穀物不使用グレインフリーキャットフードとは?猫へのメリットとデメリット

穀物不使用のグレインフリーキャットフードとは

小麦やコーン、米などが不使用

穀物 グレインフリー キャットフード

グレインフリーキャットフードとは、穀物が一切含まれていないキャットフードです。

穀物(グレイン)は、人がエネルギー源として主食にしている、

  • 小麦
  • 大麦
  • トウモロコシ

などがありますが、グレインフリー(穀物不使用)と記載されたキャットフードにはこれらの穀物は一切使用されていません。

ここ数年で注目度が上がった

穀物不使用のグレインフリーのキャットフードは、ここ数年で注目度が上がっています。

穀物が不使用になったグレインフリーキャットフードは、猫の体や消化の仕組み、本来の食生活に寄り添うレシピに自然となることが多いため、人気も高くなってきています。

そのためこれまでグレインフリー(穀物不使用)のラインナップがなかったメーカーも、グレインフリーシリーズが続々と登場してきている印象です。

グレインフリー・グルテンフリーのキャットフード

間違われやすいグルテンフリーキャットフード

グレインフリーキャットフードと一緒に、「グルテンフリー」のキャットフードもよく聞かれますが、意味が違います。

  • グレインフリーキャットフード
    → 穀物(グレイン)が一切不使用
  • グルテンフリーキャットフード
    → 小麦やライ麦のタンパク質(グルテン)が不使用 

グレインフリーは、穀類に分類される小麦、トウモロコシ、米などの植物の種子が一切不使用になっているキャットフードを言います。

対してグルテンフリーは、穀物の小麦やライ麦のタンパク質(グルテン)限定で不使用にしたキャットフードを言います。

グレインフリーとグルテンフリーのキャットフードの違い

2019年7月10日

グレインフリーキャットフードのメリット

現在、多くのグレインフリーのキャットフードが販売されていますが、どうしてグレインキャットフードが選ばれるのでしょうか。

グレインフリーキャットフードのメリット
  • 効率良く消化できる
  • 消化器官の負担になりにくい
  • 毛艶や皮膚の調子が良くなる
  • アレルギー対策
  • 肥満予防
  • 糞の匂い改善
  • 下痢・便秘解消

グレインフリーのキャットフードには上記のような効果、メリットがあります。

効率よく消化吸収される

猫の主なエネルギー源となっているのはタンパク質であり、穀物は猫にとっては消化のしにくい食べ物です。

グレインフリーキャットフードには、猫が消化しにくい穀物が含まれていないため、猫のキャットフードを消化しやすく猫の体への負担も少ない点で評価が高いです。

猫の体で食べ物が消化がされやすいと、下痢や便秘が解消される、肥満になりにくい、糞の匂いが改善されやすい等のメリットがあります。

動物原料、動物性タンパク質が多くなりやすい

またグレインフリーキャットフードは、穀物が使用されない分、肉原料が多くなり動物性たんぱく質の含有量が増える傾向にあるので、猫の本来の食事や体の仕組みに合ったレシピになりやすいです。

タンパク質が多くなることで猫の毛艶が良くなりやすかったり、消化器官の負担になりにくいなどのメリットがあります。

穀物アレルギーの対策になる

また穀物は猫の食物アレルギーのアレルゲンになりやすいため、穀物を抜くことで猫にアレルギーが出にくくなります。

グレインフリーキャットフードのデメリット

ただし万能というわけでもないグレインフリーフード。穀物を不使用にすることで考えられる注意点やデメリットも一緒に解説します。

グレインフリーキャットフードのデメリット
  • 価格帯は高め
  • 始めたては軟便になりやすい
  • お腹が空きやすい
  • 腎臓病の猫にはNG

価格が高くなりやすい

グレインフリーキャットフードの価格帯はだいたい中~高価格帯になることが多いです。

というのも、グレインフリーキャットフードは、穀物だけでなく添加物量や他に使用する食材や栄養バランスにもこだわって作られている傾向にあります。

そのため価格はホームセンターやスーパーで売られている激安キャットフードに比べて高いと感じるかもしれません。

消化吸収が良いからお腹が減りやすい

またグレインフードは食べてもすぐにまたお腹が減りやすいというデメリットがあります。

肉メインであることが多く消化しやすいため、いつもの量を食べても追加のフードをねだられることもあるかもしれませんが、そこでキャットフードを追加で与えてしまうと癖になり肥満になってしまうので注意です。

タンパク質制限がかかった腎臓病の猫

タンパク質の摂取を制限するように言われた腎臓病の猫は、グレインフリーキャットフードは基本的にNGとなります。

腎臓病になった猫は、症状によっては腎臓に負担をかけないようにするため、獣医師さんからタンパク質摂取量を控えるよう指示されます。

グレインフリーキャットフードは、穀物の代わりにタンパク質が豊富な動物原料をたくさん使用されるため、タンパク質制限のかかった猫に与えるべきではありません。

腎臓に病気が疑われる猫の場合、注意深く観察して動物病院で腎臓病ではないか診察してもらってから与えるようにするといいでしょう。

グレインフリーは成猫・子猫・シニア猫、どの成長段階でもおすすめ

グレインフリーはどの年齢にもおすすめ

猫 グレインフリーキャットフード

グレインフリーキャットフードは、成猫だけでなく子猫やシニア猫、どの成長段階の猫に対してもおすすめです。

猫によって、相性や好き嫌い、メーカーによる質の違いなどはあるため、一概にグレインフリーキャットフードがすべておすすめというわけではありませんが、基本的にグレインフリーキャットフードはどの年齢の猫にもおすすめできます。

子猫やシニア猫には特におすすめ

むしろ子猫やシニア猫にグレインフリーキャットフードはとてもおすすめです。

消化器官が未発達な子猫、また消化器官が衰えてきたシニア猫にとって、消化吸収がしやすく消化器官の負担になりにくいグレインフリーキャットフードは、積極的に取り入れていきたいキャットフードと言えます。

猫の体も受け付けやすく体調も崩しにくくなるので、子猫やシニア猫も検討してみてはいかがでしょうか。

オーガニック × グレインフリーのキャットフード

安全性と猫の体に配慮

キャットフード

グレインフリーかつオーガニック食材を使ったキャットフードも登場しています。

オーガニック食材とは、化学肥料や農薬、添加物を使用せずに作られた有機栽培の食べ物です。

手間も時間もコストもかかるため、材料費の安い穀物を使用してコストを抑えることが多いですが、グレインフリーの注目度が高まってから、オーガニックでグレインフリーのキャットフードも見られるようになりました。

オーガニック × グレインフリーキャットフードの特徴と傾向

比較的安く育てられる穀物を使用せずに原材料費の高い動物原料をオーガニックで育てるため、やはり価格は他のキャットフードより高くなります

しかしこだわりの強く厳しい基準で製造されているため、安全性が高く安心して愛猫に食べてもらえるのではないでしょうか。

グレインフリーキャットフードを選ぶおすすめの方法

グレインフリーキャットフードの選び方
  • お試しパック、お試しサイズを利用
  • 原材料や成分分析値をチェック
  • メーカーやカスタマーサポートに聞く

お試しパック、お試しサイズで購入

グレインフリーキャットフードにしたい!と思っていただいたなら、まずはお試しキャットフードで愛猫が気に入る物を見つけてみてはいかがでしょうか。

お試しキャットフードはネットや通販サイトで検索すると探すことができますし、1食分、100gなどサンプルくらいの大きさのキャットフードを安価で購入することができるので、新しいキャットフードを探すにはうってつけの方法です。

原材料や成分分析値をチェック

お試しサイズがなければ、メーカーが公開している原材料や成分分析値をチェックしてみると、愛猫に合っているのか、安全なキャットフードなのかをある程度確かめることができます。

直接メーカーに問い合わせてみる

またキャットフードメーカーのカスタマーサポートに直接問い合わせて聞いてみるといいと思います!

きちんとしたキャットフードメーカーでは、カスタマーサポートでの説明や案内で適当なことは言いませんし、対応からサポート体制や信頼性も確認することができます。

またメーカーによっては専属のペット栄養管理士や獣医師が在籍していることもあるので、一度与え方や愛猫に与えても問題ないか相談してみるといいかと思います。