Scrumbles(スクランブルズ)口コミ評価、評判、おすすめ商品を徹底解剖

Scrumbles(スクランブルズ)口コミ評価、評判、おすすめ商品を徹底解剖
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本日のテーマ

古川さん

【日本未発売】

Scrumbles(スクランブルズ)のキャットフードの特徴や設立、商品やメーカー情報、今後の展望について解説します。

古川さん
最近、うちの猫の便が少し柔らかくて…消化に良いキャットフードを探してたんですけど、“スクランブルズ”ってどうなんでしょうか?
猫田
スクランブルズはイギリス発のキャットフードブランドで、腸内環境を整えるためにプロバイオティクスが加えられているのが特徴です。しかも、人工添加物やグレイン(穀物)も不使用ですよ。
古川さん
うちの子、ちょっとお腹がデリケートでして…。でも食いつきが悪いキャットフードもあって悩ましくて。
猫田
スクランブルズはチキンなど動物性たんぱく質をメインにしていて、食いつきも比較的良いと評判です。さらに、“スリッパリーエルム”という整腸成分も使っていて、自然由来の消化サポートもありますよ。
古川さん
へえ、スリッパリーエルムって初めて聞きました。でも、グレインフリーって逆に炭水化物が多かったりすることもあるって聞きますが…?
猫田
確かに炭水化物の割合もチェックすべきですが、スクランブルズは低炭水化物で設計されています。FEDIAFというヨーロッパの栄養基準にも適合しているので、栄養バランスは安心できますよ。
古川さん
それなら一度試してみようかな。便の様子も見ながら、腸にやさしいっていう点はすごく魅力的ですね。

スクランブルズ チキンドライキャットフード

穀物グレインフリー
ポイント・プロバイオティクス配合で消化器ケアに注力
・第三者認証取得、環境・健康重視の製品
実売価格750g:£7.50
2.5kg:£22.00
5kg:£42.00
10kg:£80.00
1kgあたり£8.00~
第一原料チキン
生産国イギリス
メーカーScrumbles社
販売元日本未発売
公式サイトスクランブルズ公式サイト

原材料からの考察

鶏肉 75%(乾燥鶏肉 38%、新鮮鶏肉 26%、鶏脂 8%、鶏ガラスープ 3%)米 18.5%、乾燥アルファルファ 2.5%、サーモンオイル 1.5%、ビタミン & ミネラル、乾燥クランベリー0.4%、乾燥ニンジン 0.07%、ユッカ (プレバイオティクス) 0.015%、乾燥スペアミント

ビタミン:ビタミンA 24,000iu、ビタミンD3 1,200iu、ビタミンE(アルファトコフェロール)150mg、タウリン1500mg。

微量元素:亜鉛(酸化亜鉛)60mg、鉄(硫酸鉄(II)一水和物)60mg、マンガン(タンパク質加水分解物のマンガンキレート)50mg、(タンパク質加水分解物の銅(II)キレート)8mg、ヨウ素(無水ヨウ素酸カルシウム)1mg、ポストバイオティクス:セレン(セレン化酵母サッカロミセス・セレビシエCNCM I-3060、不活性化)0.1mg。

技術的添加物:腸内フローラ安定剤:プロバイオティクス:Enterococcus Faecium 4b1707(DSM 10663、NCIMB 10415、1 x 109cfu)

抗酸化物質:天然混合トコフェロール、ローズマリーエキス

古川さん
鶏肉が75%ってすごいですね。
猫田
はい、動物性たんぱく質が主軸なのは間違いないですね。猫は肉食動物なので、植物性のたんぱく源に頼らないキャットフードは評価が高いです。
古川さん
でも、米が18.5%ってちょっと多く感じたんですけど…大丈夫でしょうか?
猫田
そこはやや評価が分かれるところです。米は小麦などに比べてアレルゲン性も低く、消化もしやすい穀物ですが、それでも18%台は少し高めです。運動量の少ない猫や肥満傾向のある子には注意が必要ですね。
古川さん
アルファルファについても教えてください。
猫田
アルファルファは植物性のたんぱく源で、繊維や微量栄養素が含まれています。便の調整などに役立つこともありますが、割合が多すぎると消化の妨げになることもあるので2.5%程度であれば許容範囲ですね。
古川さん
じゃあ、お腹が弱い子には不向きだったりしますか?
猫田
いえ、むしろその逆です。スクランブルズはプロバイオティクス(エンテロコッカス・フェシウム)が加えられていて、ユッカによるプレバイオティクス、さらにポストバイオティクスまで入っている。三段構えで腸内環境を整える設計なので、下痢や便臭に悩む猫には相性がいいですよ。
古川さん
それは心強いですね。あと気になったのが、抗酸化剤が“天然トコフェロール”と“ローズマリーエキス”になってて安心しました。合成の保存料は避けたかったので…。
猫田

その点も良い選択だと思います。保存料の質はキャットフード選びで意外と見落とされがちですが、トコフェロールやローズマリーといった天然の抗酸化物質を使っているのは大きな安心材料です。

総合的に見て、スクランブルキャットフードは動物性たんぱくの割合、オイルの質、腸内環境への配慮、タウリンやビタミン類の配合、そして添加物の安全性などを総合すると、かなり高評価のキャットフードです。

ただ、炭水化物を控えたい場合や、穀物完全フリーにこだわる場合は選択肢の一つとして比較検討しても良いかと思います。

古川さん
なるほど。一度試してみて、体調と便の様子を見ながら続けてみるのが良さそうですね。

スクランブルズ キャットフードの成分表

保証分析値タンパク質40%
脂肪含有量18%
ファイバ1.5%
無機物8.5%
オメガ30.9%
オメガ64.9%
リン1.4%
カルシウム1.7%
カロリー427kcal/100g

詳細表示は信頼性が高い

詳細な原材料・栄養成分・微量元素・添加物までしっかり開示しているメーカーは、一般的に「信頼性が高い」と評価される傾向があります。

下記の観点からも、スクランブルズは比較的信頼できるメーカーと言えます。

原材料と含有量の詳細表示

鶏肉75%(内訳:乾燥鶏肉38%、新鮮鶏肉26%、鶏脂8%、鶏ガラスープ3%)や、タウリンやビタミン、亜鉛などの細かい配合量まで記載しているのは、透明性の高さの表れです。一般的なペットフードメーカーは「チキン・米・オイル」程度で終えることも多く、ここまで明確にしているのは高評価と言えます

プロバイオティクスの菌種名・菌数まで表示

「Enterococcus faecium(1×10⁹cfu)」など、菌の種類・生菌数を開示しているのは、機能性を重視している証拠です。

B Corp認証取得企業であること

スクランブルズはB Corp(ビー・コープ)認証を取得しています。B Corp認証とは、社会・環境への配慮、透明性、説明責任などの基準を満たす企業に与えられる国際的な認証のことで、多方面での企業責任が評価されています。

自社ブランドでの製造管理とパッケージの環境対応

リサイクル可能なパッケージ材を採用しています。

ドライフードはスーパーのプラスチック袋回収に出せる仕様、ウェットフードはFSC認証紙スリーブやスチール缶などを使用し、100%リサイクル可能です。

スクランブルズキャットフード日本での販売は?

スクランブルズキャットフードは、イギリスを中心にAmazon UKなどで広く販売されています。将来的にはグローバル展開の可能性はあるものの、現時点において日本国内での正規販売や公式代理店の展開はありません

まとめ

  • 動物性たんぱく質が豊富で、猫本来の食性に適した高たんぱく設計
  • 腸内環境への配慮が充実(プロ・プレ・ポストバイオティクス配合)
  • 炭水化物源として米18.5%を使用し、やや高めの含有量が懸念点
  • ビタミン・ミネラルの配合が明確で、FEDIAF基準に準拠した総合栄養食
  • イギリス発の信頼性あるブランドだが、日本での正規販売は現時点で未展開

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ABOUTこの記事をかいた人

古川菜々

帝京科学大学アニマルサイエンス学科卒業。愛玩動物飼養管理士2級、ペットセラピスト、ペット看護士の資格を取得。キャットフード勉強会ディレクターとして、猫ちゃんの栄養や病気、生態、キャットフードなどの情報を提供しています。猫ちゃんの魅力を発信し、飼い主さんの悩みや不安を解決することで、猫ちゃんと飼い主さんの幸せのお手伝いになれれば嬉しいです。