キャットフードを置く場所で猫の食欲が変わる!おすすめの場所と避けるべき場所を解説

キャットフードを置く場所が意外に重要

猫の食事を考えた時に、キャットフードの品質や与え方について考える人は多いですが、キャットフードの置く場所について考える人は少ないかもしれません。

しかし意外にも猫はキャットフードの置く場所一つをとってもキャットフードへの食いつきや食べてくれやすさが変わってきます。

今日は、どんな場所なら猫がキャットフードを食べやすいのかについてお話します。

キャットフードを置く場所

涼しい場所

まずキャットフードは涼しい場所に置くことが大切です。

直射日光が当たってしまうような気温が高いにキャットフードを置いておくと、フードが悪くなってしまいます。

猫にとっても快適な場所とは言えませんし、当然劣化したキャットフードは猫の食いつきも悪くなります。

なるべく同じ場所

またキャットフードの置く場所は1ヵ所に決めることも大切です。

猫は環境や物の変化に敏感なので、置く場所がころころ変わらないよう、だいたいの場所は決めておきましょう。

リビングや廊下

具体的な場所としては、リビングや廊下などが望ましいと言えます。

賑やかな場所が好きだったり、人と食事をしたがる猫はリビングにキャットフードを置くことで一緒に食事をしているような気分でキャットフードを食べてくれやすくなります。

反対に一人でいることが多い臆病な猫は、廊下など騒がしくないひっそりとした場所で食べたがる傾向があります。

もちろん猫によってお気に入りの場所も食べたがる場所も違うので、始めはどの場所がいいか様子を見ながら置く場所を決めていきましょう。

キャットフードを置くべきではない場所

では反対にキャットフードを置くべきではない場所はどこなのかも解説します。

キッチン

キャットフードを置く場所として定番の場所であるキッチン。いつもキャットフードはキッチンで与えているという飼い主さんも多いのではないでしょうか。

ですがキッチンは刃物や火、塩、残飯、皿など様々な物が置かれる場所です。

手が滑って刃物や皿、熱された料理などを下にいる猫に落としてしまう事故も想定できます。

猫が食べてはいけない人間の食べ物も多くあるため、キッチンにキャットフードを置いて猫に与えるのはやめましょう。

トイレ近く

世話をするなら猫用品がまとまってあった方が楽だと感じるかもしれませんが、トイレの近くに置くと猫は匂いで食欲がなくなり、キャットフードを食べなくなるかもしれません。

猫の気持ちになって考えればわかりますが、私たちもトイレが目の前にあったり、トイレの臭いを嗅ぎながら食事をするのはキツいと思います。

実際、猫は人間より嗅覚が良く匂いにも敏感なので、人間以上に食欲がなくなってしまうかもしれませんね。

気温が高い場所

上でも説明しましたが、気温が高い場所では猫の食欲がなくなってしまう上にキャットフードの状態もどんどん悪くなっていくので、夏などは特に注意して置き場所を設定しましょう。

以上、キャットフードの置く場所についてお話してきました。

猫がしっかりキャットフードを食べて健康に過ごせるように置く場所にも器を配ってあげてください。

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一般社団法人ペットフード協会ペットフード販売士、キャットフード勉強会ディレクターとして、キャットフードに関する情報を提供しています。また、日本化粧品検定協会のコスメコンシェルジュ資格を有し、ペットフードだけでなく化粧品にも精通しています。販売時に必要な知識となる薬機法などについてもご紹介ができます。 日本化粧品検定協会会員。