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猫や犬の飼い主さんのボディクリームの選び方
猫や犬の飼い主さんは以下のようなポイントに気を付けてボディクリーム(保湿クリーム)を選びましょう。
- 無香料(精油フリー)であるか
- 危険な化粧品成分が含まれていないか
- べたつきはないか
次の項目からこの選び方について詳しくお話していきたいと思います。
1. 無香料または香りの弱いボディクリームを選ぶ
無香料・精油不使用のボディクリーム
まず飼い主さんが気を付ける点として最も気にすべきなのはボディクリームの香りです。
猫や犬を飼っている方は、ボディクリームに限らず香りの強い基礎化粧品は避けるべきです。
猫や犬にとって強い香り自体が危険
猫や犬にとっては強い香り自体が危険であるケースがあります。猫と犬が代謝できる香りもありますが、猫や犬に問題ないとされる香りの種類や量はまだはっきりとは分かっておらず、リスクが高いです。
アロマオイルを舐めてしまった猫が死亡する事故もあるほど、猫や犬にとって香りの強いものは体への影響力が強いので細心の注意が必要となってきます。
猫や犬は香りに敏感
猫や犬にはヤコブソン器官(鋤鼻器)を持っている動物です。そのため猫や犬は人に比べて嗅覚が非常に優れており、その分敏感で、少しの香りでも猫や犬への影響は大きくなります。
香りに敏感ですから、危険と感じるほど強い香りを感じたら、そもそも飼い主さんに近寄ってきてくれなくなったり、避けられるようになってしまう可能性もあります。
2. 危険な化粧品成分が含まれないボディクリームを選ぶ
猫や犬が舐める可能性
猫や犬が万が一、ボディクリームを塗った飼い主さんの肌を舐めてしまうこともあります。
化粧品の場合、猫や犬が舐めてしまうことを考慮されていないため、飼い主さん自身がボディクリームに危険な化粧品成分が配合されていないかを確認する必要があります。
注意が必要な成分
- 石油界面活性剤
- 合成防腐剤
- 合成着色料
- 香料(精油含む)
- アルコール(エタノール)
- 遺伝子組換え原料
- シリコン
- 紫外線吸収剤
- 鉱物油
- 旧表示指定成分
- 動物性原料
香りや添加物、猫や犬にとって舐めたときにアレルギー反応が出る可能性のある成分などもあります。これらを不使用しているボディクリームを販売しているブランドもありますので、チェックしてみるといいと思います。
3. べたつかないボディクリームを選ぶ
すぐなじむクリーム
またボディクリームを選ぶときはべたつきが少ないボディクリームを探すのがおすすめです。べたつきがあるとその分クリームのまま残りやすく、なじんでいくのにも時間がかかります。
べたつきがあるクリームだと猫や犬に少し触れただけでも毛がついてしまいやすくなりますし、べたつきが強いクリームが猫や犬についてしまった場合、気になった毛づくろいで口に入れてしまう可能性もあります。
ペット飼い主におすすめしたい「ロニーボディクリーム」
待望の飼い主向けボディクリーム
ロニーキャットフードを販売しているマッサンペットフーズから、待望のペット飼育者、トリマー、動物の専門家へ向けたボディクリームの販売が開始されました!
化粧品の専門家、保育士、ペットフードメーカーが開発
ペットと人が区別なくストレスなく暮らすことができるように、家族がいてもナチュラルに使用できる保湿クリームを目標に掲げ、保育士や化粧品検定1級合格者によって成分や原材料の配合を何度も検討して開発されたボディクリームです。
家族や動物に配慮した原材料や成分配合
家族や動物に配慮して、石油系界面活性剤、防腐剤(フェノキシエタノール・パラベン)、合成着色料、香料、エタノール、遺伝子組み換え原料、シリコーン、紫外線吸収剤、鉱物油、旧表示指定成分、動物性原料、ポリエチレングリコール、精油など、一般的な化粧品では使用されることが多い成分を不使用にしています。
使い心地もこだわったさらさら質感
天然由来成分99.7%(水を含む)で塗ってペットに触ったときに手に被毛がくっつかないよう、ベタつきや触ったときの質感なども改良を重ねました。
飼い主向けのボディクリームまとめ
今回は飼い主向けの無香料のおすすめボディクリームについて、また危険な化粧品成分やボディクリームの選び方基準などについてお話してきました。
ボディクリームなどの化粧品は犬や猫が舐める可能性があることや香りに敏感であることを想像されてつくられているわけではありません。そのため塗るのはOKでも口に入ると危険な成分であることも少なくありませんし、人間にとっても害が無くても犬や猫にはNGというケースもあります。
ですから猫や犬、ペットを飼われている方は、まず飼い主向けの商品なのかどうか、どういった成分が使用・不使用になっているのかをきちんと確認してから購入しましょう。