黒猫に横切られると不吉?黒猫は金運を上げる縁起の良い幸運猫だった!

【まんが】黒猫に横切られると不吉なことがおこる?

黒猫

【合否の結果は記事の最後で!】

鈴木さん
わたしも今日道を歩いていたら、目の前を黒猫が横切っていったんですよね。「黒猫に横切られると不吉なことが起こる」と聞きますが、何か不運なことが起きるのかな…。
猫田
黒猫は、縁起が悪く不吉・不運の象徴のように扱われ、見かけるとガッカリする人も多いですが、実はむしろ逆で縁起が良く幸運の猫と言われているんですよ!

黒猫は幸運の象徴だった!

黒猫に横切られると不吉?

言い伝えや噂でよく聞かれる「黒猫を見かけると不吉」「黒猫に横切られると縁起が悪い」という話。

私自身、小学生の頃からこの話は知っていましたし、実際に黒猫に横切られると「嫌なことが起こるんだ…」と思っていました。

実は黒猫は幸運の象徴だった

しかしこの黒猫に横切られると不吉だという話。一体どこから出た話なのか、どうしてそのように言われるようになったのかを調べていくと…。

黒猫は不運や縁起の悪い猫ではなく、むしろ「幸運を呼ぶ縁起の良い猫」であることが分かってきました。

黒猫は昔「あんこ猫」と呼ばれ親しまれていた

まずはかつての日本での黒猫の認識や黒猫の扱われ方を調べました。

実は黒猫は、日本で昔その真っ黒な姿から「あんこ猫」と呼ばれていました。ではこの「あんこ猫」にはどのような意味があるのでしょう。

あんこ猫=縁起の良い、幸運

あんこは昔から縁起の良い食べ物として紅白饅頭や銘菓など多くの華やかな和菓子に使われてきました。

またそのあんこの材料となる小豆(あずき)もまた、赤飯や供え物に用いられ、厄除け・魔除け、儀礼の意味合いをもつ縁起の良い食材です。

黒い招き猫は魔除けや商売繁盛の象徴とされ、黒い招き猫を置いていたお店も多くありました。

つまり「あんこ猫」という愛称は、黒猫が昔から縁起の良い幸運の猫として扱われていたことを表しています。

病を治したり恋を成就させる

さらに黒猫が不吉であるという話が出るまでは、なんと黒猫を飼うことで結核の病が治る、恋が成就し結婚できるとも言われていました。

このような数々の話からも、かつて黒猫はむしろ縁起の良い生き物として大切にされていたことがおわかりいただけるのではないでしょうか。

縁起が悪いと言われるようになったきっかけ

あんこ猫という縁起が良い猫として扱われてきた黒猫。それにも関わらず、何がきっかけで「縁起が悪い猫」と言われるようになってしまったのでしょうか。

縁起の良い猫に見向きされない

それは「黒猫に横切られると縁起が悪い」という言葉の解釈の違いがきっかけでした。

黒猫に横切られると縁起が悪いというのは、もともと「縁起が良い黒猫(あんこ猫)に見向きもされず、素通りされてしまうなんて、なんて縁起が悪いんだろう!」という意味で、黒猫が縁起が良い猫であるという前提から生まれた言葉でした。

寄ってくる、かまってくるのはラッキー

ですので本来の意味を考えれば、黒猫が素通りや横切ったりせず、自分に寄ってきてかまってきたりしたらラッキー(縁起が良い)ということになります。

これがいつの間にか黒猫自体が縁起の悪いものとして考えられるようになってしまいました。

黒猫に悪いイメージが強いのは「魔女狩り」が原因

しかしこのちょっとした解釈の違いでここまで黒猫が不吉・不運の象徴としてイメージが定着してしまうでしょうか。それには他にも理由があると思われます。

世界の黒猫への考え方

黒猫の悪いイメージが定着してしまった理由の一つとして、まず世界の考え方、特に欧米諸国の黒猫への考え方が関係していると言えるでしょう。

欧米では黒猫は不幸の象徴、不吉である、死の象徴など悪いイメージを持つ人が多いことがわかりました。

魔女狩りの歴史

欧米で黒猫が不吉、不幸の象徴というイメージを持たれているのは、15世紀頃にヨーロッパで行われていた「魔女狩り」の歴史が関係しています。

歴史の授業を思い出してみてください。この魔女狩りでは大規模な魔女裁判によって魔女と疑われた数万人の人が処刑され、ひどい迫害を受けました。

世界で起こる不幸な事件や災害などはすべてこの魔女のせいだとされていました。

魔女の手先と言われた黒猫

そんな痛ましいことが行われていた魔女狩りの時代に、黒猫は魔女のパートナーや手先であると言われていました。また一説には魔女が黒猫に化けているという噂までありました。

そのため黒猫も魔女と疑われた人と同様、虐待を受けたり殺されたりなどの迫害を受けていました。このような歴史的背景から、現在でも黒猫は不気味だ、不吉・不幸の象徴だなどと良くないイメージを持つ国が多いです。

日本は欧米の影響を強く受けてきたので、このような欧米の考え方にも影響を受けていると考えられます。

メディアや作品からの影響

また黒猫が不吉だと印象付いてしまったもう一つの理由は、黒猫を不吉だと考える海外のメディアや作品を見ることが容易になったことだと思います。

メディアやテレビの発達によって、海外の映画や小説、テレビなど様々な海外の作品を見ることも難しくなくなりました。

怪しさや不吉さを表現するために、黒猫が描写される作品を何気なく見たり聞いたりすることもあります。より映像やイメージとして黒猫が不吉な存在として印象付きやすくなってしまったのではないかと思います。

猫のスピリチュアル的な能力が影響?

悲しい歴史です。ではなぜ海外では黒猫が魔女の手先やパートナーなどと思われるようになってしまったのでしょうか。

考えるに、黒猫に限らず猫という生き物にスピリチュアル的な能力があると考える人が多かったからではないでしょうか。

猫には霊的な能力が宿っている?

猫は昔から霊的なスピリチュアルな能力があると考えられてきました。

猫は天気や災害を事前に知ることができるとも言われていますし、実際、猫は何かしら感じ取っていることがあるのかもしれません。

また、ときおり何もない空間を真剣にじっと見つめていたり、人の目に見えない何かを感じ取っているように見える瞬間があります。

身近で不思議な生き物

人間にとって身近でありながら、人間に見えないものが見える猫は、不思議な現象の理由に当てはめやすかったのかもしれません。

そんな猫の中でも、特に黒猫は真っ黒な姿で暗闇に溶け込み、目だけがギラッと光る不気味さから、人が恐怖や不安な気持ちを抱きやすかったのではないでしょうか。

【まとめ】黒猫は人間の印象と歴史的背景によって「不吉・不運の象徴」とされた

鈴木さん
確かに恐怖や不安に感じている時に、目だけが光る生き物がこちらを見ていたらちょっと怖いかもしれないですね。
猫田
そうですね。結局は人から見た単純な印象とこじつけが原因だったんだと思います。オッドアイ猫や白猫も神の使いと言われたりするので、猫自体が不思議な力を持っていると思われやすいのでしょう。
鈴木さん

そう考えると黒猫だけ損な役回りですよね。色が違うだけで神の使いと魔女の手先という対称的な印象を持たれてしまったんですもんね。

大切に扱われるならいいですけど黒猫は殺されたり疎まれたり、とても悲しい歴史です。二度とこんなことにはならないように忘れてはいけないことだと思います。

猫田

そうですね。そんな黒猫の悲しい歴史を忘れないために、イギリスやイタリアなどでは「黒猫の日」が制定されています。

世界の意識も大きく変わってきているのではないでしょうか。

日本では黒猫キャラクターが大人気!

猫田

ちなみに、むしろ日本では黒猫の良くないイメージは払拭されて、再び幸運猫として注目されています。

魔女の宅急便というジブリ作品やヤマト運輸のキャラクター、洋服や雑貨のデザインにも黒猫が使われていますし、むしろ日本では黒猫の人気は高いのではないでしょうか。

鈴木さん
確かに日本では黒猫の作品やデザイン多いですよね!黒猫のウィズグランブルファンタジーの黒猫道士、など有名な携帯ゲームでも黒猫が登場していますし…!
猫田

またアメリカアニメーションキャラクターのフィリックス・ザ・キャット、イタリアの童謡である黒猫のタンゴなど海外の黒猫をモデルにした有名作品もたくさんあります。

ちなみに黒猫をモチーフにしたデザインのキャットフードもありますよ。

ロニーキャットフード

このロニーという猫が黒猫のようです。デザインも可愛いですが、キャットフードとしても注目なので、気になる方はチェックしてみてください。

鈴木さん
また「黒猫は幸運猫」と言われる日が来るのが楽しみですね。

【まんが】合否の結果!幸運を運ぶ黒い猫

黒猫 不吉 不運 幸運

<追記情報>黒猫が宝くじ当選を引き寄せる

黒猫 招き猫

2010年ころ、三鷹駅南口の宝クジ売り場の幸運の黒猫「クロちゃん」が宝クジを当てる黒猫として話題になりました。

元野良猫のクロちゃんが、三鷹駅南口の宝クジ売り場を運営している不動産社員の方に飼い始めてからというもの、ポツポツと100万円単位の当選が出始め、2006年には1億円、2009年には3億円の当選が同じ売り場から出ました。

クロちゃんの御利益が話題になったことで当選を求めこの宝クジ売り場に宝クジを買いに来る人が増え売り上げも上がったようです。

クロちゃんは元野良猫で、宝クジ売り場を運営している不動産事務所の裏で2,005年に生まれたそうですが、この黒猫を飼い始めた途端にこの売り場から当選が多く出るようになったとのこと。

まさに幸運の黒い招き猫のようです。熱狂的なファンもいるようで金運を上げようクロちゃんの写真を大切に持ち歩いているほどです。笑