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【日本未発売】
Scrumbles(スクランブルズ)のキャットフードの特徴や設立、商品やメーカー情報、今後の展望について解説します。







スクランブルズ チキンドライキャットフード
穀物 | グレインフリー |
ポイント | ・プロバイオティクス配合で消化器ケアに注力 ・第三者認証取得、環境・健康重視の製品 |
実売価格 | 750g:£7.50 2.5kg:£22.00 5kg:£42.00 10kg:£80.00 |
1kgあたり | £8.00~ |
第一原料 | チキン |
生産国 | イギリス |
メーカー | Scrumbles社 |
販売元 | 日本未発売 |
公式サイト | スクランブルズ公式サイト |
原材料からの考察
鶏肉 75%(乾燥鶏肉 38%、新鮮鶏肉 26%、鶏脂 8%、鶏ガラスープ 3%)、米 18.5%、乾燥アルファルファ 2.5%、サーモンオイル 1.5%、ビタミン & ミネラル、乾燥クランベリー0.4%、乾燥ニンジン 0.07%、ユッカ (プレバイオティクス) 0.015%、乾燥スペアミント
ビタミン:ビタミンA 24,000iu、ビタミンD3 1,200iu、ビタミンE(アルファトコフェロール)150mg、タウリン1500mg。
微量元素:亜鉛(酸化亜鉛)60mg、鉄(硫酸鉄(II)一水和物)60mg、マンガン(タンパク質加水分解物のマンガンキレート)50mg、(タンパク質加水分解物の銅(II)キレート)8mg、ヨウ素(無水ヨウ素酸カルシウム)1mg、ポストバイオティクス:セレン(セレン化酵母サッカロミセス・セレビシエCNCM I-3060、不活性化)0.1mg。
技術的添加物:腸内フローラ安定剤:プロバイオティクス:Enterococcus Faecium 4b1707(DSM 10663、NCIMB 10415、1 x 109cfu)
抗酸化物質:天然混合トコフェロール、ローズマリーエキス










その点も良い選択だと思います。保存料の質はキャットフード選びで意外と見落とされがちですが、トコフェロールやローズマリーといった天然の抗酸化物質を使っているのは大きな安心材料です。
総合的に見て、スクランブルキャットフードは動物性たんぱくの割合、オイルの質、腸内環境への配慮、タウリンやビタミン類の配合、そして添加物の安全性などを総合すると、かなり高評価のキャットフードです。
ただ、炭水化物を控えたい場合や、穀物完全フリーにこだわる場合は選択肢の一つとして比較検討しても良いかと思います。

スクランブルズ キャットフードの成分表
保証分析値 | タンパク質 | 40% |
脂肪含有量 | 18% | |
ファイバ | 1.5% | |
無機物 | 8.5% | |
オメガ3 | 0.9% | |
オメガ6 | 4.9% | |
リン | 1.4% | |
カルシウム | 1.7% | |
カロリー | 427kcal/100g |
詳細表示は信頼性が高い
詳細な原材料・栄養成分・微量元素・添加物までしっかり開示しているメーカーは、一般的に「信頼性が高い」と評価される傾向があります。
下記の観点からも、スクランブルズは比較的信頼できるメーカーと言えます。
原材料と含有量の詳細表示
鶏肉75%(内訳:乾燥鶏肉38%、新鮮鶏肉26%、鶏脂8%、鶏ガラスープ3%)や、タウリンやビタミン、亜鉛などの細かい配合量まで記載しているのは、透明性の高さの表れです。一般的なペットフードメーカーは「チキン・米・オイル」程度で終えることも多く、ここまで明確にしているのは高評価と言えます。
プロバイオティクスの菌種名・菌数まで表示
「Enterococcus faecium(1×10⁹cfu)」など、菌の種類・生菌数を開示しているのは、機能性を重視している証拠です。
B Corp認証取得企業であること
スクランブルズはB Corp(ビー・コープ)認証を取得しています。B Corp認証とは、社会・環境への配慮、透明性、説明責任などの基準を満たす企業に与えられる国際的な認証のことで、多方面での企業責任が評価されています。
自社ブランドでの製造管理とパッケージの環境対応
リサイクル可能なパッケージ材を採用しています。
ドライフードはスーパーのプラスチック袋回収に出せる仕様、ウェットフードはFSC認証紙スリーブやスチール缶などを使用し、100%リサイクル可能です。
スクランブルズキャットフード日本での販売は?
スクランブルズキャットフードは、イギリスを中心にAmazon UKなどで広く販売されています。将来的にはグローバル展開の可能性はあるものの、現時点において日本国内での正規販売や公式代理店の展開はありません。
まとめ
- 動物性たんぱく質が豊富で、猫本来の食性に適した高たんぱく設計
- 腸内環境への配慮が充実(プロ・プレ・ポストバイオティクス配合)
- 炭水化物源として米18.5%を使用し、やや高めの含有量が懸念点
- ビタミン・ミネラルの配合が明確で、FEDIAF基準に準拠した総合栄養食
- イギリス発の信頼性あるブランドだが、日本での正規販売は現時点で未展開
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