本日のテーマ
その名の通り、オーブンでしっかり焼いたカナダのオーブンベイクドを解説してもらいます。
カナダの大手キャットフードメーカーのバイオビスケット社
その表彰の翌年にオーブンベイクドシリーズが誕生しました。
オーブンでじっくりと焼き上げる製法を現在まで貫き続け、通常のドライフード製造の10倍の時間をかけて丁寧に調理が行われています。低温でじっくりと時間をかけ、香り、風味、栄養をできる限り損なわないように配慮した製造方法を守っています。
オーブンベイクド グレインフリーチキンについて
穀物 | グレインフリー |
ポイント | オーブンらしくふっくらと焼き上げるためのタピオカ |
実売価格 | 3,996円/1.13kg |
1kgあたり | 約3,536円 |
第一原料 | チキン(骨抜きフレッシュチキン 24.9%、チキンミール 24.6%) |
生産国 | アメリカ |
メーカー | アメリカ |
販売元 | 株式会社ファンタジーワールド |
原材料からの考察
ここはオーブンベイクドの大きなポイントです。焼き菓子などにタピオカを加えると弾力が出たり、ふわふわになって乾燥して崩れるのを防ぐ効果があります。
オーブンベイクド製法のドライフードなのに堅すぎない食感はこのタピオカがポイントではないでしょうか。
タピオカは炭水化物、食物繊維、タンパク質、ビタミン、ミネラルなどが含まれていますが、ほとんどが炭水化物なので製造時に栄養配合量は気にするかもしれませんね。
公式ではこの炭水化物量は公表されていませんでしたが、アメリカのサイトのCatFoodDBでは炭水化物は16.5%と公開しています。これによれば、むしろ少なめかもしれませんね。
成分値を確認すると、繊維が3%以下となっているので、ビートパルプを配合しなくては食物繊維が稼げなかった可能性がありそうです。リンゴや洋梨、サツマイモなどで代用していくこともできますが、高価になることと、多く配合すると水分が多くなってオーブン製法に向かなかったりするのかもしれません。
私個人の考えでは、繊維が最大3%以下のうちの数%がビートパルプならなにも問題はないと考えます。
そしてジッパーがマジックテープのようなイージーロックですが、これは密閉されず空気が入りやすいので、湿気を防ぐ能力に劣ります。ただオーブンベイクドは1kg程度の小袋なので湿気る前に使いきれそうですから使いやすいかもしれませんね。
オーブンベイクド グレインフリーチキン 成分表
成分(保証分析値) | 粗たんぱく質 | 42%以上 |
粗脂質 | 20%以上 | |
粗繊維 | 3.0%以下 | |
水分 | 10%以下 | |
粗灰分 | 8.5%以下 | |
カルシウム | 1.0%以上 | |
リン | 1.0%以上 | |
マグネシウム | 0.1%以下 | |
カリウム | 0.60%以上 | |
ナトリウム | 0.20%以上 | |
オメガ6脂肪酸 | 3.00%以上 | |
オメガ3脂肪酸 | 1.00%以上 | |
グルコサミン | 600mg/kg以上 | |
コンドロイチン | 500mg/kg以上 | |
カロリー | 380kcal/100g |
まとめ
- カナダの輸出業者ナンバーワンのドライフードメーカー
- 通常のキャットフード製造と比べ10倍の時間をかけたオーブンベイクド製法
- 硬すぎずふわっとした食感
- 少しビートパルプを含んでいる
レビューを投稿する | |
口コミは即時公開されず、管理人により一括チェック、公開されます。