キャットフードのターキー(七面鳥)。栄養素と成分、ターキーを使ったキャットフードを紹介。

キャットフード ターキー 七面鳥
鈴木さん
ご馳走としてパーティーのメインディッシュにもなるターキー(七面鳥)。日本人もお祝い毎やイベントで一度は見たり食べたりしたことがあるのではないでしょうか。
猫田
キャットフードでもターキー(七面鳥)が使用されていることがありますが、猫にとってターキーはどのような食材なのでしょうか。よく原材料として使用されるチキンとも比べながら見ていきます。

キャットフードの原材料:ターキー(七面鳥)

ターキー(七面鳥)はキャットフードのメインの原材料として使用されることが多いです。配合される割合が多いため、原材料名欄の上段に記載されていることが多いです。

チキンに比べてターキー(七面鳥)は脂質が少ない分、味わいがさっぱりとしています。チキンに対して脂身が少ないため、さっぱりとした風味を好む猫はチキンよりターキー(七面鳥)がお好みかもしれません。

ターキー(七面鳥)を使用しているキャットフード例

猫におけるターキー(七面鳥)の栄養素とメリット

成分分析値タンパク質23.5g
脂質0.7g
炭水化物0.1g
コレステロール62mg
ナトリウム37mg
カリウム190mg
マグネシウム29mg
カルシウム8mg
カロリー100gあたり106kcal

動物性タンパク質が豊富

ターキー(七面鳥)は猫にとって最も必要な成分の一つ、動物性タンパク質が豊富に含まれています。

肉や魚原料に含まれる動物性タンパク質は猫の体が消化吸収しやすい成分であり、体を作る成分とエネルギー源両方の役割を果たす重要な成分となっています。

低脂質・低カロリー

肥満の原因にもなる脂質。ターキー(七面鳥)は脂質量を抑えているため低カロリーでヘルシーなキャットフードとなっています。

高タンパク・低脂質というのはダイエット中の猫や肥満予防にはもってこいの食材なので、肥満が気になりだした猫にはターキー(七面鳥)がメインに使用されたキャットフードを選ぶのも一つの手かと思います。

アレルゲンになりにくい

チキンには猫がアレルギー反応を引き起こしやすいデメリットがありましたが、ターキー(七面鳥)はチキンに対してアレルゲンになりにくくいメリットがあります。

そのためアレルギー反応が出やすい猫やアレルギー対策をしたいという方にはおすすめの原材料です。

ターキー(七面鳥)をキャットフードに使用するデメリット

チキンに比べると数は少ない

チキンに比べてターキーのキャットフードを製造しているメーカーは少ないです。チキンが全世界で食べられているのに対し、ターキーは日本でもあまり頻繁には食べられませんし、海外でもチキンほど流通しているわけではありません。

ターキー味のキャットフードは、様々な味を展開しているブランドやターキーが広く流通している地域や国で製造されることが多いです。そのためチキンと比べると選べる幅はどうしても狭くなってしまうかと思います。

肉原料がターキー単体のフードは少ない

また先ほどアレルギー対策にターキー(七面鳥)が向いているとお話しましたが、ターキー単体の動物原料のキャットフードを探そうとすると数は一気に少なくなります。

せっかくターキー味のキャットフードを選んでも、結局チキンや魚など他の動物も含まれてしまうため、あまりアレルゲン対策にならないキャットフードが多いということです。

まとめ

  • 高タンパク・低脂質でヘルシー
  • 海外産フードによく使用される
  • アレルギーに配慮
肉 キャットフード 種類 

キャットフードの肉原料一覧。各動物の栄養素と特徴を比較表でまとめ!

2019年8月14日

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一般社団法人ペットフード協会ペットフード販売士、キャットフード勉強会ディレクターとして、キャットフードに関する情報を提供しています。また、日本化粧品検定協会のコスメコンシェルジュ資格を有し、ペットフードだけでなく化粧品にも精通しています。販売時に必要な知識となる薬機法などについてもご紹介ができます。 日本化粧品検定協会会員。