猫がおみやげを持ってきた!

外飼いや半野良状態の猫と暮らしている飼い主さんなら一度は経験したことがある、おみやげ問題。
なぜ猫はねずみや鳥といった獲物を持って帰ってくるのか、また獲物を捕食することによるリスクなどをご紹介します。
なぜ猫は獲物を持ってくるのか?
猫はもともとアフリカにいた野生の「リビアヤマネコ」という種が家畜化し、現在ペットとして暮らしているイエネコになりました。
そのため、狩りをして暮らしていた名残が残り、獲物を狙ったり捕食したりする行動がみられます。
ときに猫は、ねずみや鳥、カエル、ヘビ、魚など、さまざまな獲物を見つけ、飼い主にプレゼントすることがあります。
これは単に「お腹が減っていたから」という猫本位の理由ではなく、飼い主のためという見解もあります。
飼い主のため
狩りの仕方を教えなきゃ
野生の親猫は、子猫が自分で獲物を見つけられるように狩りを教える習性があります。
飼い主が獲物を獲ってこないことを見て心配し、「狩りの仕方を教えなきゃ」と、ネズミやスズメといった小動物を持ってきているという説があります。
あえて、とどめを刺さずに弱らせた状態にして飼い主に差し出すときは狩りを教えようとしている可能性が高いです。
獲物を獲ったから見て!
単純に、自分が獲ってきた獲物を自慢しに見せに来ている場合もあります。
大げさに褒めたりすると満足感を得て、最初は小さな獲物だったものがだんだんと大物になったり、頻繁に狩りに出る可能性もあるため注意しましょう。
獲物の保存
飼い主に渡すつもりがない、完全に仕留めている場合は、安全である自分の棲家に持ってきただけのパターンもあります。
キャットフードを食べ慣れていて、食べ物に困ったことのない猫は、基本的に獲ってきた獲物に執着することはなく、その場に放置することが多いそうです。
猫は獲物を食べても大丈夫?
獲物を獲ってきただけならまだしも、捕食するとなると心配なのが寄生虫や病気のリスクです。
例えば野鳥を捕食した場合は「トキソプラズマ症」、ネズミを捕食した場合は「レプトスピラ症」に感染する恐れがあります。
どちらも人獣共通感染症(ズーノーシス)のため、猫と人どちらも感染する可能性があります。
また、殺虫剤を食べたネズミを捕食することによる二次中毒や、ヘビからの攻撃によるケガなど、猫が獲物を獲る行為はさまざまな危険を伴います。
猫におみやげを持ってくるのをやめさせるには
猫は犬よりもしつけをすることが難しく、注意して言い聞かせても治らないことがほとんどです。叱ることで飼い主との関係に溝ができ、信頼関係が崩れるなど事態が悪化することも。
猫におみやげを持ってこさせないための一番の方法は、やはり完全な室内飼いをすることです。
獲物からの感染症リスクを減らせるほか、予期せぬ病気や事故から愛猫を守ることにもつながります。
猫は完全室内飼いがおすすめ
猫がおみやげを持ってくることは、獲物の保存だけでなく、飼い主への愛情や心配といった感情によるものということが分かりました。
しかし、家猫よりも外猫の方が寿命が短く、猫にとって外にはさまざまなリスクが伴います。
愛猫を病気やケガから守るためにも、完全な室内飼いをおすすめします。






































































































































































