AAFCO(米国飼料検査官協会)とは?ペットフードにおける最低基準

鈴木さん

キャットフードのパッケージを見ると、原材料名・成分・原産国名・賞味期限などの他に『AAFCO (米国飼料検査官協会)の定める栄養基準に適合』などの記載がされたキャットフードがありますよね。

猫田

はい。「AAFCO」という協会の文字はキャットフードを購入している方なら何度か目にしているのではないでしょうか。

では今回、このAAFCO (米国飼料検査官協会)とはどのような協会なのか、キャットフードについてどのような基準を設けているのかを確認していきましょう。

AAFCO(米国飼料検査官協会)とは

アメリカの政府機関

AAFCO(アフコ)とはアメリカ西部のオレゴン州に本部を置くアメリカの政府機関で「The Association of American Feed Control Officials」の略称をとって「アフコ」と言います。

日本ではAAFCOを「米国飼料検査官協会」という名称で呼んでいます。

ペットフードの決まりを定める

AAFCOではペットフードの栄養に関する厳格な基準やラベル表示規定などを定めています。

成分値としてキャットフードに記載されているたんぱく質・脂質・無機質・ビタミン・水分等の最低基準や最高基準も定められています。

AAFCOはペットフード選びで重要な項目になる

フード選びで重要視されている

アメリカでは州ごとにAAFCOの定める基準が異なりますが、アメリカの消費者はAAFCOが定める栄養基準や商品表示をキャットフード選びの基準としています。

日本でも採用されている

また、日本のペットフード公正取引協議会が定める『ペットフードの表示に関する公正競争規約』(2015年7月14日認定)も、AAFCOの栄養基準、表示規定を採用しています。

AAFCOの基準を満たしているか確かめる方法

キャットフードやサイトに記載

キャットフードがAAFCOの基準を満たしているかどうか確認したい時は、キャットフードのパッケージや公式サイトなどを見てみましょう。

パッケージやサイトのどこかに「AAFCOの規則を満たしています」という表記があるキャットフードはAAFCOが定めている栄耀基準内であるということが分かります。

AAFCOの基準をクリアしていれば安心安全?

必ずしも良いとは言えない

ここまで聞くとAAFCO(米国飼料検査官協会)の栄養基準や表示規定を満たしていれば、キャットフードとして安心して給与できるものと思われるかもしれません。

しかし残念ながら、AAFCOの基準を満たしているからと言って必ずしも猫の健康に一番良いキャットフードとはいうことではありません

AAFCOは最低限のガイドライン

というのもAAFCOの基準はキャットフードを販売する製造元に対する最低限のルールを示したガイドラインだからです。

キャットフードの製造元によってはAAFCOが定める栄養素の最低基準しか満たしていないキャットフードもありますし、たんぱく質など一部の栄養素でAAFCOの基準では足りない、もっと多く含んだ方が良い、というような考え方も出てきています。

自分でも表示を見て確認することが大切

自分の目で成分値も確認

キャットフードを選ぶ際にはAAFCOの基準をクリアしていることを確認するだけでなく、その基準を参考にキャットフードの成分を自分の目で確認しましょう。

保証分析値だけでなくミネラルや脂肪酸の配合量も記載されていることがあるため、キャットフード選びの参考になります。

原材料や添加物、生産国なども

またAAFCOの成分基準ばかりが目立ちますが、チェックしたい項目はそれだけではありません。

チェックしたい項目

    • 酸化防止剤などの添加物
    • pH調整剤などの成分
    • アレルゲンになりやすい原材料
    • 配分量

愛猫の健康に害を及ぼす可能性があるものが含まれていないかなど自分自身の目で見て確認しましょう。

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2016.08.26

AAFCOまとめ

  • AFFCO(米国飼料検査官協会)の定める基準は製造者側の最低限のルールである
  • 愛猫の為のキャットフードを選ぶ際は、AFFCOの定める基準を参考に、キャットフードの商品成分をしっかりとチェックする