目次
- 1 当サイトの人気コンテンツ「キャットフード紹介」で紹介している商品をランキング付けしました
- 2 キャットフードランク一覧
- 3 No.1 ロニーキャットフード(キャットフード比較ランキング 1位)
- 4 同率No.1 エリザベスキャットフード(キャットフード比較ランキング 1位)
- 5 No.2 オリジン(キャットフード比較ランキング 2位)
- 6 No.3 ジウィピーク(キャットフード比較ランキング 3位)
- 7 No.4 ヤラー(キャットフード比較ランキング 4位)
- 8 No.5 AATU(アートゥー)(キャットフード比較ランキング 5位)
- 9 No.6 ジャガー(キャットフード比較ランキング 6位)
- 10 No.7 アカナ(キャットフード比較ランキング 7位)
- 11 No.8 フィッシュ4 キャット(キャットフード比較ランキング 8位)
- 12 No.9 キャスター&ポラックス ナチュラル ペット ワークス(キャットフード比較ランキング 9位)
- 13 No.10 ラウズ(キャットフード比較ランキング10位)
- 14 <ランキングから一時除外> カナガン(キャットフード比較ランキング 元5位)
- 15 <ランキングから一時除外> シンプリー(キャットフード比較ランキング 元9位)
- 16 キャットフードを選ぶ基準
- 17 飼い主が考慮すべき項目
キャットフード勉強会おすすめ!キャットフードランキング

このページをご覧いただいているということはキャットフードをお探しのところであるかと思います。愛猫に健康で長生きしてもらうため。いつもあげていたドライフードを食べなくなってきたため。太ってきた、痩せてきた、歳を取ってきたなど、様々な要因で変化する食事。猫と暮らしていれば飼い主さんのキャットフード探しには終わりがありません。
当サイトの人気コンテンツ「キャットフード紹介」で紹介している商品をランキング付けしました
当サイトで長く人気を頂いている「キャットフード紹介」で掲載しているキャットフード全てを比較しました。まずは簡単に見られるように、フードの性格からランク分けをしていますので、自分が欲しいランクの商品から、当サイトのキャットフード紹介を先にご確認頂くのも探しやすいかと思います。
ランク付けの後には猫田さんが評価基準を設けてランク付けを行っています。オーガニック、グレインフリー、穀物使用、気になる原材料、添加物の使用、低価格帯で評価の高い物などを紹介しています。
- 動物性タンパク質は豊富に含まれているか
- 原材料のクオリティは明記されているか
- 合成保存料など気になる原材料は使用されていないか
- コストパフォーマンスはどうか
- メーカーの情報開示の姿勢
肉系、魚系、両方入りなどたくさんの種類があるキャットフードですが、原材料や成分データと口コミ、食いつき、猫の消化吸収など様々な視点から総合的にランキング付けしています。
是非参考にしてみてください。
キャットフードランク一覧
Sランク(キャットフードランキング評価ランク)
キャットフード名 | ポイント |
---|---|
ロニーキャットフード![]() | ・鶏肉配合66% ・鶏生肉とディハイドレイテッドチキン(脱水鶏肉)を使用 ・人工酸化防止剤、着色料、香料、中国産原材料、遺伝子組み換え食材、動物性油脂、穀物、乾燥肉不使用 ・41種類の食材 ・グレインフリー |
エリザベスキャットフード![]() | ・サーモンとニシン配合41% ・オメガ6とオメガ3脂肪酸の栄養バランスに配慮 ・生サーモンと脱水サーモン、脱水ニシンを使用 ・42種類のこだわり原材料 ・グレインフリー ・人工酸化防止剤、着色料、香料、中国産原材料、遺伝子組換え食材、動物性油脂、穀物、乾燥肉不使用 |
ヤラー![]() | ・オーガニック ・工場の内部を公開 ・血糖値の上がりにくいグリーンピース ・グレインフリー |
オリジン![]() | ・世界的な数々の賞を受賞 ・自社工場 ・地元産原材料使用 ・肉原料90% ・40%以上の高タンパク質 ・グレインフリー |
ジウィピーク![]() | ・ほぼ肉のジャーキー風 ・エアドライ製法 ・原材料の栄養素を残せる ・消化率95%以上 ・38%以上の高タンパク質 ・グレインフリー |
タスキャンキャットフード![]() | ・タンパク質40% ・オリーブオイルを使用 ・グレインフリー ・成分分析値をすべて公開 |
カントリーロード![]() | ・グレインフリー ・原材料の産地をすべて表記 ・チキンやターキーと豆類を使用 ・日本メーカーが開発 |
オーガニック or グレインフリー
- オーガニック or グレインフリー
- 高タンパク質
- 肉原材料の含有量が多い
- 消化吸収率が高いと考えられる
- 栄養バランスが取れている
- 製造工程における添加物の使用なし
- メーカーの情報開示の姿勢
キャットフードSランクは、Aランクの中から当サイトで判断した最高評価品です。自信を持っておすすめできるキャットフードです。
Aランクとの大きな違いはメーカーの情報開示の姿勢が大きな理由です。上記4メーカーはどこも製造の様子などを紹介し、コンテンツなどで猫の習性の周知などそれぞれに活動を行っているメーカーです。
<Sランクの注目点>各メーカーの情報開示姿勢
ロニーキャットフード・エリザベスキャットフード
株式会社ヒューマルは猫の飼い主に向けた「キャットフードの学校」というサイトをキャットフード販売前から何年も運営していました。現在も運営し、飼い主が愛猫のキャットフードを選べるようになる知識付けを推奨しています。このサイトはただネットを調べただけではわからない「現場の声」が多く、情報源にしている方も相当数いらっしゃるかと思います。
ヤラー
オーガニックペットフードの雄。オランダの工場で製造され、製造工程や原材料の説明まで紹介されています。また、リーファーコンテナを使用したりと輸送方法や保管法も紹介しているクリーンな姿勢を持ったメーカー、輸入代理店です。
オリジン
世界的な研究機関などと協力し、多くの賞も獲得し、世界中で大ヒットしているメーカーです。賞を獲得することで一定以上の情報公開がありますので安心感が高いといえます。
ジウィピーク
一般のドライフードにはないエアドライ製法を行ったドライフードですが、製法や工場の紹介も行っています。自社サイト内で専門家コラムを運営もしています。ドライフードとは違うエアドライフードとしてSランクに設定してみました。
このようにAランクとの差は情報開示の姿勢の違いが主な違いです。
Aランク(キャットフードランキング評価ランク)
キャットフード名 | ポイント |
---|---|
AATU![]() | ・肉原料85% ・特筆して豊富な野菜やフルーツ ・血糖値の上がりにくいサツマイモ使用 ・グレインフリー |
アカナ![]() | ・グレインフリー ・オリジンと同じ工場、原材料 ・高タンパク質 ・魚系あり |
フィッシュ4キャット![]() | ・グレインフリー ・魚原料60%以上 ・サーモン、イワシ、サバなどを展開 |
キャスター&ポラックス![]() | ・グレインフリー ・2017年USDAオーガニック認定 |
ジャガー![]() | ・グレインフリーチキン ・鴨、サーモンと豊富で複合的な肉原料80% ・生肉を多く使用 ・40%以上の高タンパク質 |
プレイアーデン![]() | ・オーガニック ・ウェットのみ ・ドイツと日本企業の共同開発 |
エデン![]() | ・グレインフリー ・高タンパク質 ・豊富な動物原料 ・日本で未発売 |
デボーテッド![]() | ・グレインフリー ・高タンパク質 ・低GIなサツマイモを使用 |
GO!![]() | ・グレインフリー ・高タンパク質 ・豊富な動物原料 ・乳酸菌 |
ウィッシュワイルド![]() | ・グレインフリー ・高タンパク質 ・小分け包装 |
ペットベーカリー![]() | ・グレインフリー ・ほぼ動物原料、高タンパク ・フリーズドライ |
グレインフリー
- グレインフリー
- 高タンパク質
- 肉原材料の含有量が多い
- 消化吸収率が高いと考えられる
- 栄養バランスが取れている
- 製造工程における添加物の使用なし
- メーカーの情報開示の姿勢
Aランクに選ばれたキャットフードは、Sランクと同基準のハイクオリティキャットフードです。
いずれも高タンパク質で豊富な肉原料が魅力なキャットフードとなっており、魅力やメリットの多いキャットフードとなっています。オーガニックキャットフードまたはグレインフリーキャットフードを評価基準として選んでいますが、猫の消化吸収率や成分の栄養バランス、添加物、原産国なども加味して選びました。
豊富な食材を使用したキャットフードの中から、製造環境やメーカーのオープンさ、ほぼ肉原料であることにこだわったフリーズドライ製法のキャットフードなど、高品質かつ、こだわりが感じられるレシピのキャットフードをAランクに厳選しています。
<Aランクの注目点>Sランク級の品質でも販売元や販売代理店のサイトがわかりづらい
また、Sランク級の品質でも販売元や販売代理店のサイトがわかりづらいものもAランクにしています。
海外のキャットフードはどうしてもホームページなどが充実していない、また海外テイストでわかりにくい一面があり、商品は良さそうだけど買っていいか不安…といった点があるのも事実です。しかし日本人へのアピールが上手くいっていないというだけで、海外では非常に有名メーカーであったりしますので、そうしたメーカーもこちらに選定されています。
Bランク(キャットフードランキング評価ランク)
キャットフード名 | ポイント |
---|---|
ラウズ![]() | ・グレインフリー ・脱水肉使用 ・中国産不使用 ・油脂は素材の脂のみ |
アーテミス「オソピュア」![]() | ・グレインフリー ・単一魚原料 ・動物油脂不使用 |
ウェルネスコア![]() | ・グレインフリー ・単一肉原料 ・動物性油脂不使用 ・乳酸菌が豊富 |
ギャザー![]() | ・グレインフリー ・一部オーガニック ・低脂質でヘルシー |
アディクション![]() | ・グレインフリー ・低脂肪低コレステロールの鹿肉 ・自社工場製造 ・地元ニュージーランド産原材料 |
クプレラ![]() | ・グレインフリー ・モンモリロナイト配合 ・低脂肪ヘルシー |
ワイソン「オプティマル バイタリティー」![]() | ・グレインフリー ・モンモリロナイト配合 ・たんぱく質50%以上 ・脂肪15%とヘルシー ・第一原料が有機チキン |
フィーラインナチュラル![]() | ・グレインフリー ・フリーズドライ製品 |
ファーストメイト![]() | ・グレインフリー ・放し飼いで育った鶏肉 ・世界初のグレインフリー |
ハローキャットフード![]() | ・グレインフリー ・人が食べる正肉を使用 |
イティ![]() | ・グレインフリー ・高たんぱく高カロリー |
フッセ![]() | ・グレインフリー ・高たんぱく |
アースボーン![]() | ・グレインフリー ・豊富な乳酸菌 ・コスパが良い |
ロッキーマウンテン![]() | ・グレインフリー ・非常に低価格でコスパ◎ ・肉や豆が主原料 |
ピュアラックス![]() | ・グレインフリー ・原材料の原産地を100%表示 ・チキンと豆が主原料 |
ネイチャーズバラエティ インスティンクト![]() | ・グレインフリー ・肉や魚 ・豆類がメイン ・やや高ナトリウム食 |
ジョセラ![]() | ・グレインフリー ・種類が豊富 ・コスパがいい |
バージェス![]() | ・グレインフリー ・家禽使用 ・低価格でコスパがいい |
アボダーム![]() | ・グレインフリー ・アボカド使用 |
アーデングランジ![]() | ・グレインフリー ・日本未発売 |
レガリエ![]() | ・グレインフリー ・珍しい食材を使用 |
モンジ ベッツソリューション![]() | ・グレインフリー ・療法食 |
ボナペティ![]() | ・グレインフリー ・通販サイトtama(たまのおねだり)のオリジナルフード |
キアオラ![]() | ・グレインフリー ・ポテトフリー |
ヤングアゲイン![]() | ・グレインフリー ・たんぱく質50%以上 ・自由採食法を推奨 |
グレインフリー
- グレインフリー
- ビートパルプやセルロースの配合がない
- S、Aランクに比べコストパフォーマンスに優れ、続けやすい価格である
Bランクに選ばれたキャットフードはグレインフリーキャットフードから選んでいますが、ビートパルプ、セルロースの配合がないこともポイントとしています。
<Bランクの注目点>販売元や販売代理店のサイトがわかりづらいが、S、Aと比べるとコストパフォーマンス良
S、Aランクと比べるとコストパフォーマンスに優れ、続けやすいグレインフリーキャットフードを選んでいます。
また、Aランクと変わらぬ品質であると思われるものも選定していますが、販売元や販売代理店のサイトがわかりづらいものなどもBランクに入っているものもあります。これはAランクと同一ポイントになってきます。それだけ海外のキャットフードは説明が少なく、サイト構成も含めていいものかどうかがわかりにくい傾向にあります。
Cランク(キャットフードランキング評価ランク)
キャットフード名 | ポイント |
---|---|
ニュートロ ナチュラルチョイス「穀物フリー」![]() | ・グレインフリー ・手に入りやすい ※ビートパルプ |
ワイルドレシピ![]() | ・グレインフリー ・ナチュラルチョイスの新シリーズ ※ビートパルプ |
オーブンベイクド![]() | ・グレインフリー ・オーブンベイクド製法 ※ビートパルプ |
ナウフレッシュ![]() | ・グレインフリー ・豊富な野菜やフルーツ ※ピンホール |
ハッピーキャット![]() | ・グレインフリー ・自社工場製造 ・定温コンテナ輸送 ※家禽脂、セルロース |
フォルツァ10![]() | ・オーガニック ※有機スイートコーン |
ファルミナ N&D![]() | ・グレインフリー ※古代穀物(スペルト麦とオーツ麦) |
メリック![]() | ・グレインフリー ※セルロース |
リリーズキッチン![]() | ・グレインフリー ※食物繊維 |
グレインフリー or オーガニック
- グレインフリー or オーガニック
- ビートパルプ、セルロース、穀物の使用がみられる
- 食物繊維入りのキャットフードが好ましい場合の選択肢
<Cランクの注目点>食物繊維入りのキャットフードが好ましい場合にはCランクから選べます
Cランクに選ばれたキャットフードはグレインフリーとオーガニックから選んでいますが、ビートパルプやセルロースなどの使用が見られるキャットフードを選定しています。
しかし、ビートパルプ、セルロースにおいては、それが悪ということではなく、食物繊維入りのキャットフードが好きな猫もいます。このため、あくまでオーガニック、グレインフリーという視点から見たときにはCランクであるという考え方ですので、品質が低いということはありません。
紹介しているキャットフードは品質が高い物ばかりですので、食物繊維入りのキャットフードが好ましい場合にはCランクから選んでいいかと思います。
Dランク(キャットフードランキング評価ランク)
キャットフード名 | ポイント |
---|---|
ファインペッツ | ※全粒米 |
アニモンダ | ※小麦胚芽 |
ブリスミックス | ※玄米・白米 |
ホリスティックレセピー | ※米 |
アーガイルディッシュ「ワトルキャット」 | ※玄米 |
ナチュラリーフレッシュ | ※ハトムギ、トウジンビエ、キヌア |
日本のみのり | ※玄米 |
ブラバンソンヌ | ※玄米 |
ヴェラス | ※オーツ麦、全粒玄米 |
ファームネイチャー | ※コーン、米/大麦 |
ニャミー | ※玄米、丸麦、きなこ |
こだわりジロ吉ごはんだよ | ※玄米 |
穀物などが使われた伝統的なレシピ
- 穀物を使用した伝統的なレシピ
- 原材料の品質が高い
- 成分バランスが優れている
- グレインフリーではないが穀物や食物繊維入りのキャットフードが好ましい場合の選択肢
<Dランクの注目点>伝統的なレシピで勝負
穀物を使用したオールドスタイルのキャットフードの中で、原材料や成分バランスなどが優れているキャットフードを選定しています。
穀物(ライスなど)を使用したオールドスタイルのキャットフードはまだまだ人気です。そもそも親猫がそうしたキャットフードを食べている場合、その子猫も同じようなものが好きである傾向にあります。こうしたことが何世代か続くことで、穀物入りが好きな猫というのは必ず存在しています。
その中でも穀物の配合量が第一原材料ではないキャットフードを選定しています。
Eランク(キャットフードランキング評価ランク)
キャットフード名 | ポイント |
---|---|
ロータス アダルト | ※挽き割り玄米、挽き割り大麦 |
ナチュラルバランス | ※玄米、大麦、オートミール |
アズミラ | ※全粒ひきわり玄米、全粒ひきわり大豆、全粒ひきわり小麦、全粒ひきわりコーン |
アルモネイチャー | ・チョウザメが第一原料 ※米、トウモロコシグルテン |
ANF「フィーライン ホリスティック」 | ※玄米、オーツ麦 |
C&R プレミアムキャット | ・モンモリロナイト ※黍、玄米、大麦 |
ヒルズ サイエンスダイエット | ※小麦、とうもろこし、コーングルテン、米 ※ビートパルプ |
ボッシュ ザナベレ+ | ※ライス、黄キビ、ソルガム ※セルロース、ビートパルプ |
ボジータ「フィーライン インドア&ステリライズド」 | ※全粒小麦、トウモロコシ、ライス ※セルロース繊維 |
デフ | ・オーガニック ※大豆、米、トウモロコシ |
コストコ カークランド | ※玄米、白米 |
メディファス | ※とうもろこし、コーングルテンミール |
エルモ | ※米、トウモロコシ、グルテンミール |
シシア | ※米、大麦、コーングルテン ※乾燥ビートパルプ |
ねこひかり | ※大麦、玄米、ハト麦、あわ、きび、玄そば、大豆、きなこ、トウモロコシ |
セブンプレミアム | ※トウモロコシ、コーングルテンミール、小麦粉等、 ※動物性油脂 |
ピュリナワン | ※米、コーングルテンミール、大豆たんぱく、小麦粉 ※セルロース |
吉岡キャットフード | ※小麦、うるち米、大麦 |
キャットドゥ | ※コーングルテンミール、コーンフラワー、小麦粉、大豆たんぱく |
イートイート | ※コーングルテンモール、コーンフラワー、コーン、小麦粉 ※セルロース |
プロフェッショナル・バランス | ※とうもろこし、コーングルテンミール、おから ※セルロース |
プロステージ | ※米粉、米ぬか ※動物性油脂 |
シーバ | ※コーン等、米、小麦粉 ※油脂類 |
ビューティープロ | ※トウモロコシ、コーングルテンミール、小麦粉、パン粉 ※動物性油脂 |
たまのカリカリ ねこまんま | ※玄米、大麦、きなこ、ハト麦、あわ、きび、玄そば、大豆、トウモロコシ |
オールウェル | ※トウモロコシ、パン粉、コーングルテンミール ※セルロースパウダー、ビートパルプ ※油脂類 |
グレインフリーではないオールドスタイルのキャットフードの中で、原材料表記から穀物の配合量が多いと考えられるキャットフードを選定しています。
Fランク(キャットフードランキング評価ランク)
キャットフード名 | ポイント |
---|---|
ロイヤルカナン | ※米、小麦、とうもろこし ※BHA、没食子酸プロピル |
IAMS | ※とうもろこし、大麦 ※家禽ミール ※BHA、BHT |
Fランクのキャットフードは、プレミアムフードとして研究が行われ、成分バランスなども考えられているキャットフード。しかしより確実で安定した製品を求めるためと思われますが、BHAや没食子酸プロピルなど合成酸化防止剤など合成添加物が配合されているものを選定しています。
Gランク(キャットフードランキング評価ランク)
キャットフード名 | ポイント |
---|---|
モンプチ | ※小麦、コーングルテン、米等 ※家禽ミール ※着色料 |
フリスキー | ※とうもろこし、コーングルテン、小麦、大豆ミール ※家禽ミール ※着色料 ※調味料 |
キャネットチップ | ※とうもろこし、コーングルテンミール、小麦粉 ※赤色102号 |
エイプロ | ※ふすま、米ぬか、大豆ミール、コーングルテンミール ※黄5号、赤102号 |
カルカン | ※トウモロコシ、小麦など ※家禽類 ※赤102号 ※BHT、BHA |
銀のスプーン | ※トウモロコシ、コーングルテン、小麦粉、パン粉 ※二酸化チタン、赤102号、赤106号、黄4号、黄5号 ※調味料 |
ルナ | ※トウモロコシ、菓子粉、コーングルテンミール、小麦ふすま、脱脂大豆、おから ※動物性油脂 ※赤102号 |
ミャウミャウ | ※小麦グルテン ※加工デンプン、増粘多糖類、調味料、二酸化チタン、亜硝酸Na |
Gランクでは低価格帯のキャットフードとして評価を得ているキャットフードを紹介しています。低価格であるが故に、グレインフリーとは正反対の原材料とはなっていますが、金額的な面からは非常に優良です。安価なキャットフードを探している場合には選択肢となってきます。
ランキングから一時除外
キャットフード名 | ポイント | 除外理由 |
---|---|---|
カナガン![]() | ・グレインフリー ・高規格工場生産 ・肉原料60%以上 ・豊富な原材料 | モグワンで青い粉末状の塗料混入がありました。同工場で作られているキャットフードは一度確認されるといいかと思います。 |
シンプリー![]() | ・グレインフリー ・魚原料73% | モグワンで青い粉末状の塗料混入がありました。同工場で作られているキャットフードは一度確認されるといいかと思います。 |
モグニャン![]() | ・グレインフリー ・高規格工場生産 ・白身魚63% | モグワンで青い粉末状の塗料混入がありました。同工場で作られているキャットフードは一度確認されるといいかと思います。 |
グランツ![]() | ・グレインフリー ・高タンパク質 ・動物原料豊富 | レティシアンとの訴訟問題 |
ソリッドゴールド![]() | ・グレインフリー ・動物油脂不使用 ・豊富な野菜、ハーブ | アメリカで有害な重金属、化学物質が検出 |
テイストオブザワイルド | アメリカで有害な重金属、化学物質が検出 | |
レイチェルレイ ニュートリッシュ | アメリカで有害な重金属、化学物質が検出 | |
ティンバーウルフ「セレンゲッティ」 | ・グレインフリー ・カゼイン、レシチンなど猫の体作りに焦点 | 販売なし |
ブルーバッファロー「体重管理用」 | ※玄米、大麦、セルロースパウダー | 販売終了 |
ユーカヌバ | ※トウモロコシ粉、粗びきトウモロコシ | 販売終了 |
ねこはぐ | ※大麦、玄米、米ぬか、黒米、赤米 | 販売終了 |
アゼット | - | 販売終了 |
アニマルワンマザー | - | 販売終了 |
パーフェクトフィット | - | 販売終了 |
カリフォルニアナチュラル | - | 販売終了 |
バイネイチャー | - | 販売終了 |
リコールや異物混入、なんらかの問題が出たなどニュースがあったキャットフードは一時的にランキングから除外しています。
No.1 ロニーキャットフード(キャットフード比較ランキング 1位)
発売前から注目されていた新興ペットフードメーカー「マッサンペットフーズ」
キャットフードランキングNo.1はマッサンペットフーズから販売されている「ロニーキャットフード」!
ロニーキャットフードの販売前から何年も猫やキャットフードに関する正しい知識を発信するサイト「キャットフードの学校」を運営していたペットフード販売士マッサンが完成させたキャットフードです。
当サイト紹介記事:ロニーキャットフードの口コミ評価、評判、おすすめ商品を徹底解剖!
ロニーキャットフード チキン



資格保持者が選定の原材料や成分配合
ペットフード販売士の他に、ペット栄養管理士、愛玩動物管理栄養士などペット関係の資格保持者の知識からキャットフードの成分や原材料などが選定されており、マッサン自身がヨーロッパまで出向き工場を探すというこだわりっぷり。
猫が摂取する可能性のある原材料を選び、41種類の豊富な食材を使用することで、猫本来の栄養と食生活に近づいたキャットフードだと思います。
鶏肉66%で41種の食材を使ったグレインフリー
鶏肉66%を配合したグレインフリー(穀物不使用)のロニーキャットフード。
この鶏肉は、鶏生肉とゆっくりと脱水させたディハイドレイテッドチキン(脱水鶏肉)を使用しています。ディハイドレイテッドチキンは鶏肉に含まれている栄養素を食材の中にぎゅっと閉じ込めることができるので、より猫の体に栄養が吸収されやすいのだそうです。
猫の食育知識が学べる付録教材

ロニーキャットフードには、キャットフードや猫の食育について学べる付録教材が毎回無料で付録されます。愛猫のキャットフードを購入しながらキャットフードの正しい知識を身につけることができる一石二鳥のサービスとなっています。
猫やキャットフードの知識の情報を発信するペットフード販売士さんならではのサービスで他のキャットフードにはない画期的で嬉しい特典だと思います。むしろこれを本にしてほしい!売ってほしい!という方もいるかもしれません。
ロニーキャットフード 製品情報
成分表
成分(保証分析値) | 粗タンパク質 | 36% |
粗脂肪 | 20% | |
粗繊維 | 3% | |
粗灰分 | 8.5% | |
水分 | 9% | |
カロリー | 410kcal/100g |
給餌目安
価格(1.8kg) | 4,300円(税別) |
主原料 | 鶏肉 |
1日の給餌量(成猫2kg) | 29g |
1日の給餌量(成猫3kg) | 44g |
1日の給餌量(成猫4kg) | 59g |
管理人の口コミ





一番最初に比べると食いつきは落ち着いたものの、変わらず食べ続けています。粒のサイズも中粒で丁度良くて、口からポロポロとこぼすことがなくなりました。
加えて嬉しいのが、猫の調子が良さが目に見えて分かること!うんちが柔らかくなるかもと思いましたが全く柔らかくならず、毛並みも艶が出ています。明らかに以前より健康的な立派になりました(笑)今まで利用したキャットフードの中でも文句なしの1位です!

同率No.1 エリザベスキャットフード(キャットフード比較ランキング 1位)
マッサンペットフーズの第二弾の魚系レシピ!サーモン&ニシン41%使用
キャットフードランキング同率1位はマッサンペットフーズの第二弾レシピとして販売を開始した「エリザベスキャットフード サーモン」!
エリザベスもロニーと同様、猫の食育を学べる付録教材付き。さらにエリザベスキャットフードは社会貢献へも積極的で、保護猫団体への寄付なども積極的に行われています。
当サイト紹介記事:エリザベスキャットフードの口コミ評価、評判、おすすめ商品を徹底解剖!
エリザベスキャットフード サーモン

資格保持者が再集合
エリザベスキャットフードは、チキンベースのロニーが販売されてからすぐに「魚のフードも欲しい」という要望が多かったことがきっかけでレシピの開発と販売に取りかかりました。ロニーレシピの開発に携わった獣医師、ペットフード販売士、ペット栄養管理士、愛玩動物飼養管理士が再集合し、栄養バランスを整えるのが難しいと言われる魚のレシピを1年半かけて吟味しました。
魚を41%使用しつつオメガの比率にもこだわった
エリザベスキャットフード サーモンは、サーモンとニシンを贅沢に41%も使用した動物性タンパク質豊富なキャットフードです。ロニーと同様グレインフリーレシピで40種類以上の野菜やフルーツ、ハーブを使用して風味豊かなレシピに仕上がっています。
魚を多く使用したキャットフードでは、オメガ脂肪酸やミネラルのバランスが崩れたものが多いですが、エリザベスキャットフードでは原材料を工夫し、成分同士の適正な比率と量を調整しています。その結果、サーモンやニシンの他に、22%チキンも配合するようなレシピとなっています。
ワンポイント:保護猫団体への寄付にも積極的
画像引用元:株式会社ヒューマルHP
エリザベスキャットフードは全国の保護猫団体や愛護施設へ500袋以上の寄付を行っており、支援活動など社会貢献にも力を入れています。
エリザベスキャットフード 製品情報
成分表
成分(保証分析値) | 粗タンパク質 | 36% |
粗脂肪 | 16% | |
粗繊維 | 4% | |
粗灰分 | 8.5% | |
水分 | 9% | |
カロリー | 381kcal/100g |
給餌目安
価格(1.8kg) | 4,500円(税抜) |
主原料 | サーモン |
1日の給餌量(成猫2kg) | 38g |
1日の給餌量(成猫3kg) | 49g |
1日の給餌量(成猫4kg) | 60g |
管理人口コミ



はい。ロニーの1ファンですから、魚味のレシピが出たことも当然すぐに耳に入りました。さっそく購入してみましたが、まずこのパッケージが並ぶとかわいさが倍増ですね。しっかり香りがあるのはロニーと同じですが、肉と魚でメインの食材が違うとあって、香り自体はロニーと全然違っていて、エリザベスの方が少しサッパリとした香りのように思いました。それでも開けた瞬間にお魚の風味が広がるので、魚好きの猫はすぐに寄ってきましたね。

ロニーからの切り替えはいかがでしたか?



魚系キャットフードではカロリーがとても少なく食いつきもいまいちなものが多い印象ですが、エリザベスはサッパリしながらも、しっかりとした風味があり、タンパク質量も36%あるのでパワフルさや満足感もあります。
また上でも説明しましたが、やはり魚のキャットフードではオメガ3脂肪酸が多い配合になったりミネラルも多くなりがちなのですが、エリザベスキャットフードは、他の原材料としっかりバランスをとって成分同士の比率を調節しているあたり、さすがマッサンペットフーズのキャットフードだなと感じました。

No.2 オリジン(キャットフード比較ランキング 2位)
数々の賞を受賞する高品質キャットフードメーカー「チャンピオンペットフーズ」
キャットフードランキング第2位はカナダのチャンピオンペットフーズ社によるオリジンです!
ペットフードオブザイヤーを獲得したりと多くの賞を獲得し、その信頼性は折り紙付き。地元産の原材料にこだわり、自社工場(キッチン)で製造しているペットフードメーカーです。
チャンピオンペットフーズ社のブランドはオリジン以外にもアカナがあります。アカナも十分に高品質なのですが、やや安価で種類が豊富な設定になっています。
当サイト紹介記事:オリジンの口コミ評価、評判、おすすめ商品を徹底解剖!
6フィッシュ キャット


カナダ産の魚を80%も使用した6フィッシュキャット
オリジンというと、キャット&キトゥンか6フィッシュキャットですが、管理人宅では6フィッシュキャットの方が食いつきがよかったので、こちらを評価します。
カナダ産の海水魚と淡水魚を使用し、原材料の80%も魚を使用しているキャットフードです。サバ、ニシン、カレイ、アカディアンレッドフィッシュ、アンコウ、シルバーヘイク、アオギスなどこれほど豊富な魚を使用したキャットフードは他にはなかなかありません。
魚好きが多い日本猫に合っている
日本の猫は日本の習慣からも魚が好きな猫が多く、管理人宅の猫も最近は魚系キャットフードの方がよく食べてくれる傾向にあります。
この6フィッシュキャットも新鮮、強めの香りでしっかりアピールし、猫の食いつきが非常にいいキャットフードのひとつ。42%と高たんぱく質の割に20%と平均的な脂肪、豊富な栄養素が魅力です。
6フィッシュ キャット 製品情報
成分表
成分(保証分析値) | 粗たんぱく質 | 42% |
粗脂肪 | 20% | |
粗繊維 | 3% | |
灰分 | 8% | |
水分 | 10% |
給餌目安
価格 | :6,334円(2.27kg) |
主原料 | :サーモン&カレイ&ノーザンウォールアイ&ノーザンパイク&レイクホワイトフィッシュ&ニシン |
1日の給餌量(成猫2kg) | :40g |
1日の給餌量(成猫3kg) | :45g |
1日の給餌量(成猫4kg) | :60g |
ワンポイント:オメガ6:オメガ3が1.38:1
魚系のキャットフードはオメガ3脂肪酸が多くなりがちになりますが、6フィッシュキャットもその傾向があります。
オメガ6脂肪酸:オメガ3脂肪酸=3:1くらいまでは問題ないと思いますが、オリジン6フィッシュは魚系キャットフードらしく、オメガ6脂肪酸:オメガ3脂肪酸=1.38:1とオメガ3脂肪酸の含有量が高くなっています。
皮膚被毛を美しく保つバランスとして知られる目安を考えるともう少し抑えてもいいかもしれません。
ワンポイント:高価格
キャットフードの中では一番高いSランクにランクインしてくるオリジンキャットフードですが、1.8kgで6,000円超え(100gあたり340.2円)は気軽に購入できる金額ではないと思います。
内容量としては3kgの猫で1日45gなので40日換算になりますが、実際は破棄する分があったり、入れ替えもあるので猫一匹で一ヶ月で足りるか足りないか位だと思います。
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キャット&キティ

こちらも人気のオリジンキャットフードのキトゥン&キャット。鶏肉や七面鳥、イエローテイルカレイ、サバなどの動物原料を使用したグレインフリーキャットフードです。
オリジン キャット&キティ 製品情報
成分表
成分(保証分析値) | たんぱく質 | 42.0%以上 |
脂質 | 20.0%以上 | |
粗繊維 | 3.0%以下 | |
灰分 | 6.0%以下 | |
水分 | 10.0%以下 | |
オメガ6脂肪酸 | 3.5%以上 | |
オメガ3脂肪酸 | 1.2%以上 | |
カルシウム | 1.4%以上 | |
リン | 1.1%以上 | |
マグネシウム | 0.09%以下 | |
タウリン | 0.25%以上 |
給餌目安
価格 | :6,242円(2.27kg) |
主原料 | :チキン&ターキー&サーモン&ノーザンウォールアイ |
1日の給餌量(成猫2kg) | :40g |
1日の給餌量(成猫3kg) | :45g |
1日の給餌量(成猫3kg) | :60g |
No.3 ジウィピーク(キャットフード比較ランキング 3位)
ニュージーランドのエアドライキャットフードメーカー「ジウィピーク」
ジウィ・ピークキャットフードは、ニュージーランド原産のほぼ肉原料で構成されているエアドライ製法キャットフードです。
エアドライ製法という言葉自体あまり聞き馴染みはありませんが、非常に魅力の多いキャットフードで他にはあまり見られないこだわりも垣間見えます。
当サイト紹介記事:ジウィピーク エアドライキャットフードの口コミ評価、評判、おすすめ商品を徹底解剖!
ジウィピーク NZグラスフェッドビーフ


魅力1:生肉・内蔵・魚介類で98%
緑い貝が入っていますが、ほぼ全てが肉で、100%ニュージーランド産牧草牛を使用しています。ネコ科の栄養ニーズに合わせたキャットフードで、ほぼ肉と言ってもいい内容になっています。
魅力2:エアドライ製法で成分損傷が最低限
高熱で乾燥させると成分の損傷が大きくなります。これを避けるためにエアドライ製法でゆっくりと水分を抜き、できる限り栄養素を残したフードとなっています。
肉含有量の高さから95%以上と非常に高い消化率を持ち、残った栄養もしっかりと吸収されるように配慮されています。
製品情報
成分表
成分(保証分析値) | 粗タンパク質 | 38.0%以上 |
粗脂肪 | 30.0%以上 | |
粗繊維 | 2.0%以下 | |
水分 | 14.0%以下 | |
灰分 | 12.0%以下 | |
コンドロイチン | 1300mg/kg以上 |
|
代謝エネルギー | 100g | 550kcal |
給餌目安
価格 | :4,065円(400g) |
主原料 | :ビーフ |
1日の給餌量(成猫2kg) | :28g |
1日の給餌量(成猫3kg) | :37g |
1日の給餌量(成猫4kg) | :44g |
ワンポイント:圧倒的な高価格。400gで3,202円(800.5円/100g)
圧倒的超高級キャットフードです。カロリーも520kcal/100gとモンスター級です。しかしこれはふやかすことが前提のため、金銭面的にも給餌量で見ても実は驚くほど高いわけではありません。
1日の給与量の目安が3kgの猫には運動量少なめの場合は32g(1664kcal)とかなり少なめで、水やぬるま湯でふやかすことで容量が大きくなります。
ただし上手に与えなければ多く与えて太ってしまうか、結局他のキャットフードを与えてしまうことになりますので注意が必要です。
管理人の口コミ

ほぼ肉です。匂いのあるジャーキーって感じです。ただ、まんま肉を買っているような感じだからか価格は非常に高価格なイメージになります。
100gで800円ですよ!だったらお肉買って上げたほうが安いので、与える時はふやかして与えるのがおすすめです。


鹿みたいなベニソンと青魚のホキが主成分のものもあって試してみたいけど、簡単には試せない、ジウィピークはお金持ち向けのスーパーフードですね!
因みにそう見えるだけかもしれませんが、ジウィピークを食べるとおとなしかった猫もなんだか動物らしくなります。獣っぽくなるというかワイルドにというか(笑)
No.4 ヤラー(キャットフード比較ランキング 4位)
オーガニック代表格の「ヤラー」
工場も公開しているオランダのヤラー。オーガニックキャットフードの中では代表格と言っていいと思います。原材料の改善、残留薬物の除去など徹底して行い、第三者の認定も受け、しっかりと管理されたペットフードです。
工場内部も公開しているほど管理体制に自信を持っています。
当サイト紹介記事:ヤラー グレインフリーの口コミ評価、評判、おすすめ商品を徹底解剖!
ヤラー キャットフード グレインフリー


魅力1:オーガニック食材の徹底
世界を代表するオーガニックペットフードです。価格は非常に高いですが、オーガニック食材ですので、私たちが普段スーパーで購入する肉や野菜よりも高いものを使用して、かつ加工した製品なので高いのは当たり前とも言えます。
さらにオーガニックでグレインフリーを達成することも非常に難しいことです。多量のオーガニックの肉食材をペットフード用に確保すること自体が非常に難しい上、非常に高価格になります。これを実現して高価ではありながらも販売できる価格にしているところに企業努力と販売力が感じられます。
農薬などに反応する猫にはオーガニックしか選択肢がありませんし、大変貴重なペットフードメーカーのひとつです。
魅力2:完璧な輸送方法
庫内温度を一定に保ったコンテナで輸送しています。更に一袋ずつさらに個別に袋に包装して送ってくる念入りさ。一般の宅急便に対して、クール宅急便のようなイメージです。
そしてペットフード扱いではなく、オーガ一ニック食品扱いで輸送するという費用のかけようです。価格が高くなるのもうなずける管理体制といえます。
製品情報
成分表
成分(保証分析値) | 粗タンパク質 | 32.0% |
粗脂肪 | 13.5% | |
粗灰分 | 8.0% | |
粗繊維 | 5.0% | |
水分 | 8.0% | |
代謝エネルギー | 100g | 344kcal |
給餌目安
価格(2.4kg) | 9,180円(税込) |
主原料 | 鶏肉 |
1日の給餌量(成猫2kg) | 30g |
1日の給餌量(成猫3kg) | 40g |
1日の給餌量(成猫4kg) | 50g |
ワンポイント:超高額、2.4kgで9,000円オーバー
オーガニックなので仕方がない!と納得して購入しましょう(笑)
No.5 AATU(アートゥー)(キャットフード比較ランキング 5位)
イギリス産の高品質キャットフードの代表格「AATU」
AATUはイギリス産キャットフードで、日本国内ではあまり知名度は高くありませんが、通販だけではなくイギリス国内のペットショップで店頭販売もされています。
イギリスで人気の「MEOWING HEADS」の姉妹ブランドとしてAATUは立ち上げられ、ハイクラスのキャットフードとして人気の高い商品です。
チキン、ターキー、ダック、サーモン&ニシンなどの味の種類があり、生肉を使用した原材料や高タンパク質で成分バランスが魅力となっています。
当サイト紹介記事:AATU キャットフードの口コミ評価、評判、おすすめ商品を徹底解剖!
AATU(アートゥー)85/15 チキン

魅力1:肉原料85%、生肉50%
例えばチキンの場合は、骨抜き生鶏肉50%、乾燥チキン35%となっており、肉原料はキャットフードの85%と肉の割合がかなりの高いキャットフードです。
まして50%も生鶏肉という配合はかなり高配合となっています。その分カロリーも434kcalと高カロリーになっていますが、1日の給与量目安が3kgの猫では45gなので、195.3kcalと1日の推奨摂取カロリー範囲内ということで特に問題はありません。
魅力2:豊富な32種類のフルーツやハーブ
また栄養面を考慮した結果、多くの原材料から複合的に栄養素を摂取できるキャットフードとして、主原料以外に32種類ものフルーツやハーブ、野菜を配合しています。
多くの働きや効果が期待できるハーブなどを多く配合することで保存料や添加物なども少なくすることができます。
AATU 85/15 チキン 製品情報
成分表
成分(保証分析値) | 粗タンパク質 | 34% |
粗脂肪 | 18% | |
粗繊維 | 3.5% | |
粗灰分 | 3.5% | |
水分 | 8% | |
オメガ6脂肪酸 | 3.9% | |
オメガ3脂肪酸 | 1.2% | |
カロリー | 370kcal/100g |
給餌目安
価格(1kg) | 3,564円(税込) |
主原料 | 鶏肉 |
1日の給餌量(成猫2~3kg) | 35~45g |
1日の給餌量(成猫4~5kg) | 50~60g |
1日の給餌量(成猫6~7kg) | 65~75g |
ワンポイント:AATUは3kgサイズを買うのがお得!
もしAATUを買う場合は3kgで購入しましょう。3kgの場合は購入価格は7,020円(1.5kgで3,510円)、100gあたりに換算すると234円となり圧倒的に安くなります。
AATUキャットフードは上位3位までのキャットフードと比べても高価格になっていますが、使用している原材料を見れば仕方ない面もあります。
保存状態さえ保てる環境があればこの価格で堂々の2位としておすすめしたいところです。
管理人の口コミ



あと手に入りにくいことも躊躇しました。ある程度前もって準備できない性格で、なくなる寸前に慌てて注文するので、手に入りにくいAATUは注文で悩んだ時に在庫がありませんでした。
キャットフードとしてはとてもいいので、お金がある人は3kgにすれば結果的にはいいキャットフードを安く与えられるので、AATUは3kgで買うかどうかがキモだと思います!
No.6 ジャガー(キャットフード比較ランキング 6位)
高品質ドッグフードメーカー「エッセンシャルフーズ」
元々ぺットフード流通会社を経営していた開発者が質の高いペットフードの開発のために生産者となって作り出した会社がエッセンシャルフーズ社です。ドッグフードメインで展開していたエッセンシャルフーズ社が、満を持して販売開始したキャットフードがジャガーです。
ジャガーは比較的オリジンと近い考え、配合のキャットフードです。ジャガーの場合はチキンや鴨肉とサーモンやマスの肉類と魚類を混合して配合したレシピです。
猫の生態を理解し、より猫の自然な食事に近づけ、一つひとつの製造工程にこだわって作られています。
当サイト紹介記事:ジャガー キャットフードの口コミ評価、評判、おすすめ商品を徹底解剖!
ジャガー

魅力1:肉、魚、野菜とバランスのとれた豊富な原材料
ジャガーの魅力は何といっても豊富な原材料。それだけだと他のメーカーでもありますが、鶏肉、鴨肉、サーモン、マスと肉類、魚類もいくつかの種類使っています。まさに「手の届く贅沢品」というキャッチコピーが似合うドライフードです。
魅力2:動物性たんぱく質80%以上
高タンパクは猫にとって必要な食事。さらに動物性タンパク質であることが大事でこれが80%以上であることはとても評価できる点だと思います。価格に見合っているのではないでしょうか。
ジャガー 製品情報
成分表
成分(保証分析値) | たんぱく質 | 40.00%以上 |
脂質 | 20.00%以上 | |
粗繊維 | 3.00%以下 | |
粗灰分 | 9.00%以下 | |
オメガ6脂肪酸 | 3.0% | |
オメガ3脂肪酸 | 1.4% | |
エネルギー | 384kcal/100g |
給餌目安
価格(1.5kg) | 4,280円(税抜) |
主原料 | 骨抜きチキン生肉 |
1日の給餌量(成猫2.5~3.5kg) | 40~50g |
1日の給餌量(成猫3.5~5kg) | 50~55g |
1日の給餌量(成猫5~6.5kg) | 55~60g |
ワンポイント:「手の届く贅沢」というだけの価格(実質354.2円/100g)
実際1.5kgで4,280円(税抜)+送料640円(税抜)の実質5,313円で、100gあたりの価格は354.2円です。キャットフードとしては比較的高い価格帯に分類されますがこれを高いと思うか安いと思うかで、選択肢がちょうど分かれてくるラインにいるキャットフードかと思います。
管理人の口コミ

ジャガーで私が一番注目しているのは、食べてすぐに血糖値があがらないようにした点です。猫はご飯を食べた後に血糖値が急激にあがって興奮したり、バタバタしたりします。
でんぷんの含有量を抑えることで、血糖値を余り上げずにリラックスした状態で食べることができるそうです。逆にいうと芋類が豊富なキャットフードは血糖値が上がりやすいってことですかね。


実際にあげてみたところ、あげる前の袋へ擦りつきが凄かったです。でんぷんを抑えてても匂いで興奮してる気が・・・(笑)匂いはカナガンほどではないけど強めですね。日本のキャットフードではあまりなかった匂いでした。多分肉と魚の混合で配合量も多いからだと思います。
実際管理人宅の愛猫はかなり食べてくれて、糞便も正常なので特に不満はありませんでした。1袋一ヶ月あげましたが、体調を崩すこともありませんでした。


No.7 アカナ(キャットフード比較ランキング 7位)
当サイト紹介記事:アカナの口コミ評価、評判、おすすめ商品を徹底解剖!
オリジンと同一のチャンピオンペットフーズ社の別ブランド「アカナ」
アカナは高評価のオリジンと同じチャンピオンペットフーズ社で造られているブランドです。オリジンがシンプルになったイメージを持てば近いのではないかと思います。
もちろんオリジンと同じだけあり、その評判は折り紙付き。価格もオリジンより少し安いので手に取りやすい価格帯です。
豊富な肉原料も魅力。鶏だけでなく、現地に豊富な魚も多く使われています。より自然に近い食事を意識したアカナはオメガやカルシウム、リン、マグネシウムのバランスもよく、全体的にちょうどいいグレインフリーといった印象です。
アカナ ワイルドプレイリー

魅力1:地元の食材で自社工場で製造
アカナのキャットフードは、カナダ西部の農場と河川や湖から新鮮な状態で搬送された地元産の原材料にこだわり、自社工場で製造しています。すべての管理を自社で行える数少ないメーカーです。
最近アメリカに新工場ができ、一部の製品はカナダからアメリカに移りました。この影響に関する評価は今は聞こえてきていませんので問題はないのではないかと考えられます。
製品情報
成分表
成分(保証分析値) | 粗たんぱく質 | 37% |
粗脂質 | 20% | |
粗灰分 | 7% | |
粗繊維 | 3% | |
水分 | 10% | |
エネルギー | 410kcal/100g |
給餌目安
価格(1.8kg) | 3,758円(税別) |
主原料 | 鶏肉 |
1日の給餌量(成猫2kg) | 40g |
1日の給餌量(成猫3kg) | 45g |
1日の給餌量(成猫4kg) | 60g |
No.8 フィッシュ4 キャット(キャットフード比較ランキング 8位)
ドッグフードから始まったフィッシュ4ドッグ社
もともとグレートデーンの愛好家で15年以上ドッグショーにも出演していた夫妻が立ち上げたフィッシュ4ドッグ社販売開始したシリーズがフィッシュ4キャット。社名、商品名にここまで明確に魚を入れたメーカーは他にはありません。それほど自信を持って魚を使用しています。バランスの崩れやすいオメガ脂肪酸のバランスもしっかり。世界中で販売されているメーカーです。
フィッシュ4 キャット サーモン

当サイト紹介記事:フィッシュ4キャットの口コミ評価、評判、おすすめ商品を徹底解剖!
魅力1:地元の食材で自社工場で製造
グレインフリーでサーモンを50%以上と十分に使ったキャットフードなので、価格は納得できる価格帯です。酸化防止剤は天然成分、着色料も使っていません。
魚を原材料としたキャットフードは高価な物が多い中、1.5kgで4,200円であればいい価格ではないかと思います。さらに魚を主原料としたキャットフードとしてはオメガ6:オメガ3のバランスも取れている珍しいキャットフードです。
日本ではあまり口コミも見られないので評判がわからない点が悩みどころ。
フィッシュ4 キャット サーモン 製品情報
成分表
成分(保証分析値) | 粗たんぱく質 | 31% |
粗脂質 | 19% | |
粗灰分 | 8% | |
粗繊維 | 2.2% | |
水分 | 10% | |
エネルギー | 381.3kcal/100g |
給餌目安
価格 | :4,200円(1.5kg) |
主原料 | :サーモン |
1日の給餌量(成猫2~4kg) | :30~50g |
No.9 キャスター&ポラックス ナチュラル ペット ワークス(キャットフード比較ランキング 9位)
アメリカ農務省認定のオーガニック食材を70%以上使用したオーガニックメーカー「キャスター&ポラックス」
数少ないオーガニックキャットフードの中で健闘しているキャスター&ポラックス。非営利団体が調査することで厳正な審査を受けているメーカーです。
野菜だけでなく、鶏肉までオーガニック食材であることからもその情熱が伺いしれます。オーガニックですから、人間が食べるものとなんら違いはありません。人間用のオーガニック食材が非常に高いことは知っているかと思いますが、それをペットフードの原材料として使用しているということはとても豪華で贅沢なことです。
当サイト紹介記事:キャスター&ポラックス オーガニクスの口コミ評価、評判、おすすめ商品を徹底解剖!
グレインフリー チキン&スイートポテト

魅力1:オーガニックとしては安い
その上で1.3kg約5,000~6,000円なのでオーガニックとしては安い部類に入ります。
また原材料からは腸内環境にも気を配っていることが読み取られ、体内から健康にしていく考え方があるように感じます。低脂質でヘルシー、それでいてタンパク質はしっかりと摂取できるようになっています。
成分表
成分(保証分析値) | 粗たんぱく質 | 32% |
粗脂肪 | 14% | |
粗灰分 | - | |
粗繊維 | 3.50% | |
水分 | 11% | |
エネルギー | 374kcal/100g |
給餌目安
価格(1.3kg) | 6,156円(税別) |
主原料 | 鶏肉 |
1日の給餌量(成猫~2kg) | ~50g |
1日の給餌量(成猫2~4.5kg) | ~100g |
1日の給餌量(成猫4.5~6.8kg) | ~150g |
No.10 ラウズ(キャットフード比較ランキング10位)
ミールフリー ディハイドレイテッドチキン、ターキー & チキン

当サイト紹介記事:ラウズの口コミ評価、評判、おすすめ商品を徹底解剖!
魅力1:乾燥肉を一切使用していない高品質高タンパク質キャットフード
ラウズのポイントは乾燥肉を一切使用せず、脱水肉を使用したグレインフリーキャットフードです。1位のロニーキャットフードでも使用していますが、その配合量が非常に高く、その分価格も高いのが玉に瑕ですが、たんぱく質が40%に対して脂質は12%とヘルシーに出来上がっていて、肥満などを気にする場合にも使いやすいグレインフリーと言えるかもしれません。
また、全ての原材料の産地を公開している部分も好感が持てます。OEM製造の場合は、複数の契約産地から購入する場合がほとんどなので、一ヶ所を公開できない場合もありますので、ひとつのアドバンテージとなっているかと思います。
製品情報
成分表
成分(保証分析値) | タンパク質 | 40%以上 |
脂肪 | 12%以上 | |
繊維 | 4%以下 | |
水分 | 10.0%以下 | |
カロリー | 371kcal/100g |
給餌目安
価格(790g) | :3,700円 |
主原料 | :ディハイドレイテッドチキン |
1日の給餌量(成猫1.8~2.7kg) | :37g~ |
1日の給餌量(成猫3.6~4.5kg) | :56g~ |
1日の給餌量(成猫5.4~6.3kg) | :75g~ |
<ランキングから一時除外> カナガン(キャットフード比較ランキング 元5位)

※平成30年8月10日付けモグワンで青い粉末状の塗料混入がありました。詳しくはこちら
魅力1:配合量60%が肉原料のイギリス産グレインフリーキャットフード
ネットでキャットフードを調べると一度は必ず目にするカナガンキャットフード。アフィリエイトを利用しているので、キャットフードの紹介サイトには必ずと言っていいほど登場してくるキャットフードとも言えます。
アフィリエイトを利用しているということで、非難されることも多いですが、決して悪いキャットフードではないと思います。肉原料が豊富で消化吸収率が高く、その他の原材料もアルファルファやクランベリー、リンゴ、にんじんなど猫の健康を考えた原材料を配合しています。
工場はイギリスのGAペットフードパートナーズ。欧州内でもしっかり管理された工場のひとつなので安心です。
魅力2:1日推奨摂取カロリーは少なめ(ヘルシー)
計算上は3kgの猫で1日156kcal計算なので他のキャットフードと比べるとかなりヘルシーな設定になっています。消化吸収率がわからないので、この値で足りているのかどうかがわからないところ。
キャットフード勉強会で導き出した平均的な摂取カロリー計算式を【体重×60~70kcal】とすると、180~210kcal程度が必要な計算です。これにはキャットフード自体の消化吸収率は考えられていませんので、カナガンの消化吸収率がかなり高くなければ足りない計算になります。
製品情報
給餌目安
価格(1.5kg) | :3,960円(税別) :送料640円(税別) :実質4,968円(税込) |
主原料 | :チキン |
1日の給餌量(成猫2.5~3kg) | :35g~45g |
管理人の口コミ




<ランキングから一時除外> シンプリー(キャットフード比較ランキング 元9位)

※平成30年8月10日付けモグワンで青い粉末状の塗料混入がありました。詳しくはこちら
魅力1:原材料がまるごと変更され、カナガンサーモンと同じに
以前のレシピが好きだった猫もいるはずなので、魅力と言っていいかは難しいところですが、シンプリーという名前はそのままで、2016年8月頃に原材料は全て変更され、イギリスで販売されているカナガンのサーモンと同じ構成になりました。
配合されている原材料は37%と高たんぱく質のキャットフードで、それ以外はカナガンとほぼ同じ内容です。
魅力2:魚系グレインフリーキャットフードとしては上位クラス
グレインフリーキャットフードはチキンなど肉系が人気で、魚が主原料のものは種類が少ないので、探している場合にはシンプリーも選択肢のひとつになると思います。
中身はカナガンサーモンなので、品質はカナガンと同じと考えていいと思います。
管理人の口コミ



お米が入ってるからか多めの量をあげることができましたし、今までのキャットフードとあまり変わらないからか普通に食べてくれました。「今までとあまり変わらないまま原材料の質だけいいものになった」って感じが一番近い印象です。
ただ2016年からレシピが完全に変わり、全く別物になりました。調べてみたところ、カナガンのサーモンと全く同じだったのでいいものだと思います。
製品情報
給餌目安
価格 | :3,960円(1.5kg) |
主原料 | :サーモン&ニシン&マス |
1日の給餌量(成猫2.5~3kg) | :40g~50g |
キャットフードを選ぶ基準
キャットフードを選ぶ基準一覧
キャットフードを選ぶ時の基準は飼い主それぞれ多くの基準があります。ざっと思いつくものだけでも10項目以上。
- 金額
- 内容量
- 使用している原材料
- 原材料の生産国
- 原材料のクオリティ
- 酸化防止剤などの添加物
- 製造国
- 製造方法
- パッケージ
- 栄養成分・配合量
- 販売場所
自分にとって重要な項目をハッキリさせる
まずキャットフードを選ぶ基準として、上記の項目の中から、自分や愛猫にとって重要な優先順位をふわっとでも考えておくといいです。
キャットフードを選ぶ時は全ての項目が飼い主と猫の都合にマッチしている商品を見つけるのは難しく、もしマッチしていたとしても猫が好きかどうか(食べるかどうか)はまた別の話になります。そのためじっくり選び過ぎてもどんどん時間が過ぎていってしまいます(笑)
- 多頭飼いなのでクオリティよりも価格と量を重視したキャットフード
- 価格は問わないので栄養バランスや健康の維持を一番に考えたキャットフード
- アレルギーなので極力アレルゲンを除いたキャットフード
- 病気の疑いがあるので獣医師と相談して決めたキャットフード
- 中国産原材料だけは使っていないキャットフード
優先順位の高いものから順番に満たしていけるキャットフードを選びましょう。
飼い主が考慮すべき項目
金額
金額は安いに越したことはないと思いますが、原材料やクオリティと価格はだいたい比例しています。1kgあたり100円と驚くほど低価格のものから5,000円/1kg以上するものまで存在します。
中にはほとんど同じようなキャットフードでも価格に差があるものもありますが、それは販売力があるほど価格が安くできたりと企業ごとの体制が反映されます。
使用している原材料
一番コストが高いのはオーガニック原料
オーガニックの肉原料が最もコストが高くなります。オーガニックの肉原料とは原料となる鶏などの餌までオーガニックな餌を与えて育てたものです。そもそも肉原料が最もコストが高いので、餌をオーガニックにすることでコストはグッと上がります。使用している野菜などもオーガニックにすることでコストは上がり、オーガニックキャットフードはキャットフードの中でも最も高価になります。
しかし農薬などを使用していないことで猫のアレルギーが治ることもあったり、自然と体調が良くなる猫もいるようで、オーガニックでしか得られない効果がある場合があります。
次に高い肉原料
キャットフードを作る上で最もコストがかかるのは肉原材料です。中でも家禽ミールではなく、高品質な肉原料が多く含まれているグレインフリーはどうしても価格が高くなります。
製造工程、製造工場
生の肉原料を製造時に多く含む技術を行える工場は限られていて、製造費用も高くなります。また高規格で規模の大きいヨーロッパの工場などでの製造価格はアジア圏に比べると割高です。
製造国
日本で作れば人件費が非常に高くなります。日本から遠いヨーロッパで作れば輸入コストが非常に高くなります。アジア圏で作ればその両方をクリアすることができますが、イメージやクオリティに問題があると考える人も多くいます。ペットフード先進国は目を見張る規模で高規格な工場も多いので、こうした工場で作っている企業も多いのですが、コスト高により販売価格が上昇しがちです。
原材料の生産国
中国産やアジア圏の原材料は豊富で安価ですが、中国産だけは避けたいと考える消費者も多いのが現状です。ヨーロッパ圏で製造する場合にはヨーロッパ圏、EU圏で生産されている原材料を使用することが多く、それぞれの国の特産を生かした原材料を使用しているキャットフードも見られます。わかりやすいところでイギリスのスコットランドサーモンやオーストラリアのベニソン(鹿)などがあります。
内容量
販売されているものでは1.5~3kg位までが最も多い内容量帯です。高価格になると少しでも価格を抑えて手に取ってもらいやすくするため、1~1.5kg程度のものが多くなってきます。
平均的なサイズの日本猫の成猫で1ヶ月2kg前後を消費するのではないでしょうか。
酸化防止剤や添加物
低価格のキャットフードには添加物や着色料が加えられているものが多くあります。価格に比例して自然由来の酸化防止剤の使用をアピールしているメーカーやが出てきます。
パッケージ
湿度が高くない国ではパッケージに針で穴を開けたものがあります。これは輸送時や陳列時に積み上げた時袋がパンクして爆発しないように空気が抜ける仕組みです。
原理としては袋が潰れて空気が抜けても、袋が広がって空気が入ることはほぼないので大丈夫という理屈ですが、日本は湿度が非常に高い国なので、パッケージに穴が空いていることを敬遠する方は少なくありません。
栄養成分・配合量
例えば尿路結石が気になる場合にはカルシウム、マグネシウム、リンのバランスを気にすると思います。また毛艶の良さを求めてオメガ6とオメガ3のバランスを重視する人もいます。
販売場所
現在はインターネット通販でしか購入できない商品も増えています。利点は、
- コストが抑えられ、価格を下げることができる
- 商品管理がしやすくなる
- 在庫が倉庫など一箇所にあるため、何かあった場合の動きが早い
- お問い合わせ窓口が自然とネットショップに絞られることで対応が早い
などがあります。しかし欲しい時にその場で手に入らないという弱点もあり、通販商品を利用している場合には万が一の場合に、店頭で購入できるサブキャットフードを選んでおくといいと思います。