本日のテーマ
アメリカ産のグレインフリーキャットフード「セレクトバランス」。グレインフリーで機能性に優れた原材料を配合していますが、どのような製品なのでしょうか。
2021年3月にグレインフリー(穀物不使用)にリニューアルされたアメリカ産キャットフード
セレクトバランス(Select Balance)は、株式会社ベッツ・チョイス・ジャパンが販売するアメリカ産グレインフリーキャットフードです。
以前販売されていたセレクトバランスは穀物を使用していましたが、2021年3月にレシピがリニューアルされ、全5種類(ベビー・キトン・アダルト・スリム・エイジングケア)の製品がグレインフリーキャットフードとして販売が開始されました。
グレインフリーになっても1kgあたり2,000円ほどで、高くなく安くないちょうどいい価格帯のフードですよね。
セレクトバランスを日本で販売しているベッツチョイスジャパンはどんな会社ですか?
株式会社ベッツ・チョイス・ジャパンは平成8年に設立した会社で、代表取締役である柘植邦弘さんは、ペットフードやペット用品を取り扱うジャペルグループの創業者かつ名誉会長のようですね。
ジャペル株式会社も海外ペットフードを輸入販売していて、ジャペル公式サイトにもセレクトバランスのバナーがあるくらいなので、会社を形式的に分けているだけなのかもしれません。
またベッツチョイスジャパンは他、ハローの輸入販売やサプリメントやペット用シャンプーなどの雑貨の販売も行っています。
セレクトバランス アダルト(1才以上の成猫用)
穀物 | グレインフリー |
ポイント | 小粒 抗酸化作用のあるクランベリー配合 |
実売価格 | 1,100円/400g 3,245円/1.6kg |
1kgあたり | 2,028円(1.6kg商品) |
第一原料 | チキン |
生産国 | アメリカ |
メーカー | アメリカ |
販売元 | 株式会社ベッツ・チョイス・ジャパン ジャペル株式会社 |
原材料からの考察
チキンをメインに、穀物の代わりに炭水化物としてエンドウ豆や様々な芋類を配合しています。セルロースやおからなどの食物繊維源も豊富なので、消化性については気になりますが、満腹感があり、腹持ちもよさそうです。
関節に配慮したコンドロイチンやグルコサミン、抗酸化作用のあるクランベリー、腸内環境を整える乳酸菌なども配合されており、様々な機能性をもった原材料を配合したキャットフードだなという印象を持ちました。
おからについては、低脂肪で食物繊維も豊富で、こちらも機能性に優れた原材料ですが、大豆が原料なので大豆アレルギーの猫は注意してください。
動物性原料はチキンとサーモンのみで穀物も不使用なので、おからを除けばアレルギーにも配慮されているかと思います。
成分表
成分(分析値) | たんぱく質 | 30%以上 |
脂肪 | 15%以上 | |
粗繊維 | 5.5%以下 | |
灰分 | 8.5%以下 | |
水分 | 10%以下 | |
カルシウム | 0.6~2%以下 | |
リン | 0.6~1.6%以下 | |
メチオニン | 0.62~1.5%以下 | |
タウリン | 0.15%以下 | |
エネルギー | 100g | 365kcal |
タンパク質量も、植物性タンパク質がどの程度の割合になるかはわかりませんが、30%と平均的な値となっていますね。
カルシウムやリン、メチオニンなどは、○%以下・○%以上という表記ではなく、上限と下限の数値が出ていますね。あまりこういった表記は見られないので、もしかしたら他のキャットフードとは測定方法が異なるのかもしれません。
他、成分は全体的に平均的というか、特筆する部分はありませんでしたが、カルシウムやリンなどの数値は0.6~2%と倍以上の幅があるので、製造ロットによってかなり成分バランスが異なる可能性があるのではないかと思いました。
まとめ
- アメリカ産グレインフリーキャットフード
- 2021年3月にレシピがリニューアルされたばかり
- 年齢や状態に合わせた5種類を販売
- 機能性に優れた原材料を多く配合している
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