目次
キャットフードに含まれるカモミール
カモミールとは
カモミールは、昔から薬草として利用されてきた植物でハーブの一種でもあります。春先になると花を咲かせて、リンゴのような甘い香りを強く出します。
19世紀にヨーロッパから
日本には19世紀頃にヨーロッパから持ち込まれ、栽培されたり種が飛んで別の場所で野生化することで、現在では全国各地で見られる植物になりました。
キャットフードに含まれていることも多く、プレミアムキャットフードや自然由来の食材を使うことを意識したキャットフードに含まれていることが多いです。
カモミールは何に使われているのか
キャットフード以外だと、
- 茶葉(ハーブティー)
- 入浴剤
- スキンケア商品
- 薬草
などにもカモミールは使用されています。
カモミールで得られる効果
カモミールにはどのような効果があるのかというと、
- 安眠効果
- リラックス効果
- 興奮を落ち着かせる
- 冷え性・貧血解消
- 抗菌作用
など上記のような効果が得られます。安眠効果やリラックス効果があることから「リラックスハーブ」とも呼ばれています。神経質な猫や変化に敏感で臆病な猫にはもってこいの効果です。
キャットフードにカモミールを使うメリット
敏感な性格の猫におすすめ
猫は環境やフードなど様々な変化に敏感でストレスを感じやすい動物なので、カモミールのリラックス効果や安眠効果は無視できない効能です。
またカモミールなどの自然由来のハーブを使うことで、猫本来の食事に近づけられます。食材それぞれから栄養をバランス良く摂取し、それぞれの効果や良い点を取り入れることができます。
カモミールが原材料のキャットフード
カモミールはキャットフードの原材料によく使用されています。
原材料欄にはカモミールではなく、カモマイルと表記されていることもあります。カモミールはアメリカ読み、カモマイルはイギリス読みです。
- ロニーキャットフード
- エリザベスキャットフード
- AATU/キャットフード ダック
- ジャガー/ジャガーキャットフード
- カナガン/デンタルキャットフード
- ハッピーキャット/アトランティックサーモン
キク科の植物にアレルギーがある猫は注意
カモミールはキク科の植物なのですが、猫によってはキク科の植物にアレルギー反応が出ることがあります。
猫に、キク科の植物でアレルギー反応が出た経験があるなら、カモミール入りのキャットフードやおやつを与えるのはやめておいた方がいいでしょう。
カモミールのアロマはNG
キャットフードなどに含まれているカモミールを食べて摂取することに問題ありませんが、猫をリラックスさせるためにカモミールの香りのアロマを焚く方法はNGです。
カモミールにはケトンが含まれており、カモミールのオイル(精油)を使ったアロマは猫にとって毒になります。
オイルを使ってカモミールの香りを充満させた中に猫がいると、神経に異常が出て最悪な事故にもなりかねないので、アロマ好きという方は特に気を付けてください。