目次
キャットフードトッピングとは
トッピングの種類
見た目や形状の違いの種類でわけるなら、
- フレークタイプ
- ウェットタイプ
- 粉状タイプ
このような物があります。ふりかけタイプと呼ばれるのがフレークタイプや粉状タイプのものです。ウェットタイプのトッピングはおかずや一般食の部類にもかかってきますが明確に分けられているとも限りません。
味の種類でわけると、
- ミルク系
- 魚系
- 肉系
- ハーブ、またたび系
ざっくりこのように分けられます。
キャットフードトッピングのメリット
栄養や水分を摂取できる
キャットフードトッピングのメリットとして、総合栄養食に含まれる栄養とは別に、追加でトッピングに含まれる栄養や水分を摂取できるメリットがあります。
たとえば猫が水分をあまり積極的に摂らないときに、水分が多く含まれているウェットタイプのトッピングを利用することで、キャットフードと一緒に水分を摂取させることができます。
同じフードを長く続けられる
キャットフードトッピングの最も大きなメリットと目的として、同じキャットフードを長く続けられる、キャットフードに飽きてしまうのを防ぐことができるという点があると思います。
猫がキャットフードに飽きてしまう度にフードジプシーになっていた飼い主さんもそんなループから抜け出せるかもしれません。
猫が食感や味の違いを楽しめる
また猫側にとってのメリットも大きいと思います。キャットフードトッピングを利用することで、猫にとって食事の時間が楽しみになったり、食事に対するストレスがたまりにくくなることは多いにあると思います。
様々な味を猫に試せる
さらにトッピングであれば、様々なキャットフードを試すよりも比較的安価に様々な味の商品を試すことができるといったメリットもあります。
キャットフード総合栄養食の味をいちいち変えるのは飼い主さんにとってお財布的にも手間的にも難しいところがあるかもしれません。
しかしトッピングなら気軽に何種類かの味や風味のものを試してどれが気に入るか検証しやすいですし、日替わりでフードの味を変えることもできます。
家にある物でおすすめの食材トッピング
かつおぶし
代表的なトッピングとしてかつお節があります。かつお節が嫌いな猫は珍しい!というくらい、かつお節の香りが好きな猫は多いです。
ただしかつお節は塩分がキャットフードと同じくらい含まれているので、どうしても食べてもらわないと困る、という時だけにしておくのがいいかと思います。
ササミ
ゆでたササミを小さくフレーク状にしてキャットフードの上にかけたり混ぜたりしてトッピングにするのもおすすめです。
高タンパクでありながらササミは他の部位に比べてヘルシーなのでタンパク質を積極的に摂取させたいときにもおすすめです。
食材のだし汁
肉や魚、野菜など食材を茹でた時に出るだし汁もまたトッピングとして猫の食欲増進に効果的です。
トッピングというよりもスープの方になるかもしれませんが、キャットフードがほどよくふやけますし、香りも高くなるので猫の食欲を刺激しやすくなります。
やはり野菜よりも鶏肉や魚の方が猫の嗜好性は高いです。
キャットフードトッピングを使う時の注意点
トッピングしか食べなくなる
トッピングの量が多いと好みの味と風味がするトッピングしか食べなくなってしまう猫もいます。
たくさんトッピングをかけて与えていたなら、トッピングの量を減らしたり、トッピングだけ食べてしまわないようにしっかりと混ぜて与えてみましょう
栄養バランスを考慮する必要がある
本来、総合栄養食だけで猫が必要な栄養をバランスよくまかなえるところを、毎食のように沢山のトッピングを使用してしまうと、せっかく計算された栄養バランスが崩れてしまうことになります。
そのため現在のキャットフードで猫が健康であるなら、食事に相当するような量ではなく、あくまでトッピングと言える範囲の添え物程度の量とどめることが大切です。
特に猫の場合、ミネラルやビタミンのバランスによって病気の発生リスクが変わってきます。ミネラルをあまり摂りすぎると、腎臓病のリスクも高くなりますので、トッピングの与えすぎに注意が必要です。