマイモ(日本))、ヤシ粉末(フィリピン)、ひよこ豆(アメリカ)、カツオとマグロの魚粉(日本)、豚油かす(日本)、アルファルファ(アメリカ)、ひまわり油(日本)、リンゴ(日本)、トマト(日本)、鶏油(日本)、マグロオイル(日本)、乳清(日本)、脱脂粉乳(日本)、カルシウム粉末(日本)、アミノ酸類(タウリン、メチオニン、リジン)、クランベリー(アメリカ)、海藻(ノルウェー)、フラクトオリゴ糖(日本)、乳酸菌(日本)、ビタミン類(B1、B2、パントテン酸、B6、B12、ナイアシン、葉酸、ビタミンE、ビタミンK)、ミネラル類(亜鉛、銅)
生肉(鶏肉〈日本〉、牛肉〈ニュージーランド、 オーストラリア、日本〉、金沢港の朝獲れ魚(いわし、あじ、ほっけ、他(季節によって異なる))〈日本〉、鶏レバー〈日本〉)、イモ類(じゃがいも〈アメリカ又はヨーロッパ〉、さつまいも〈日本〉)、牛豚油かす〈日本〉、タピオカ澱粉〈タイ〉、ココヤシ粉末〈マレーシア〉、カツオとマグロの魚粉〈日本〉、ひよこ豆〈アメリカ〉、ひまわり油〈日本〉、アルファルファ〈フランス〉、ミネラル類(Ca、Zn、Cu)、ごま油〈日本〉、鶏脂〈日本〉、アミノ酸(メチオニン、リジン、タウリン)、りんご〈日本〉、トマト〈日本〉、ビタミン類(A、B1、B2、パントテン酸、B6、B12、ナイアシン、葉酸、E、K、コリン)、乳清〈日本〉、脱脂粉乳〈日本〉、マグロオイル〈日本〉、サイリウム(オオバコ)〈インド〉、クランベリー〈アメリカ〉、かぼちゃ〈日本〉、にんじん〈日本〉、ブロッコリー〈日本〉、酵母エキス〈日本〉、海草〈チリ〉、フラクトオリゴ糖〈日本〉、緑イ貝エキス粉末〈ニュージーランド〉、乳酸菌(蔵華乳酸菌、エンテロコッカスフェカリス菌、有胞子性乳酸菌)〈日本〉

犬猫生活キャットフード(旧レガリエ)は全体的にキャットフードにはあまり使わない原材料を多く使用しています。これは旧レシピも新レシピも共通しています。
最近のキャットフードでは珍しくなったとも言える牛肉をレガリエでは使用、またココヤシ粉末、レバー、豚油かす、ごま油、乳清、脱脂粉乳はあまり見かけない原材料です。


総合栄養食である場合、AAFCOなどで定められる値をクリアする必要があります。この方法は様々な方法がありますので、有毒でなければどの原材料を使っても問題はありませんね。日本で作るなら日本で手に入りやすいものを使うのは普通ですので、こうした毛色のキャットフードがあるというのもまたいいのではないでしょうか。
好き嫌いはあるかもしれませんが、よく見る原材料のものを全然食べないといった場合に試してみるのもいいかもしれません。
ただ、海外製造だと輸送などで高価になりがちなんて書かれていますが、犬猫生活キャットフード(旧レガリエ)は国産としては価格がかなり高い価格帯に属するので、お得感は少ないキャットフードかもしれません。

レガリエの時も成分表はかなり細かいところまで公表されましたが、リニューアル後は削除されました。
新しくなった犬猫生活キャットフードは栄養成分の詳細が公開されています。
製造工程からの推察

犬猫生活キャットフード(旧レガリエ)を制作している製造工場では無添加にこだわった製法で、押し出し成形を行い、1粒ずつ水分を飛ばす乾燥を行っています。こうした製法は乾燥に非常に時間がかかりますので手が込んでいると言えます。
小規模のラインで異物混入が少ないと予想できる
製造ラインでは一種類だけ作っているわけではないと思いますが、こうした小規模でラインの小さい工場では、他のフードが入ったりするという異物混入がほとんどないというメリットもあります。また、異物に対する日本人気質が生かされるという点もメリットかと思います。
反対に巨大施設では製造機器もとんでもない大きさで乾燥機に至っては地面から屋根の上まであり、その中を上下するといったシステムもあるため、ライン上から他粒などを完全に取り除くのが難しいケースも少なくありません。その分最先端の異物除去機などが導入されていますが、現在の技術では100%除去するのは難しいようです。まぁそうした意味では規模に関わらず異物混入は100%ではありませんが、異物に関しては大規模に比べれば小規模の方がメリットがあると言えるかもしれません。
少量から製造できる
また、小規模であるメリットとしては少量で作れるということも販売者からすると大きなメリットかと思います。海外の巨大工場ではオリジナルレシピの場合は10トン程度からということも普通のことです。梱包方法にもよりますが、10トンだとちょうどコンテナ一本に入りきるくらいです。
この点における販売者のメリットは、製造や保管コストなどいきなり大きな金額が掛からないので、販売体制を整えたりすることができ、それ以外にもお金を使っていけることではないでしょうか。
犬猫生活キャットフード(旧レガリエ) 成分表
成分(保証分析値) | レガリエ | 犬猫生活キャットフード | |
粗タンパク質 | 31% | 31%以上 | |
粗脂肪 | 15% | 15%以上 | |
粗繊維 | 3% | 3%以下 | |
粗灰分 | 9% | 9%以下 | |
水分 | 10% | 10%以下 | |
カロリー | 100gあたり | 372kcal | 373kcal |

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