キャットフードのおやつ(間食)とは?猫のおやつの種類と与え方

猫田
食事をすることは大切ですが、一日に決められた分しか食べられないと、小腹が空くことがあります。猫も同様に食事と食事との間が長かったり、量が少ないと小腹が空くこととなり、そのようなときにはおやつを与えて、小腹を満たしてあげましょう。

キャットフードのおやつとは

おやつはペットフードの目的が「間食」と表記されているものです。

総合栄養食のように毎日の食事とは考えられていないため、飼い主と猫のコミュニケーションツールや猫の食事を豊かにするための嗜好品として利用されます。

ペットフードの目的とは?表示項目からみるキャットフードの与え方を教えます

2016年8月26日

おやつの種類

キャットフードのおやつ(間食)には様々な種類があります。現在はパウチに入っていて、飼い主が持ったまま与えることのできるセミモイストタイプのおやつが人気を集めています。

セミモイストタイプ

現在大変に人気なタイプとしてはセミモイストタイプのおやつが挙げられます。

細いアルミの袋状のものに入っていて、先を切ってセミモイスト状のキャットフードをちゅるちゅると出して、猫に与えます。

飼い主が手に持って与えることもできることから、コミュニケーションツールとしても評判です。

ドライタイプ

ドライタイプのおやつもあります。普通のドライフードとの違いが出にくいので、二重構造にして中にまるでチョコレートのようなとろけるフードを入れて猫の嗜好性を高めたりと試行錯誤がされている商品も登場しています。

またおやつとして猫の嗜好性を高めておきながら、歯磨き効果を与えて猫の口内環境改善を行うおやつもあります。歯磨き効果には一定の堅さが必要なのでドライタイプで作られています。

ウェットタイプ

缶詰に代表されるウェットタイプのおやつです。ウェットタイプのおやつはほとんどが水分なので、あまり水を飲まない猫に水分補給をさせる目的でも利用できます。

自然食品タイプ

鰹節やささみなど猫が好きな食材をフリーズドライした自然食品タイプのおやつもあります。猫にそのままあげたり、猫の食欲がない時にドライフードにかけたり混ぜたりすることで、猫の食欲増進に繋がります。

おやつを与えるタイミング

特に決まりはない

猫におやつを与えるタイミングや時間に特に決まりはありません。

食事と食事の間や、猫が小腹を空かせてごはんをねだってくる時に与える人が多いのではないでしょうか。

食事間に与えるのは注意?

しかしこのような時間に与えるときには注意が必要です。

食後や食前に与えるとおやつ以外に興味を示さなくなってしまったり、お腹がいっぱいになって食事を残してしまうこともあるので気をつけましょう。

ご褒美に与えるのが効果的

おやつはご褒美に与えることも効果的になります。

爪切りや耳掃除、ブラッシングや目薬を差すなど猫にとって嫌なことをした後にご機嫌を取るために与えるのも選択肢の一つになります。

食後しばらくしてから

またおやつには歯磨き効果があるものもあるので、普段からハミガキを行っていない場合には食後しばらくしてから歯磨き効果のあるおやつを与えることで、嫌な思いをさせずに歯をきれいにすることができます。

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一般社団法人ペットフード協会ペットフード販売士、キャットフード勉強会ディレクターとして、キャットフードに関する情報を提供しています。また、日本化粧品検定協会のコスメコンシェルジュ資格を有し、ペットフードだけでなく化粧品にも精通しています。販売時に必要な知識となる薬機法などについてもご紹介ができます。日本化粧品検定協会会員。