本日のテーマ

1995年にすでにグレインフリーフードを開発していたというカナダ産のファーストメイト。
今回はそんなファーストメイトのキャットフードについて見て猫田さんに解説してもらいたいと思います。
ファーストメイトのキャットフード
ファーストメイトの歴史
ファーストメイトは創業者であるマイケル・フローリアンのサーモン養殖業の番犬として飼われていた犬たちのためにつくったドッグフードから始まりました。
サーモン養殖業の番犬として飼われていた犬たちは、マイケルが作るサーモンのエサの美味しさに虜になり、サーモンのエサを盗み食いするようになりました。
みかねたマイケルが専用のドッグフードをつくるよう依頼し、ドッグフードが作られました。キャットフードも販売が始まり、現在のようなペットフードメーカーに成長しました。
肉と魚のキャットフード
ファーストメイトは子猫から成猫まで全成長段階で与えることが可能なオールステージキャットフードです。
ファーストメイトはグレインフリーのキャッフードを二種類用意しています。
- チキン ウィズブルーベリー
- パシフィックオーシャンフィッシュ ウィズブルーベリー
鶏肉と魚のレシピがありますので、今回は二つのレシピをそれぞれ原材料や成分分析値も見て分析していきたいと思います。
ファーストメイト チキンウィズブルーベリー
穀物 | グレインフリー |
実売価格 | 2,799~円/1kg 4,276~円/1.8kg |
1kgあたり | 2,799円 |
第一原料 | チキンミール |
生産国 | カナダ |
メーカー | カナダ |
販売元 | ファーストメイト |

原材料からの考察


本当ですね!原材料らしいものはチキンミール、ジャガイモ、鶏脂肪、ブルーベリー、DLメチオニンくらいですね。
では鶏脂肪に使用している保存用の混合トコフェロールについてはどうでしょうか。

成分表
成分(保証分析値) | 粗タンパク質 | 36%以上 |
粗脂肪 | 16%以上 | |
粗繊維 | 4%以下 | |
水分 | 10%以下 | |
灰分 | 8%以下 | |
カルシウム | 1.8%以上 | |
リン | 0.9%以上 | |
マグネシウム | 0.089%以下 | |
グルコサミン | 100mg/Kg以上 | |
代謝エネルギー | 100gあたり | 353kcal |





ファーストメイト パシフィックオーシャンフィッシュウィズブルーベリー
穀物 | グレインフリー |
実売価格 | 2,900円/1kg 4,860円/1.8kg |
1kgあたり | 2,900円 |
第一原料 | チキン |
生産国 | カナダ |
メーカー | カナダ |
販売元 | ファーストメイト |


原材料からの考察





DLメチオニンとはタンパク質の構成成分であり、必須アミノ酸の一つです。下部尿路の健康維持をサポートするためのサプリメントなどにも配合されています。
メチオニンは魚に多く含まれているため、おそらくこちらの魚メインのキャットフードでは配合量を少なくしているのだと思われます。
成分表
成分(保証分析値) | 粗タンパク質 | 42%以上 |
粗脂肪 | 18%以上 | |
粗繊維 | 3%以上 | |
水分 | 10%以下 | |
灰分 | 6%以下 | |
カルシウム | 1.9%以上 | |
リン | 1.2%以上 | |
マグネシウム | 0.089%以下 | |
グルコサミン | 100mg/Kg以上 | |
代謝エネルギー | 100gあたり | 370kcal |



ミネラルはバランスが摂れていなかったり多すぎたりすると猫の下部尿路疾患の原因になります。
ファーストメイトの魚のフードはミネラルが少なく、公式サイトを見ても下部尿路の健康維持をサポートするとあるので、猫の下部尿路関連の病気に配慮されたレシピだと思います。
ファーストメイトまとめ
- チキンと魚のキャットフードがある
- カナダが原産
- グレインフリー、低アレルゲンキャットフード
- シンプルで少ない原材料
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