本日のテーマ

【日本未発売】
Made by Nacho(ナチョ)のキャットフードの特徴や設立、商品やメーカー情報、今後の展望について解説します。



まさにその通りです。人間の料理にも通じる食材選びと調理アプローチが特徴で、ドライフードだけでなく、おやつやスープなどのバリエーションも豊富です。
猫の嗜好性を考えたレシピ構成にも工夫が見られます。実際の原材料を見ていきましょう。
ナチョ サーモン&パンプキンレシピ
穀物 | 玄米、オート麦 |
ポイント | ・著名シェフ愛猫のために開発したブランド ・骨ブロス注入やフリーズドライ素材を取り入れた高嗜好設計 ・無添加・高たんぱく・調理感の強い製品が多い |
実売価格 | |
1kgあたり | |
第一原料 | サーモン |
生産国 | アメリカ |
メーカー | アメリカ |
販売元 | 日本未発売 |
公式サイト | Nacho公式サイト |
原材料からの考察


ざっと見たところ、動物性たんぱく源としてはサーモンやメンハーデン魚粉、白身魚、そして乾燥卵など良質な原料が複数使われていますね。
とくにサーモンと魚粉はオメガ3脂肪酸が豊富で、皮膚や被毛の健康にとって効果的です。


確かに猫は完全な肉食動物なので、植物由来の炭水化物は消化効率が高いとは言えません。ただ、玄米やオーツは比較的低アレルゲンで、食物繊維やビタミンB群の補給源にもなりますので、少量であれば補助的に意味はあります。
ただし、グレインフリーを求める飼い主さんには気になるポイントかもしれません。


食塩は微量ならナトリウム源として必要ですが、多すぎると腎臓に負担になることもあります。ただ、このキャットフードに関しては塩分の使用量が適切に管理されている印象です。
ローズマリーエキスも防腐目的で広く使われていて、これもとくに問題ないと言えます。
天然香料に関しては猫の嗜好性を高めるために使われることが多いですが、どんな原料由来なのかの記載がない場合は不安ですね。


その通りです。カボチャは食物繊維が豊富で整腸作用、ブルーベリーやクランベリーは抗酸化成分として尿路の健康維持に役立ちます。パセリもビタミンKやミネラル補給に役立ちます。
そして、珍しい原材料として「ススキ」が入っていますね。


そうなんです、これは非常に珍しいです。ススキはイネ科の多年草で、通常はキャットフードの原料には使われません。ただし、最近では繊維源として研究されることもあり、便のバルクを整える目的でごく微量配合されるケースがあります。
ナチョのドライフードも、おそらくそうした整腸目的の一部だと思われますね。


総合的に見ると、動物性たんぱくをしっかり確保しつつ、魚由来のオメガ脂肪酸、腸内細菌への配慮、抗酸化物質など現代的なプレミアムキャットフードの特徴をバランスよく備えています。
ただし、穀物や珍しい繊維源にアレルギーがある猫には注意が必要かもしれませんね。
参考:Miscanthus Grass as a Novel Functional Fiber Source in Extruded Feline Diets
ナチョ サーモン&パンプキンレシピの成分表
成分(保証分析値) | 粗たんぱく質(最小) | 32% |
粗脂肪(最小) | 18% | |
粗繊維(最大) | 4.0% | |
水分(最大) | 10.0% | |
亜鉛(最小) | 80 mg/kg | |
ビタミンE(最小) | 40 IU/kg | |
タウリン(最小) | 0.2% | |
オメガ3脂肪酸(最小) | 0.6% | |
オメガ6脂肪酸(最小) | 3.0% | |
総微生物数(バチルス・コアグランス)(最小) | 80,000,000 CFU/lb | |
エネルギー | 379.5kcal/100g |
まとめ
- アメリカの著名シェフが2021年に設立したキャットフードブランド
- ドライフード、スープ、おやつなど多種多様の製品を展開
- 第一原料は鮭や鶏肉などの良質な動物性たんぱく
- 玄米やオート麦、ススキなど穀物や繊維も使用
- 現在のところ、日本未発売
口コミは即時公開されず、管理人により一括チェック、公開されます。