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レティシアンオリジナル魚系グレインフリーレシピのモグニャン
モグニャンは、海外キャットフードの輸入販売を行う株式会社レティシアンのオリジナルレシピの白身魚系グレインフリーキャットフードで、2016年から販売を開始しています。
原産国と工場は、輸入販売を行っているカナガンと同様、イギリスにあるGA社の製造工場で製造しているようですね。
キャットフード勉強会の口コミレビュー評価
子猫も食べやすい小粒サイズ
ギブル(粒)サイズですが、初見はかなり小粒です。最長7mmですが、細長い円柱のような形なので7mmより小さく感じました。全年齢対応とするために子猫に合わせて小さくしたのかもしれませんね。
生臭い?魚特有の香ばしい香り
個人的には「臭い」という嫌な感覚ではありませんでしたが、主原料が違うので肉原料のキャットフードに比べて魚独特の魚臭さを感じる方もいるかもしれません。猫や飼い主さんの好みや感覚の違いもあるかと思いますが、国産の和な出汁っぽい匂いではありませんね。
肉が主原料のものとはだいぶ香りが違ってくるので、今まで肉系キャットフードばかり食べていた猫は始めモグニャンを食べてくれなかったりすることもあるかもしれません。
食いつきはまあまあ良好!
すきずきってことですかね。うちの猫はよく食べてくれましたが、ちょっと物足りないという顔をしていました(笑)
体調の変化は軽い下痢を1回したくらいで他に体調が悪くなったりすることはありませんでしたが、体質的にうちの猫は肉系キャットフードが合っているのかもしれません。
食いつきはやはり猫によって違うかと思うので、食べるかどうか確かめるにはモグニャンのサンプルやモニターを試すのは良い方法かと思います。
1.5kg通常サイズは楽天やAmazonなどの通販サイトからも購入できますが、100円モニターはモグニャン公式サイトからのみの販売のようです。
【安い!】モグニャンが100円で試せるサンプルモニター応募方法
本当に100円ぽっきりで試せました 100円モニターキャンペーン終了
私もモニター募集で100円でモグニャンキャットフードのサンプル商品を注文できました。ただ常に販売があるわけではないようです。
100円モニター募集のサイトから公式サイトに進んでいくと「特典を受ける」という選択がありますが、これを選択すると1.5kgのキャットフードの定期コースの申込(仮予約)が必要になってしまうので、試すだけ試したいという人は「特典を受けない」を選ぶと100円だけの支払いでサンプルが購入できますよ。
こういうサンプルだと自動的に定期に繋がれたりすることも多いですが、今回わたしが買ったときは普通に1回ぽっきりでこの量が試せましたよ。100円サンプルは量が50gで大体2食~1日分くらい。食べるかどうかのお試しには最適かと思います。賞味期限は未開封の状態で1年あったので、賞味期限がギリギリというわけでもありませんでした。
「モグニャン 100円モニター」と検索したら出てきました。先月検索したら購入画面に進めましたが、今は購入サイトに飛べないので、100円モニターの実施は時期によるみたいですね。
しかしこの送料もかからなくて本当に100円はすごいですね。インパクト大で宣伝効果も大きいと思います。
【新旧レシピ比較】2021年1月 モグニャンキャットフードレシピがリニューアル
穀物 | グレインフリー |
ポイント | 白身魚63% |
実売価格 | 3,960円/1.5kg |
1kgあたり | 約2,640円 |
第一原料 | 白身魚 |
配送業者 | 佐川急便 |
送料 | 全国一律640円(税抜) |
生産国 | イギリス |
メーカー | 日本 |
販売元 | 株式会社レティシアン |
レシピをより良くするための企業努力ともとれますが、原材料や成分があまりコロコロ変わり過ぎると、いままで食べてくれていた猫が食べなくなってしまったり、相性が悪くなってしまう可能性もあるので、ユーザーとしてここまで頻繁に変更されるのは賛否があるかと思います。
原材料からの考察
元レシピ:白身魚63%、サツマイモ、エンドウ豆、サーモンオイル、ひよこ豆、レンズ豆、ヒマワリオイル、フィッシュスープ、ミネラル類(硫酸第一鉄水和物、硫酸亜鉛一水和物、硫酸マンガン一水和物、硫酸銅(II)五水和物、亜セレン酸ナトリウム)、ビタミン類(ビタミンA、ビタミンD、ビタミンE)、ビール酵母、オリーブオイル、アマニ、 アルファルファ、バナナ、リンゴ、クランベリー、カボチャ、セイヨウタンポポ
2019年リニューアルレシピ:白身魚63%、サツマイモ、豆、サーモンオイル、ひよこ豆、レンズ豆、ヒマワリオイル、フィッシュスープ、ミネラル、ビタミン、ビール酵母、オリーブオイル、アマニ、アルファルファ、バナナ、リンゴ、クランベリー、カボチャ、ダンデライオン
<新旧レシピの原材料の違い>
いえ、今回の2021年1月に行われたリニューアルでは、メイン以外の原材料がしっかり変わっています。ざっくりと以下の点が変わりました。
- 白身魚が2%増えた
- タピオカやジャガイモなど芋類が増えた
- セルロース(不溶性食物繊維)が加わった
- 腸内環境を整える乳酸菌やオリゴ糖が配合
不溶性食物繊維のセルロースも含まれていますね。
あくまで私の個人的な予想ですが、モグニャンは切り替え時に軟便や下痢、血便などの口コミが他のキャットフードより多い印象があったので、低評価のマイナス面を改善するために、下痢や軟便対策として、うんちを固めて便量を増やすセルロースが使用されたのではないでしょうか。
<たっぷり65%を占める白身魚>
白身魚は脂質が少なくてヘルシーで、あっさりとした淡泊な味が特徴です。アレルゲンにもなりにくく、全体の原材料を見てもシンプルなレシピなのでアレルギー対策も意識したキャットフードなのかもしれません。
ただどの魚が配合されているか特定できないのでいざアレルゲンが出た時には特定のために検査が必要になりますね。
<芋や豆を使用したグレインフリーレシピ>
旧レシピのサツマイモは低GI食材で血糖値が上がりにくいので高評価でしたが、今回のリニューアルでタピオカやジャガイモなどが多く配合されるようになりました。
サツマイモは低GIですが高カロリーなので、低カロリーなジャガイモやタピオカを配合したのかもしれません。セルロースもプラスされるので、満腹感は十分に得られそうです。
成分
2019年2月、2021年1月にレシピをリニューアルしていますが、成分はどうように変わっているのか
成分(保証分析値) | 元 | 2019年版 | 2021年版 | 最新版 | |
粗たんぱく質 | 30% | 30% | 30% | 27%以上 | |
粗脂質 | 16% | 16% | 13% | 11%以上 | |
粗繊維 | 3% | 3.5% | 3.5% | 5.25%以下 | |
粗灰分 | 6% | 8% | 8.5% | 9.5%以下 | |
水分 | 7% | 7% | 4% | 5%以下 | |
オメガ6脂肪酸 | 2.95% | 1% | 1.3% | 1.3% | |
オメガ3脂肪酸 | 2.08% | 2.1% | 2.5% | 2.5% | |
カルシウム | 1.3% | 1.3% | |||
リン | 1.1% | 1.1% | |||
NFE(炭水化物等) | 41% | 41% | |||
エネルギー | 374kcal/100g | 365kcal/100g | 379kcal/100g | 379kcal |
タンパク質量は控えめですが、カルシウムやリンの配合量は多め
モグニャンの旧レシピまでは細かいミネラルの記載はありませんでした。タンパク質が控えめになっているので、腎臓病の猫や老猫のキャットフードを探している方から、カルシウムやリン、マグネシウムなどの成分について質問をいただくことが多かったですが、今回リニューアルを機にカルシウム、リンの値が記載されるようになりました。
水分がたった4%!モグニャンの新レシピの水分の少なさに驚き
今回の変更で最も驚いたのは、モグニャン新レシピの水分がたった4%しかなかったことです。以前のレシピでも7%と他のフードより低くはありましたが、ここまでカラカラなキャットフードはほとんど見ません。
モグニャン購入者のリアルなネット口コミや評判
口コミ数が非常に多い、低評価も目立つ
モグニャンはそもそもの購入者数が多いため口コミ数自体も非常に多いですが低評価の口コミも目立ちます。高評価も多いですが、購入者側からするとやはり低評価に目が行くので、トップレビューや閲覧数が多い口コミは低評価の口コミになりがちという印象です。低評価の口コミで多いのは、体調の変化や糞尿に関する口コミです。
- 血尿が出た
- 水を飲む量が増えた
- おしっこの量が増えた
- 下痢、軟便になった
モグニャンに限らずキャットフードの切り替え時にはよくある症状ですが、モグニャンはカナガンや他のキャットフードに比べて低評価の口コミの割合が多いかもしれませんね。腎臓や尿路疾患の猫を飼われている方は慎重になっている方も多いかもしれません。
保存性とジッパーの気密性について
保存性に関わるパッケージのジッパーに関しては、密封できるタイプの方がいいと私は考えています。
イギリスの袋製造工場担当者に日本好きで日本にも少し住んでいた人がいて話し合ったのですが、モグニャンやジャガーに使われているマジックテープ型の封は、欧州などでは全く問題ありませんが、完全密封ではないので湿気の多い日本の気候には適していないかもしれません。
アフィリエイトやネット広告の「怪しい」というイメージ
モグニャンが怪しいと言われる理由
レティシアンはモグニャンの開発販売前からカナガンやジャガーなどを輸入販売していますが、販売の仕方がアフィリエイトに頼った売り方だったため「怪しい」「ステマ」「ズルをしている」と言われることが多くなりました。また、通販サイトのみで販売してペットショップや店舗で全く見ることがないことも怪しいと感じる要因になっているかと思います。
モグニャンも同じようにアフィリエイトや広告でネットでの認知度は高いですが、アフィリエイト嫌いのアンチに目を付けられやすくなったのではないでしょうか。
代表が顔出しやCM広告などオープンな企業
怪しさの観点から言えば、代表取締役が顔出しをしている数少ない企業の一つで、ドッグフードのモグワンはCM広告をうつなどしてるところを見ても、かなりオープンな会社だと思いますよ。最後の最新情報ではシー・コネクトへの提訴問題について触れていますが、後ろ暗い企業ではこのような提訴もできないできないのではないでしょうか。
グループ会社の「株式会社オーダーチーズ」のHPには、レティシアンはペット事業部として記載されています。もともとワインやチーズの会社でしたが、ペットフード輸入を始めるにあたりペット事業部として株式会社レティシアンができたのではないかと推測します。
<追記情報>モグニャンや株式会社レティシアンに関する最新追記ニュース
<平成30年8月10日>モグワンに異物混入
平成30年8月10日付けモグワンで青い粉末状の塗料混入がありました。
モグニャンも同じ工場です。ドッグフードとキャットフードが同ラインで製造されているかなどはわかりません。公式サイトでは「弊社取扱の他商品については問題ございませんので、ご安心いただけますようお願い申し上げます。」とアナウンスされています。
<令和1年7月8日>レティシアンからシー・コネクトを提訴
令和1年7月8日、株式会社レティシアンが、GRANDS(グランツ)キャットフードを販売する株式会社シー・コネクトを提訴したことを発表しました。
シー・コネクトが販売するGRANDS(グランツ)キャットフードの広告表現が、レティシアンのオリジナルフード、モグニャンの広告に類似しているとして、著作権侵害行為の差し止めと損害賠償の支払いを要求しています。
なおモグニャンキャットフードの販売開始は2016年、グランツキャットフードは2年後の2018年です。
グランツを販売するシー・コネクトは著作権侵害や盗作している認識はないと回答しています。
ちなみにレティシアンからシー・コネクトに対して通告などは行われていません。双方の代表は知人関係ということもあり、今後どうなるか結末が気になるところですね。
<令和1年10月18日>シーコネクトからレティシアンを訴訟提起
最新情報が入ってきました。令和1年10月18日、今度はグランツを販売するシー・コネクトから株式会社レティシアンに対して妨害行為を理由として、損害賠償請求訴訟を提起しました。
著作権侵害の事実も否定しておりシー・コネクトは「毅然とした態度で臨んでまいります」と戦う気まんまんなコメントを発表しています。(引用元:株式会社レティシアンに対する訴訟提起について – シー・コネクト)
まとめ
- カナガンと同じイギリスGA社で製造
- 貴重な魚系グレインフリーキャットフード
- 小粒で子猫も食べやすいサイズ
- アレルゲンになりにくい白身魚が主原料
- ミネラル量が多くなった
- 公開されている情報が少なくまだ不明な点が多い
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以前友人に分けてもらったモグニャンを与えた時は全く見向きもせず食べませんでしたが、今回レシピが変わった?あとに購入して再度与えてみたところ、ちょこちょこですが食べるようになり、今2袋目を与え始めているところです。やはりグレイン入りのものよりも調子が良いみたいで再度挑戦してよかったです。ただここにもあるように頻繁にレシピが変えられてしまうと、またたべなくなるかもしれないので今回限りで勘弁してほしいですね
猫にいい栄養が入っているかどうかは知らないがうちの猫は見向きもしない。その上100円の振り込みをするのに郵便局で252円の手数料をとられた。二度と買わない。
悪い口コミが多いですが、うちでは体調も悪くなったりしていませんし、毎日美味しそうに食べています。愛用しているフードが絶賛もしくはボロカスに言われていることが多いので複雑ですが、フード自体は気に入っているので、続けようと思います。
100円だと言うから購入してしまいました。送られて来た用紙にはバーコードがなくてコンビニでは支払い出来ず銀行から振り込み206円の手数料を取られ、暑い中わざわざ銀行に行き306円かかったのかと思うと損した気分でいっぱいです。
与えてすぐに軟便になってしまったため様子を見ながら混ぜて与えていましたが、うちの子にはどうしても合わなかったようで、半分以上破棄しました。残念です。
当初、ペットショップおすすめのロイカナからの切り替えの頃はよく食べていましたが、ロニーとの併用をしだしてからは、足らない分仕方なく食べてる感じかな?今月待望の、エリザベスキャットフード(魚系カロリー低め)が発売されたので、到着次第切り替える予定。
「はやく!はやく食べたい!」とすごい勢いでくっついてきます!こんなにおねだりしてくれたのは久しぶりです!!!!リピートします!!!
モグニャンは半年前くらいまで1年くらい続けていたキャットフードで、猫たちの食いつきもとても良かった。ただカナガンやロニー、ジャガー、AATUなどを与えてからはモグニャンには見向きもしなくなった。おまいら…結局なびくのは肉なんだな…
すっごい食べる…!ママ猫もお魚大好きでよく食べてたからかな。
Amazonのレビューを見ると低評価が多いですが、うちの子はよく食べますし、いたって健康です。低評価を見ると、キャットフードをきりかえるときによくある症状が多かったので、モグニャンが特別悪いというわけではない気がしました。よく食べてよく運動するし、モグニャンに変えてよかったと思います。
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