猫は白菜を食べても大丈夫
冬野菜の白菜は、シャキシャキとした食感で鍋料理の定番野菜のひとつです。
猫が食べても大丈夫な野菜で、キャットフードの原材料に使用されることもあります。
ここでは、猫に白菜を与えるメリットやおすすめの食べさせ方などをご紹介します。
猫が食べられる白菜の栄養成分
白菜は全体の約95%が水分で、エネルギー量は100gあたり13kcalと低カロリーな野菜です。
| 白菜の栄養成分 | |
|---|---|
| 水分 | 95.2g |
| たんぱく質 | 0.8g |
| 脂質 | 0.1g |
| 炭水化物 | 3.2g(糖質1.9g、食物繊維1.3g) |
| カロリー(100gあたり) | 13kcal |
白菜に含まれる栄養素と効果
カリウム
生の状態の白菜には、100gあたりには220mgのカリウムが含まれています。
カリウムは体内の余分なナトリウムを排出し、体内の水分バランスを維持するために欠かせないミネラルです。また、神経や筋肉の正常な働きを維持する役割もあります。
水に溶けやすい性質があるため、茹でることで約20~30%のカリウムが減少します。
ビタミンC
白菜には100gあたり約19mgのビタミンCが含まれています。
ビタミンCは抗酸化作用を持ち、細胞を酸化ストレスから守る働きがあります。
猫は人間とは違い、体内でビタミンCを合成できるため、食事から積極的に摂取する必要はないと考えられています。
β-カロテン
白菜には100gあたり92μgのβ-カロテンが含まれています。β-カロテンは体内で必要に応じてビタミンAへ変換される栄養素で、抗酸化作用を持っています。
猫は人や犬と比べてβ-カロテンをビタミンAへ変換する能力が低いため、肉や魚といった動物性たんぱく質を食事から摂取する必要があります。
そのため、キャットフードの第一原材料には肉類や魚類が選ばれています。
葉酸
生の状態の白菜には100gあたり61μgの葉酸が含まれています。
葉酸は赤血球の生成や細胞の増殖に関わるビタミンB群の一種で、健康維持に欠かせない栄養素です。
猫にとっても必要な栄養素ですが、総合栄養食のキャットフードを食べていれば不足することはないと考えられています。
食物繊維
白菜には、100gあたり合計1.3g(水溶性0.3g、不溶性1.0g)の食物繊維が含まれています。
食物繊維には、腸内環境を整え、排便をサポートする働きがあります。
猫は本来肉食動物であり、多くの食物繊維を必要とするわけではありませんが、適量であれば便秘の改善や毛玉の排出をサポートすることがあります。
ただし、与えすぎると下痢や嘔吐、消化不良の原因になるため、少量にとどめるようにしましょう。
猫に白菜を食べさせるメリット
白菜は猫にとって必須の食材ではありませんが、適量であれば健康維持に役立つことがあります。
特に水分が豊富で低カロリーなため、おやつやキャットフードのトッピングとして少量与えることで、以下のようなメリットが期待できます。
水分補給のサポート
白菜は約95%が水分でできているため、普段あまり水を飲まない猫に少量与えることで水分補給のサポートにつながります。
茹でた白菜をキャットフードにトッピングしたり、ウェットフードと一緒に与えることで、より自然に水が飲めるようになります。
腸内環境を整えるサポート
白菜に含まれる食物繊維は、腸内環境を整え、便通をサポートする働きがあります。
便秘気味の猫や毛玉が原因で便が出にくい猫では、少量の食物繊維が排便を助けることがあります。
ただし、食物繊維の摂りすぎは下痢や消化不良の原因になるため、与えすぎには注意しましょう。
カロリーを抑えながら満足感を得られる
白菜は低カロリーな野菜のため、ダイエット中の猫のおやつやキャットフードのトッピングとして利用しやすい食材です。
少量をキャットフードに混ぜることで食事のかさを増やし、満足感を得られることがあります。
食事の楽しみを増やせる
白菜のシャキシャキとした食感や甘みを好む猫もいます。
普段のキャットフードに少量加えることで、食感や風味に変化が生まれ、食欲が落ちている猫が興味を示す場合もあります。
猫に白菜を食べさせるときの注意点
猫に白菜を与えるときは以下の点を注意しましょう。
必ず加熱してから与える
白菜は生でも食べられる野菜ですが、猫に与える場合は茹でる、または蒸して柔らかくしてから与えるのがおすすめです。
加熱することで繊維が柔らかくなり、消化しやすくなります。また、細かく刻むことで喉に詰まらせるリスクも軽減できます。
味付けはせず、そのまま与えましょう。
芯は小さく切って与える
白菜の芯は葉よりも硬く、消化しにくい部分です。
与える場合は十分に加熱し、小さく刻んで食べやすい大きさにしましょう。丸飲みすると喉に詰まらせる危険があるため、大きなまま与えるのは避けてください。
初めて与えるときは少量から
白菜が体質に合わない猫もいます。
初めて与える場合は、小さく刻んだ白菜を少量だけ与え、その後24時間ほどは体調の変化がないか様子を見ましょう。
嘔吐や下痢、食欲不振、かゆみなどの異常が見られた場合は、それ以上与えず、症状が続く場合は動物病院を受診してください。
与えすぎない
白菜は低カロリーですが、食物繊維が含まれているため、一度にたくさん与えると下痢や嘔吐、消化不良の原因になることがあります。
また、白菜だけでお腹が満たされると、総合栄養食であるキャットフードを十分に食べられず、栄養バランスが崩れる恐れがあります。
白菜はあくまでもおやつやキャットフードのトッピング程度にとどめ、与える量は1日の摂取カロリーの10%以内を目安にしましょう。
白菜はキャットフードのトッピングにおすすめ
キャットフードの原材料にも使用される白菜。
水分が豊富でカロリーが低く、猫にも与えやすい野菜のひとつです。





































































































































































