本日のテーマ
日本最大手のひとつ、日本ペットフード株式会社が販売する代表的ブランド「コンボ(COMBO)」。どのような原材料や成分になっているのでしょうか。
目次
国内最大手ペットフードメーカーの1つ、日本ペットフード株式会社が販売するコンボ(COMBO)
コンボ(COMBO)は店頭での販売を広く展開していて、CMなど広告も積極的に打っているので認知度も高いですね。ペットショップだけでなく、ホームセンターやスーパーでも購入できるので、ネットが得意でない方や、ペットを飼っていない方でも知っている方が多いのではないでしょうか。
価格も他と比べて非常に低価格なので、お財布にも優しい商品ですね。
日本ペットフード株式会社は1963年創業のペットフードメーカーで、もとは1945年創業の家畜用飼料業界の最大手「協同飼料株式会社」を母体に設立されました。1972年には静岡に自社のペットフード工場を開設し、1999年には研究所も併設されました。
国内最大手のペットフードメーカーで、大量のドライフードの成形や加工ができる「エクストルーダー」という機器を所有する数少ないメーカーの一つです。
コンボ(COMBO)シーフードアソート 600g
穀物 | 穀類(トウモロコシ、コーングルテンミール、小麦粉、パン粉) |
気になる点 | 穀類を多品目、第一原料で使用 合成着色料使用 |
実売価格 | 450円/300g 549円/600g |
1kgあたり | 600g商品:915円 |
第一原料 | 穀類 |
生産国 | 日本(ウェットフードはタイ) |
メーカー | 日本 |
販売元 | 日本ペットフード株式会社 |
原材料からの考察
カニカマ&小魚添え:穀類(トウモロコシ、コーングルテンミール、小麦粉、パン粉)、肉類(チキンミール、牛肉粉、豚肉粉)、魚介類(小魚、フィッシュミール、フィッシュパウダー、マグロ節粉、マグロエキス、小魚粉末、カツオエキス、シラスパウダー)、油脂類(動物性油脂、植物性油脂、γ‐リノレン酸)、乾燥カニカマ、脱脂大豆、オリゴ糖、ハーブ(タイム、ディル、フェンネル)、野菜類(トマト、ニンジン、ホウレンソウ)、クランベリーパウダー、ミネラル類(カルシウム、リン、カリウム、ナトリウム、クロライド、銅、亜鉛、ヨウ素)、pH調整剤、アミノ酸類(タウリン、トリプトファン、メチオニン)、ビタミン類(A、B1、B2、B6、B12、D、E、K、ニコチン酸、パントテン酸、葉酸、コリン)、酵母細胞壁、着色料(紅麹色素、二酸化チタン、食用赤色102号、食用赤色106号、食用黄色5号、食用青色1号)、調味料、酸化防止剤(ミックストコフェロール、ローズマリー抽出物)、グルコサミン、コンドロイチン
鮭チップ&かつお節添え:穀類(トウモロコシ、コーングルテンミール、小麦粉、パン粉)、肉類(チキンミール、牛肉粉、豚肉粉)、魚介類(フィッシュミール、カツオブシ、フィッシュパウダー、カツオエキス、マグロエキス、小魚粉末、シラスパウダー)、油脂類(動物性油脂、植物性油脂、γ‐リノレン酸)、鮭チップ、脱脂大豆、オリゴ糖、ハーブ(タイム、ディル、フェンネル)、野菜類(トマト、ニンジン、ホウレンソウ)、クランベリーパウダー、ミネラル類(カルシウム、リン、カリウム、ナトリウム、クロライド、銅、亜鉛、ヨウ素)、pH調整剤、アミノ酸類(タウリン、トリプトファン、メチオニン)、ビタミン類(A、B1、B2、B6、B12、D、E、K、ニコチン酸、パントテン酸、葉酸、コリン)、酵母細胞壁、着色料(紅麹色素、二酸化チタン、食用赤色102号、食用黄色5号、食用青色1号)、調味料、酸化防止剤(ミックストコフェロール、ローズマリー抽出物)、グルコサミン、コンドロイチン
贅沢ほたてチップ添え:穀類(トウモロコシ、コーングルテンミール、小麦粉、パン粉)、肉類(チキンミール、牛肉粉、豚肉粉)、魚介類(フィッシュミール、フィッシュパウダー、マグロ節粉、マグロエキス、小魚粉末、カツオエキス、シラスパウダー)、油脂類(動物性油脂、植物性油脂、γ‐リノレン酸)、ほたてチップ、脱脂大豆、オリゴ糖、ハーブ(タイム、ディル、フェンネル)、野菜類(トマト、ニンジン、ホウレンソウ)、クランベリーパウダー、ミネラル類(カルシウム、リン、カリウム、ナトリウム、クロライド、銅、亜鉛、ヨウ素)、pH調整剤、アミノ酸類(タウリン、トリプトファン、メチオニン)、ビタミン類(A、B1、B2、B6、B12、D、E、K、ニコチン酸、パントテン酸、葉酸、コリン)、酵母細胞壁、着色料(二酸化チタン、食用赤色102号、食用赤色106号、食用黄色5号、食用青色1号)、調味料、酸化防止剤(ミックストコフェロール、ローズマリー抽出物)、グルコサミン、コンドロイチン
穀物がどの程度の配合されているは分かりませんが、猫も40%であれば炭水化物を消化できるので、もし肉類と魚介類、野菜類等で、炭水化物の割合が40%以下であれば、猫も消化できるかと思います。穀類が多いキャットフードは便秘や軟便対策、満腹感を得るにはいいかと思います。
ただコンボの場合「グルテン(Gluten)」を含んだ穀物が多く、穀物アレルギー、グルテンアレルギーのある猫はアレルギー反応が出てしまうので注意してください。
酸化防止剤は自然由来のミックストコフェロールとローズマリー抽出物です。ただ、原材料の赤字部分のとおり、合成着色料を複数種類使用していて、また調味料も配合しています。
色とりどりの美味しそうなフードを表現することや、肉や魚の色むらをなくすための工夫とも言えますが、安全性や健康を考えるとおすすめはできない添加物です。
成分表
成分(分析値) | タンパク質 | 27%以上 |
脂質 | 9%以上 | |
粗繊維 | 3%以下 | |
灰分 | 9%以下 | |
水分 | 10%以下 | |
カルシウム | 0.9%以上 | |
リン | 0.8%以上 | |
マグネシウム標準値 | 0.12% | |
カロリー | 100g | 360kcal |
コンボ(COMBO)キャットフードのラインナップ
- シーフードアソート 300g/600g
- かつお節入りアソート 300g/600g
- 肥満が気になる猫用アソート300g/600g
- 下部尿路の健康維持アソート600g
- 毛玉対応アソート300g/600g
- 11歳以上 毛玉対応アソート 300g/600g
- 15歳以上 毛玉対応アソート 300g
- 子ねこ用 ミルクチップ添え 300g/600g
- まぐろ味・カニカマ・小魚添え 350g/700g
- かつお味・鮭チップ・かつお節添え 700g
- 肥満が気になる猫用 まぐろ味・かつお節・小魚添え 700g
- 肥満が気になる猫用 かつお味・鮭チップ・かつお節添え 600g
- 下部尿路の健康維持 300g/600g
- 毛玉対応 まぐろ味・ささみチップ・かつお節 700g
- 毛玉対応 かつお味・かつおチップ・小魚添え 350g/700g
- 毛玉対応 11歳以上 かつお味・かつおチップ・かつお節添え 600g
- 毛玉対応 15歳以上 かつお味・焼きタラチップ・ちりめん節添え 600g
<2021年4月新発売>添加物に配慮した新コンボシリーズが販売開始!
コンボキャット ピュアドライ
原材料からの考察
そうですね。ただ第一原料は変わらず穀類で、脱脂大豆の使用はないものの、小麦やトウモロコシが沢山使用されています。また動物性油脂も、鶏脂や牛脂、豚脂のように明確になれば尚よかったなと感じてしまいます。
また、これまで低価格ラインを攻めてきたコンボですが、今回200gで907円で1kgに換算すると4,535円と非常に高価格になります。これまでとは違った層へのアプローチを狙っているのかもしれませんが、コスパは高いとは言えないかもしれませんね。
成分表
成分(分析値) | たんぱく質 | 27.0%以上 |
脂質 | 9.0%以上 | |
粗繊維 | 4.5%以下 | |
灰分 | 9.0%以下 | |
水分 | 10.0%以下 | |
カルシウム | 0.9%以上 | |
リン | 0.7%以上 | |
マグネシウム | 0.08%(標準値) | |
カロリー | 100g | 350kcal |
まとめ
- 国内最大手メーカーが販売するコンボ
- テレビCMの放映、スーパーやホームセンターでの販売で知名度が高い
- 穀類がメインで複数の着色料を使用
- 2021年4月発売の新ラインは着色料不使用
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