エイプロキャットフード(A Pro)の口コミ評価、評判、おすすめ商品を徹底解剖!

エイプロキャットフード(A Pro)の口コミ評価、評判、おすすめ商品を徹底解剖!
この製品の口コミはサイト下部

エイプロキャットフードについて

タイ原産の総合栄養食

猫田
エイプロ(A Pro)キャットフードを製造販売しているのは、タイのバンコクに本社をおく「パーフェクトコンパニオングループ(Perfect Companion Group Co., Ltd)」というメーカーです。
古川さん
日本はタイから輸入するキャットフードが多いみたいですね!
猫田

そうですね。タイはまぐろやかつおなどの海産物が豊富にとれるので、タイからは特にウェットフードの輸入は多いようです。ペットフード協会のペットフード産業実態調査(令和5年)でも、日本は最もタイから猫用フードを輸入しています。

画像引用元:2023(令和5年)年度ペットフード産業実態調査の結果について|一般社団法人ペットフード協会

自国で原材料調達、自社工場で管理

古川さん
エイプロはタイでどのように生産されているのでしょうか?
猫田

タイという国がペットフードに対して意識が特別高いというイメージがないため、疑問を感じる方もいるかもしれません。しかしエイプロを販売する会社では、ISO 9002、GMP、HACCPなど国際的な製造環境や管理体制を保証する認証をタイで初めて取得するなどの取り組みも見られています。

またこのメーカーはキャットフードに使用する主原料の多くはタイ国内で生産し調達しており、施設の設備なども自社管理する体制が整っています。嗜好性や体調、栄養性についてチェックするためのペットリサーチセンターも設置されており、自社で一括した管理ができる点は大会社の魅力の一つかと思います。

エイプロを販売するパーフェクトコンパニオングループ

タイ最大のグループ会社PCグループの企業

猫田
PCG(パーフェクトコンパニオングループ)は、1989年に設立しペットフードの製造販売を行ってきた企業です。キャットフードだけでなく、犬や小動物(ウサギ・鳥・ハムスター・カメ等)、魚、さらには馬用のフードなども開発販売しています。
古川さん
幅広く動物用のフードを展開しているんですね。
猫田
また、PCG(パーフェクトコンパニオングループ)の親会社であるチャルーンポーカパングループ(CPグループ:Charoen Pokphand Group Company Limited)は、タイ最大のグループ会社で農産業・自動車産業・医薬品・不動産・金融・小売などの企業の親会社となっています。

2011年に日本支社が設立

猫田

日本へは2011年に日本支社が設立され輸入が開始されています。日本に輸入されているフードは、犬・猫・ウサギ用のフードのみで、エイプロの他、スマートハートやラビットダイエットなどが販売されています。

ただ販売店には偏りがあり、静岡や愛知、兵庫、鳥取、島根などでは店頭販売が行われていますが、関東地方や他の地域では店頭販売はあまり行われていないようです。 

エイプロのラインナップと特徴

最近は肉系のキャットフードが増えていますが、エイプロキャットフードは、まぐろやかつおなど日本人受けの良い魚味のキャットフードを販売しています。

ドライフードの他にウェットフードやおやつも販売しています。

エイプロ猫用ドライ

  • まぐろ
  • かつお
  • お魚とお肉ミックス
  • お魚・お肉・野菜味ミックス

エイプロ味わいハーモニー

  • まぐろとかつお味
  • まぐろとサーモン味
  • まぐろと小魚味

エイプロ毛玉ケアブレンド

  • お魚ミックス
  • お魚お肉ミックス

エイプロキャットフード まぐろ

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エイプロ
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穀物糟糠類(ふすま、米糠)、豆類(大豆ミール)
ポイント大豆ミール
実売価格8kg:2,486円
1kgあたり310.75円
第一原料ふすま、米糠
生産国タイ
メーカータイ
販売元PERFECT COMPANION JAPAN株式会社(日本支社)

原材料からの考察

糟糠類(ふすま、米糠)、豆類(大豆ミール)、でん粉類(タピオカ)、植物たん白エキス(コーングルテンミール)、肉類(チキンミール)油脂類(鶏脂、植物性油脂)、魚介類(まぐろミール)、ビタミン類(A、D、E、K、B1、B2、ナイアシン、パントテン酸、B6、B12、葉酸、ビオチン、コリン)、ミネラル類(カルシウム、リン、鉄、亜鉛、銅、マンガン、カリウム、塩素、ヨウ素、セレン)、アミノ酸類(タウリン)、酸化防止剤(ミックストコフェロール)、着色料(食用赤色102号、食用黄色5号
古川さん
先ほどお魚のキャットフードとありましたが…。なんだか原材料名欄ではお魚はずいぶんと後の方にあるんですね。
猫田
エイプロキャットフードは、穀類や豆類などの炭水化物源が多く使用しています。第一原料の糟糠類(そうこうるい)とは、白米や小麦として使用される際に取り除かれる部分のことで、炭水化物源が少なく食物繊維やミネラルが豊富に含まれる部分ではありますが、第一原料となると炭水化物の量はそれなりに多いと思います。
古川さん
そもそも動物原料の配合量が少ないように感じました。
猫田
確かに肉や魚を豊富に使用したキャットフードなどが主流の現在と比べるとかなりオールドスタイルなレシピという印象を受けます。猫にとって穀類や炭水化物が多すぎる食事は消化器官への負担にもなりかねませんから、それぞれの原材料がどの程度の割合で配合されているのか気になるところではあります。
古川さん
他に気になる点はありますか?
猫田
飼い主として気になるのは、やはり合成着色料ではないでしょうか。エイプロには黄色5号赤色102号が使用されています。赤色102号はアメリカやヨーロッパなど一部の国では使用が禁止されており、癌やアレルギーの原因となることがわかっています。

成分表

成分(分析値)粗タンパク質30%以上
粗脂肪9%以上
粗繊維6%以下
灰分8.5%以下
水分10%以下
カロリー100g347kcal
古川さん
成分についてはいかがでしょうか。私はタンパク質が思ったより多いことに驚きました。
猫田

成分については、まず非常に低脂肪という印象を受けました。キャットフードでは脂質が平均15~20%くらいが一般的なので、低脂質なキャットフードと言えます。

タンパク質については、肉や魚に含まれる動物性タンパク質だけでなく植物性タンパク質も合算されるので、おそらくエイプロのタンパク質は植物性タンパク質の割合も大きいかと考えます。

古川さん
確かに大豆には植物性タンパク質が豊富ですし、コーングルテンも植物性タンパク質ですもんね。
猫田

植物性タンパク質も良質なものであれば、猫は消化吸収してエネルギーとして利用することができますが、植物性タンパク質で懸念されるのは、植物性タンパク質の約20%は体にとって有害なアンモニアを生成してしまうという点です。

アンモニアの解毒のために肝臓に負担がかかり、さらに解毒後に送られる腎臓にも負担がかかりやすくなるので、メインのタンパク質は動物性タンパク質が望ましいというのが、当サイトの見解です。

エイプロキャットフードまとめ

  • タイ最大のグループ会社の子会社
  • 資金力があるため、自社工場や設備が充実
  • 製造環境などに関する国際規格を取得
  • 穀類や大豆などをメイン食材として使用
  • 合成着色料(食用黄色5号、赤色102号)を使用
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