目次


量が足りていない猫
キャットフードの指定量はあくまで一般的な猫の運動量や消費エネルギーを考えた上での目安なので、猫によっては足りないことがあります。たとえば、
- 屋外に行く猫
- たくさん遊ぶ猫
- 発情期
- 妊娠期や授乳期
など運動量や消費されるエネルギー量が多い猫は、キャットフードメーカーの指定量では足りないこともあります。また猫が妊娠期や授乳期、発情期である場合は運動量が少なくても、通常より多くのエネルギーを使うので必要量は通常よりも多くなります。
去勢・避妊手術が原因
猫は生後6ヶ月後くらいから去勢と避妊手術を行っていきますが、去勢後、避妊後の猫はホルモンなどの関係で手術前よりも食べる量が増える傾向があるようです。
得られるエネルギーが少ない
猫はタンパク質や脂肪分をエネルギーにして活動したり体を動かすため、タンパク質や脂肪分が低いキャットフードを与えられると十分なエネルギーが得られないので、栄養を摂ろうとご飯をねだり続けたり、様々な物を食べようとします。
ダイエット用のキャットフードや食物繊維を多く配合したキャットフードを与えているなら、一度タンパク質と脂肪分が適度に多く配合されたキャットフードを与えてみてはいかがでしょうか。
病気の可能性
猫の過食は病気が原因かもしれません。過食の症状が出る病気は、
- 甲状腺機能亢進症
- 副腎皮質機能亢進症
- 糖尿病
などがあります。もし過食の原因が変わらない場合、病気の可能性もあるので一度獣医さんに診てもらった方がいいかもしれません。
かつての野良猫
以前、野良猫だった猫は飢餓状態に陥った経験があると、キャットフードをあるだけ食べようとする傾向があり、キャットフードも食べすぎる傾向があります。
他の猫にとられている
多頭飼いの猫の場合、他の先輩猫や強い猫にキャットフードをとられてしまい、キャットフードにありつけずねだり続けている可能性もあります。
一度与えたら、他の猫が横取りしないか確認し、もし横取りされていたら他の部屋に移したり区切ったりするなどの工夫が必要です。
ストレスによる暴食
ストレスによる暴食は猫にもあります。環境や人、ペットなど新しく変わったり、猫にとって不快なニオイや音などがあると、猫によっては強いストレスを感じ、キャットフードを食べなくなったり、反対に過食になったりします。
好きなキャットフードやおやつを食べた
また好きなキャットフードに切り替わった、好きなおやつを食べた、など猫にとってお気に入りのごはんが出てきた後は、もっと欲しい!という意味でしつこくねだってくることがあります。