キャットフードの保存・保管方法。密閉容器や真空パックに小分けするのがおすすめ!

キャットフードの保存大原則

キャットフードに限らず、食品は空気に触れることにより、酸化が進み、味が変化したり、栄養素が徐々に失われたりします。

まずは、キャットフードの保存大原則をしっかりと覚えましょう!

  • 直射日光を避ける
  • 高温多湿を避ける
  • しっかりと密閉する

キャットフードを保存するにあたり、この3つのルールを最低限守っていれば、愛猫の為に買ってきたキャットフードの味・栄養素を最低限保つことができますので、愛猫の健康の為にも実践してあげて下さい。

キャットフードのおすすめ保存方法

タッパーや袋に小分け保存

キャットフードをしっかりと密閉できるタッパーやジップロックに1週間の分量で常温保存。その時に『脱酸素剤』を一緒に入れるのがポイント!

脱酸素剤とは、お菓子の袋の中などに入っている『食べられません』と書かれた、小さくてつるつるとしたあの白い袋です。

この脱酸素剤を一緒に入れることにより、無酸素状態を作り出すことができ、酸化の進行を防ぐことができます。また、脱酸素剤は三菱ガス化学が販売している、エージレスという商品が一番有名で、Amazonで100個あたり900円前後で購入できますよ。

キャットフードの袋をそのままフードストッカーに入れて保存

キャットフードの中身を袋から出さずに、フードストッカーにそのまま保存するこの方法は、フードストッカーと袋の両方で密閉と日差しの遮断ができます。

私の使っているフードストッカーは、フタの内側に脱酸素剤をセットできるスペースがあったり、しっかりと密閉できる作りになっているので、とても使いやすくて便利ですが、袋のまま保存しているので、キャットフードの減り具合が瞬時に分からないのが、ちょっと不便なところです。

キャットフードの中身だけをフードストッカーに入れて保存

この保存方法は、先ほどの逆で、キャットフードをフードストッカーに直接入れるので、キャットフードの減り具合が瞬時に分かるので便利です!また、しっかりと密閉できる構造になっているので、匂いが多少きつい、キャットフードの匂いもしっかりとブロックしてくれます!

真空容器で保存

真空容器での保存は、初回購入時の費用は多少かかりますが、脱気する為の真空ポンプが付属されています。この真空ポンプを使って、定期的に脱気することにより、しっかりと密閉することができ、キャットフードを常に新鮮な状態でキープすることが可能です。

しかし、ほとんどのキャットフードは開封後1カ月以内に食べ切ることを推奨されているので、1日あたりの給餌量を考慮し、1カ月以内に食べ切るように心掛けましょう。

まとめ

  • キャットフードの酸化防止の為、タッパや真空容器を利用し、密閉して保存する
  • 保存場所は直射日光があたらない、暗所で保存する
  • あまり負担にならないよう、自分に合った保存方法を実践する

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一般社団法人ペットフード協会ペットフード販売士、キャットフード勉強会ディレクターとして、キャットフードに関する情報を提供しています。また、日本化粧品検定協会のコスメコンシェルジュ資格を有し、ペットフードだけでなく化粧品にも精通しています。販売時に必要な知識となる薬機法などについてもご紹介ができます。 日本化粧品検定協会会員。