

鈴木さんは猫などのペットを対象にした「ペット保険」というものをご存知でしょうか?
ペット保険とは
ペットの医療保険

ペット保険とは、毎月一定の保険料を負担することで、いざペットが病気や怪我をして医療費がかかる時に補償が受けられる保険です。
補償の対象になるペット
ペット保険の対象となる代表的なペットは主に犬と猫になります。
しかし保険会社によっては、犬猫以外にも、ウサギやモルモット、ハムスター、ハリネズミなど小動物や、鳥類、爬虫類も保証対象にしています。
ペット保険の補償内容
ペット保険の補償内容は、加入する保険によって変わってきますが、
- 診療や治療、薬などの費用
- 入院する際にかかる費用
- 手術や麻酔にかかる費用
ペット保険の保険料
年齢による違い
ペット保険の保険料は、人間と同じで加入する年齢が若ければ若いほど安くなります。
たとえばペット保険に加入する猫の年齢が0歳の時に月々の支払いは500~700円くらいなのに、猫が10歳以上だと月々の支払いが3,000~1万5,000円と毎月の負担が大きくなります。
補償内容による違い
当然、どれくらい手厚い補償内容の保険に加入するかによっても保険料は左右されます。
補償してもらえるのが、通院費や入院費は対象外であったり、半分の50%の金額しか補償されないペット保険は、月々の負担が軽く安い保険料で加入することができます。
反対に補償が70~100%、通院費や入院費も補償の対象になるなど、手厚い補償のペット保険に加入した場合、月々の保険料が高くなります。
ペット保険の加入条件
ペット保険には加入条件があります。加入条件も保険会社やペット保険のプランによりますが、加入条件として挙げられることが多いものをご紹介します。
現在、猫に病気や怪我がある
すでに猫が重大な病気にかかっており、高額な医療費がかかると想定される場合は、加入できないことがあります。また病気だけでなく大きな怪我をしている猫もペット保険に加入できないことがあります。
過去の病気の内容
現在病気やけがをしていなくても、過去に大きな病気をしたことがある猫や、病気の再発の危険がある猫も加入できない場合があります。
老猫
また猫がシニア期で老猫の場合、新規でペット保険に入れないことがあります(すでに年齢が若いときから加入して継続するならOK)。
老猫はこれから大きな病気にかかったり、大きな怪我をしやすくなるため、加入自体を断られてしまうことがあります。早いと8~9歳から新規を断られるので、ペット保険の検討は早めにしておいた方がいいでしょう。
病気や怪我の手術、治療処置、薬代にかかる費用



猫の骨折の治療費
猫が足を骨折した場合、手術費はおよそ10~15万円、レントゲンや入院費、診療費、通院費などを合わせると、骨折の治療にかかる合計金額はおよそ20万円となります。
猫の尿路結石の治療費
猫がなりやすい病気として挙げられる尿路結石。
これはストルバイト結石という食事療法で溶かせる軽症の尿路結石だった場合、治療費の総額は1万円前後で済みますが、重症で手術が必要になった場合、治療費は40万円以上に。
猫の糖尿病の治療費
糖尿病の場合、手術の費用ではなく、毎月のインスリン注射や定期的な通院によって医療費がかさむことが多いでしょう。
糖尿病の通院と自宅でのインスリン注射にかかる費用は、月々およそ2~5万円。糖尿病は完治することは少ないので、毎月この費用を負担することになります。
猫のペット保険のまとめ



