キャットフードを温める方法とおすすめホットストッカー紹介

猫田
ジェックスから販売されているラクックの食べごろほっとストッカーというペット商品をご存知ですか?
鈴木さん
初めて聞きました。「食べごろほっとストッカー」はどのような商品なんですか?

GEXから発売された「食べごろほっとストッカー」とは

フードが常に食べ頃の温かさ

この商品は、ペットのレトルトフードや缶詰などを犬や猫にとって食べ頃の温かさに保つことができるホットストッカーです。

ホットストッカーに入れておくだけでいつでも猫にちょうどいい温かさのキャットフードを与えられる優れものです。

温められるフード

このホットストッカーで温められるのは、

  • パウチ
  • 缶詰
  • トレイ

などドライフード以外のキャットフードです。基本的に密閉されているウェットフードなどを温められる商品だと言えます。

食べごろほっとストッカーのサイズ

サイズはL・S・ミニの3サイズがあります。

LサイズSサイズミニサイズ
17 × 23.5 × 13 cm14 × 21 × 13 cm11 × 19 × 13 cm
850g700g470g

キャットフードをストックできる数

猫缶(70g)が入る個数で見てみると、

  • Lサイズ  → 缶詰7個
  • Sサイズ  → 缶詰4個
  • ミニサイズ → 缶詰2個

とサイズによってストックしておける量や個数が違うことがわかります。

食べごろほっとストッカーの価格

LサイズSサイズミニサイズ
3,714円3,200円2,475円

食べごろほっとストッカーの価格はサイズによって変わります。

ストッカーを使わないキャットフードの温め方

鈴木さん
でもストッカーだとドライフードは温められないし、たまに温める時くらいしか使わないので、ストッカーを使わずにキャットフードを温める方法も知りたいです。
猫田
では次はホットストッカーを使わずにキャットフードを温める方法をご紹介します。

電子レンジで温める

電子レンジは最も簡単に手軽にキャットフードを温められますが、温まりにムラが出たり、レンジにニオイが充満してしまうこともあるため注意してください。

キャットフードを温める時は、袋や缶から耐熱容器に出してラップをかけてしっかり密閉した状態で温めます(ニオイが電子レンジの中に広がらないように)。温めるのは数十秒にしましょう。

温めた後は熱い部分と冷たい部分がないようにほぐす、混ぜるなどしてからしましょう。

湯煎で温める

湯煎で温めることができるのはパウチなどのウェットフードです。レトルト食品を温める要領で鍋に水を張り温めてウェットフードを入れるだけなので簡単ですが、こちらも温め過ぎには注意してください。

お湯をかけて温める

キャットフードに直接お湯をかけて温かくする方法もあります。温められる方法が少ないドライフードによく用いられる方法です。

ドライフードの上から30~40度程度のお湯を少量かけて猫に与えます。お湯でドライフードをふやかすか、そのままカリカリの部分が残った状態で与えるかは、猫の好みや歯の状態を見て判断してください。

ウェットフードでドライフードを温める

ドライフードを温めるのはレンジでしかできませんが、ウェットフードの場合、レンジだけでなく湯煎やホットストッカーなどで簡単に温められます。

この温めたウェットフードをドライフードの上からかけ、混ぜ込むことでドライフードも温かくすることができます。

キャットフードを温めるメリットとは

ニオイが出て食いつきが良くなる

キャットフードを温める最大の理由は、食いつきを良くするためです。猫は環境の変化や気まぐれ、病気など様々な理由でキャットフードを食べなくなることがあります。

そんな猫にキャットフードを食べさせるにはニオイを強く出して猫の食欲をそそることです。猫は匂いに敏感な動物なので温めることで香ばしくなったキャットフードなら食べることがあります。

老猫や子猫にも

また成猫はもちろん子猫や老猫にも効果的です。老猫は食欲が衰えてきてなかなかキャットフードを食べられないこともあるので、お湯をかけてキャットフードを柔らかくしつつ香りも出してあげることで、通常の状態よりもキャットフードへの食いつきが良くなることが多いです。

猫田
いかがでしたでしょうか。今回はキャットフードを温める方法や便利グッズ、キャットフードを温めるメリットなどについてお話しました。ぜひ愛猫の食欲がない時期は温めるという方法も用いてみてくださいね。

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一般社団法人ペットフード協会ペットフード販売士、キャットフード勉強会ディレクターとして、キャットフードに関する情報を提供しています。また、日本化粧品検定協会のコスメコンシェルジュ資格を有し、ペットフードだけでなく化粧品にも精通しています。販売時に必要な知識となる薬機法などについてもご紹介ができます。日本化粧品検定協会会員。