オランダの動物愛護意識と法律
ショップでの生体販売はなく殺処分も0
オランダは動物愛護・動物福祉の面で非常に進んでいるペット先進国のひとつで、ショップでの生体販売はなく、殺処分0を実現しています。
ペットショップのショーウィンドウでの販売禁止は、署名活動が禁止実現の背景にあり、この経緯から見ても動物福祉の国民意識は全体的に高いと言えると思います。
<最新ニュース> 短頭種の犬や耳の折れた猫などデザイン犬・デザイン猫の繁殖禁止
オランダでは2019年3月からフレンチブルドッグ、イングリッシュブルドッグ、ペルシャ猫など平らな鼻を持つ犬猫の繁殖が禁止されました。
ブリーディングによって誕生する見た目優先の短頭種は、短頭種気道症候群などの気道異常や極度の健康問題を引き起こすリスクが高いとされており、オランダはペット先進国として動物の苦痛をなるべく減らすための取り組みを先行して行っています。
オランダのペットフードの傾向
EU加盟国は、各国の自国の法令(オランダの飼料の法的基準)の他に、EU内の共通ルール(規則)など複数のルールによって管理されています。
非常に高い水準で管理、製造が行われるため、他のヨーロッパ産フードと同様、オランダのペットフードも高いクオリティと安全性が期待できます。
画像引用元:Legislation|FEDIAF
キャットフードの国別輸入量でオランダは第7位(構成比1.7%)
日本が輸入している海外産ペットフードの国別輸入量の比較を見ると、オランダは第5位、全体の7.6%を占めています。犬用の輸入量が多いため猫用のみで見ると7位ですが、それでも日本が輸入しているペットフードの中ではスタンダードな原産国のひとつです。
オランダ産のペットフード例
まとめ
- ショップでの生体販売や殺処分がないペット先進国のひとつ
- 2019年に短頭種の繁殖を禁止
- 日本へのペットフード輸入量第5位
- 高い水準のペットフードが期待できる