キャットフードへの異物混入の可能性
異物混入の可能性は0ではない
キャットフードは異物が混入しないよう異物検査や金属探知などを行っています。しかし、それでもキャットフードの異物混入を0にするのは難しいといえます。
機械による異物混入
たとえキャットフードの製造に関わる人間がどんなに消毒やマスクなど全身をガードして異物混入を避けようとしても、
- 機械の故障によるプラスチック片
- 落下した機械の部品
- 梱包のビニール片
など機械で行っているがゆえに、いつの間にかキャットフードに異物が混入してしまうことがあります。
食品の異物混入もまだある
異物混入はキャットフードだけでなく食品でもいえることです。
多くの食品の品質や異物混入が話題になった人間の食べ物ですら異物混入を防げていない現状で、キャットフードの異物混入の可能性0は難しいといえます。
2017年、カルカンでキャットフードに異物混入
2017年、購入されたカルカンのキャットフードにビニール片が混入していたことで、メーカーが自主回収を発表したことが話題になりました。
問題になった異物混入のキャットフードはパウチで、シニア用ウェットフードの総合栄養食でした。
こちらの飼い主さんは、猫が食べやすいようフードをほぐしたときに異物混入に気が付いたそうです。ほぐさなければ気づかず猫が食べてしまった可能性があるということで、異物混入の画像をツイッターで拡散したことも注目が集まった理由の一つです。
キャットフードの異物混入から猫を守るために
では、キャットフードの異物混入から猫をどのように守ればいいのでしょうか。
評判や対応が良いメーカーを選ぶ
まずはきちんとした対応ができるメーカーやブランドを選ぶことが大切です。
やはり対応が丁寧で購入者側にたてるメーカーは、いざ異物混入があっても、その後の異物混入への対処や改善がきちんとされますし、自分が購入する前にすでに異物混入への改善が行われている可能性も高いです。
対応の悪いメーカーは品質管理も改善されない
- 問い合わせに対する返答が不親切、淡泊
- クレーム処理に慣れているような口ぶりや対応
反対に上記のような対応を向けてくるメーカーは、異物混入やキャットフードに問題があっても改善がされないことも多いです。
キャットフードのレビューを見ていると、メーカーの対応や返答についての口コミが書き込まれていることもあります。どのような対応をしてくるのか購入前に一度確認してみてください。
猫に与える前に確認する
異物混入から猫を守るのに最も確実なのは、食事の前に飼い主さんが与えるキャットフードを確認することです。
異物が混入していることを発見できた飼い主さんの多くは、
- キャットフードをほぐしたとき
- 猫に与える前に異常が無いか見ていた
という人。毎日の食事でいちいちチェックするのは面倒に感じるかもしれませんが、キャットフードの異物混入の可能性が0にならない以上、猫を守るにはこの方法が一番だと思います。