おすすめの高タンパク質なキャットフードと選び方や基準を解説!

鈴木さん

猫は特に高タンパクのキャットフードが求められるようになってきましたね。今回は高タンパクなキャットフードをいくつかご紹介いただけると聞きました。

猫田

はい。ただ単にタンパク質量が多いだけでなく、動物性のタンパク質とそれに伴う脂質量、その他栄養バランスなども加味しながら選びました。

ぜひ高タンパクキャットフードを探している方には参考にしていただきたいなと思います。

猫田さんオススメ!高タンパク質キャットフード

猫田

ではこれまで示した選び方を踏まえてわたくし猫田がおすすめの高タンパク質キャットフードを選びました!

栄養バランスや原材料も見ながらタンパク質量が多い順にご紹介しているので、参考にしていただけたら嬉しいです。

高タンパク質キャットフード一覧

キャットフード名タンパク質量
ナチュラル&デリシャスキャット44%
ネイチャーズバラエティインスティンクト43%
オリジン キャット&キティ42%
ジャガーキャットフード40%
カントリーロード キャットフード38%
カナガン キャットフード37%
アカナ ワイルドプレイリー37%
ロニーキャットフード36%
アーガイルディッシュ キャットフード36%

ナチュラル&デリシャスキャット タンパク質量:44%

成分(保証分析値)粗タンパク質44%
粗脂肪20%
粗繊維1.8%
水分9%
代謝エネルギー100g 382kcal

ナチュラル&デリシャスキャットのキャットフードはタンパク質量が44%とかなり高い値となっています。こちらはチキンベールでポテトや鶏脂肪などが多く含まれ、グレインフリーとなっています。

イタリア産のキャットフードで、ザクロやボアー(蛇)などあまり見られない原材料が印象的なキャットフードです

ネイチャーズバラエティインスティンクト タンパク質量:43%

成分(保証分析値)粗タンパク質43%以上
粗脂肪19.5%以上
粗繊維3%以下
水分9%以下
代謝エネルギー100g415kcal

ネイチャーズバラエティインスティンクトはタンパク質量が43%。第一原材料は鶏肉(チキン)を使用しており、他には魚、豆類などを使用しています。

フリーズドライ製法を用いて生鶏肉をコーティングしており、原材料にあるビタミンや天然の栄養素を壊さずに加工することに成功しているキャットフードです。

グレインフリーで原産国はアメリカ、価格は1kgあたり2,750円となっています。

オリジン キャット&キティ タンパク質量:42%

成分(保証分析値) たんぱく質42.0%以上
脂質20.0%以上
粗繊維3.0%以下
灰分6.0%以下
水分10.0%以下

続いてオリジン。こちらもタンパク質量40%でかなり高タンパク質なキャットフードと言えます。

チキンがメインの原材料で、ニシンや七面鳥、ウォールアイ、サーモンなど豊富なタンパク源が含まれています。オリジンは他にも果物や野菜、豆類など様々な食材を使用して作られており、豊富な栄養が見込めます。

ジャガー タンパク質量:40%

成分(保証分析値) たんぱく質40.00%以上
脂質20.00%以上
粗繊維3.00%以下
粗灰分9.00%以下
エネルギー384kcal/100g

ジャガーは肉と魚だけで80%を占めるグレインフリーキャットフードです。40%という数値とあわせてみても動物性タンパク質が豊富に含まれていることが分かります。

チキンがメインですが、鴨肉や生サーモン、マスなどチキン以外の肉や魚も配合されています。また野菜や果物など多くの食材がふんだんに使用されています。

カントリーロード タンパク質量:38%

成分(保証分析値)粗タンパク質38%以上
粗脂肪12%以上
粗繊維6.0%以下
粗灰分8.5%以下
水分10%以下
代謝エネルギー100g324kcal

カントリーロードはアメリカが原産国のキャットフードで、日本の室内猫に合わせた配合を考慮したグレインフリーキャットフードとなっています。

原材料の原産国まで細かく表示しており、中国産の原材料は使用されていません。

タンパク質量は多いですが、粗脂肪やカロリーの値は高くないため、高タンパクかつヘルシーと言えます。

カナガン タンパク質量:37%

成分(保証分析値)粗タンパク質37%
粗脂肪20%
粗繊維1.5%
粗灰分8.5%
水分7%
代謝エネルギー100gあたり約390kcal

カナガンといえばキャットフードの中でも有名どころの一つですが、タンパク質量は37%と高タンパク質です。

実は売れているだけあってバランスもしっかり考えられていて、繊維質や水分量は若干少なめにも見えますが、栄養バランスは摂れたキャットフードだと思います。

アカナ ワイルドプレイリー タンパク質量:37%

成分(保証分析値)粗タンパク質37%以上
粗脂肪20%以上
粗繊維3%以下
粗灰分7%以下
水分10%以下
代謝エネルギー100gあたり410kcal

アカナのワイルドプレイリーキャットは、チキンやターキーがメインのキャットフードです。

キャットフード名にある「プレイリー」とはアメリカからカナダに広がる草原やサバナなどの自然や生態系を表しています。

様々な食材が使用されており、さらにキャットフードに添加される栄養添加物が少ないので、原材料で多くの栄養を補えているキャットフードだと思います。

ロニーキャットフード タンパク質量:36%

成分(保証分析値)粗タンパク質36%以上
粗脂肪20%以上
粗繊維3%以下
粗灰分8.5%以下
水分9%以下
代謝エネルギー100g410kcal

ロニーキャットフードも41種類の食材とチキンを66%使用しているこだわりのあるキャットフードで36%とかなり高タンパク質なフードです。

また他の成分のバランスもよく、口コミでも評判が広がってきています。カロリーは少し高めですが、猫の毛並みがよくなったりうんちの調子が良くなったりなど、与えることへの信頼性も上がってきています。

筆者宅でも実はこちらのキャットフードを愛用中なので、少しひいき目で見てしまいがちですが、高タンパク質は数字が証明しています。

アーガイルディッシュ タンパク質量:36%

成分(保証分析値)粗タンパク質36%以上
粗脂肪11%以上
粗繊維5.0%以下
粗灰分7%以下
水分11%以下
代謝エネルギー100gあたり348kcal

アーガイルディッシュはオーストラリア原産ならではの、カンガルー肉をメインに使用したヘルシーなキャットフードとなっています。

高タンパク質(36%)でありながら脂肪が11%とかなり低い値。玄米が含まれているため、グレインフリーではありませんが、ラム肉やオーストラリアで採れるサワラなど動物性のタンパク源が多く含まれています。

選び方1.タンパク質量は35%以上

タンパク質35%以上がおすすめ

高タンパク質のキャットフードを選びたいなら、成分表示のタンパク質35%以上からで探し始めましょう。

AAFCOが定める総合栄養食のタンパク質量は26%以上となっていますが、30%以上は必要という声も聞かれます。

様々な見解や基準を踏まえて考えると、高タンパク質キャットフードを選ぶ時にはやはり35%以上がおすすめです。

成分表示で数値を確認

また、いくらパッケージの「高タンパク質」とあっても実際に成分表示を確認すると一般的な数値と変わらないということもあります。

パッケージの謳い文句に騙されずにしっかり自分の目で成分表示を確認しましょう。

選び方2.タンパク質の種類に注目

タンパク質の種類

次にタンパク質の種類です。タンパク質の種類は、大きく分けて、

  • 肉や魚に含まれる動物性タンパク質
  • 植物に含まれる植物性タンパク質

があります。ただ成分表示にはタンパク質の種類までは表示されていません。

動物性タンパク質が十分か

しかしキャットフードに「動物性タンパク質」が十分に含まれているかどうかも重要なので確認しておく必要があります。

猫は動物性タンパク質も植物性タンパク質もエネルギーとして分解し利用することができますが、植物性タンパク質の場合、消化吸収の効率が劣ることがあります。

さらに植物性タンパク質を消化する際にアンモニアを発生されることも分かっているため、猫の体に負担が少なく効率よくエネルギーに利用しやすいのは動物性タンパク質です。

原材料名欄と合わせて確認

ということで動物性タンパク質が十分に含まれているか確認するために、原材料名欄を見比べながら肉や魚が十分に入っているかを判断する必要があります。

たとえば同じ35%のタンパク質量だったとしても、チキンやサーモンが多く含まれているキャットフードでは動物性タンパク質、穀物や豆が多く含まれているキャットフードでは植物性タンパク質が多く含まれていることがわかります。

植物性タンパク質はサブとして

ただし少ない分は動物性タンパク質を別に添加している可能性もありますし、植物性タンパク質自体が悪いものと言いたいわけではありません。

あくまで動物性タンパク質をメインとして植物性タンパク質は「サブ」であるべき、というのが当サイトの見解です。

選び方3.グレインフリー(穀物不使用)

高タンパク質の傾向

高タンパク質キャットフードを探す際に便利なのが、グレインフリーキャットフードで探すこと。

すべてに当てはまるわけではありませんが、グレインフリーキャットフードは穀物が不使用になっている分、肉や魚の割合が多く、高タンパク質なキャットフードに仕上がっていることが多いです。

アレルギー対策にも

また穀物が不使用なので穀物アレルギーが心配な猫にも安心ですし、上で説明した植物性タンパク質ばかりが多くなってしまうケースも若干抑えられます。

選び方4.その他の栄養バランス

他の栄養バランスもみる

高タンパク質キャットフードの選び方と言ってきましたが、あまり高タンパク質という点だけに目を向けすぎるのも良いとは言えません。

いくら高タンパク質であっても他の栄養バランスがガタガタなら意味がありません。

脂質や食物繊維、ミネラル、水分量など全体的な栄養バランスも確認しながらその中で高タンパク質なキャットフードを選んでいきましょう。

高タンパク質キャットフードがおすすめの猫

基本的にどの猫にも必要

基本的にはどの猫も、タンパク質を十分に摂ることが大切です。特に猫は他の動物と違ってタンパク質をエネルギー源として分解し利用しているので、主に糖質からエネルギーを得ている人間や犬よりもタンパク質の摂取は重要になってきます。

子猫や老猫に特に重要

ただ特に成猫になる前の成長途中の子猫や、体が衰え始める老猫には良質な動物性タンパク質を十分に摂取させることが大切になってきます。

ただし老猫の場合、腎臓病を患っている可能性も高いため、その点の判断は必要になってきます。詳しくは下の項目でお話しています。

高タンパク質なキャットフードがNGな猫

ほとんどの猫に対して高タンパク質なキャットフードは良いとされていますが、特定の病気を患っている猫は、タンパク質の摂取量をむしろ控える必要があります。

猫がこれから紹介する病気に当てはまっている場合、高タンパク質なキャットフードを与えるのはやめましょう。

タンパク尿が出ている猫

腎不全の症状の一つとしてタンパク尿が出てしまっている猫は、タンパク質を控える食事療法が行われます。

このタンパク尿は病院で検査しなければ分からないので、腎不全の傾向がある猫は一度診てもらいましょう。

タンパク尿が出ていない猫は、むしろ体型と体力維持、そして回復のためにタンパク質制限は行わない流れになってきています。

肝性脳症を起こす恐れがある猫

肝臓病などの肝疾患の中でも「肝性脳症」を起こす可能性のある猫の場合は、低タンパク質の食事を与える必要があります。

ただ肝臓病も軽度であればむしろタンパク質は必要という見解が多いです。肝疾患がある猫もまた一度、動物病院で診察してもらいどのような食事にすべきか聞いてみましょう。

高タンパク質キャットフードまとめ

猫田

以上、高タンパク質キャットフードについてまとめてきました。

タンパク質は、猫にとって最も大切な成分の一つです。ぜひ愛猫のために、愛猫に合ったキャットフードを選んであげてください。