キャットフードの原材料:ウサギ肉(ラビット)
ウサギ肉(ラビット)を使用したキャットフードはほとんどありませんが、ヨーロッパや北欧ではウサギが食用としてスーパーなどで販売されているので、比較的EU産フードに多いように感じられます。
次からはウサギ肉を使用したキャットフードの特徴やメリットについてお話していきたいと思います。
猫におけるウサギ肉の栄養素とメリット
成分 | タンパク質 | 20.5g | |
脂質 | 6.3g | ||
ビタミン | ナイアシン | 8.5mg | |
ビタミンB6 | 0.53mg | ||
ビタミンB12 | 5.6μg | ||
カロリー | 100g | 146kcal |
高タンパク質・低脂肪
ウサギ肉を豊富に使用したキャットフードは、高タンパク質・低脂肪な傾向があります。
ウサギのようなジビエ(野生動物)の肉を使用したキャットフードは全体的に高タンパク質、低脂肪である傾向があるので、ウサギ肉を使用したキャットフードもヘルシーのキャットフードが多いです。
猫の好物な野生動物は実はウサギ?
またウサギは野生動物の中で、猫にとって好物であるとも言われています。他の野生動物に比べてウサギへの食いつきが良いという話も聞くのでウサギ肉は猫の嗜好性も高い傾向があります。
ペット先進国が原産のフードが多い
ウサギ肉を使用したキャットフードは、ドイツ、イギリス、イタリアなどのペットフード先進国(ヨーロッパ産)であることが多く、特に最もペットフードへの基準が厳しいと言われているドイツ産のキャットフードにはウサギ肉を使用したキャットフードが多い印象です。
ドイツではウサギが食卓に並ぶメジャーな食材です。各国のペットフードはその国の人が消費している食材に大きく影響されるため、ドイツのキャットフードではウサギ肉を使用したキャットフードが他の国より多くなっています。
おすすめのウサギ肉キャットフード5選
【ハッピーキャット】センシティブ カニンヘン
ハッピーキャットのセンシティブカニンヘンのキャットフードはラビットミールとポテトをメインに使用した、ドイツのバイエルン州原産のキャットフードです。ウサギ肉の他に、ビーフやポークといった肉原料も使用されています。
【プレイアーデン】100%Wild 贅沢ジビエ野ウサギレバーミックス
プレイアーデンの100%Wild 贅沢ジビエ 野ウサギレバーミックスは、キャットフードのほとんど(99.5%)がウサギ肉で構成されているウェットフードです。
ウェットフードなので水分含有量は78.8%と高く水分補給にも便利です。ウェットフードは密閉性が高い缶詰やパウチで保存されることから、開けた時の香りも高く、よりウサギ肉の風味を猫が感じ嗜好性が高くなることが期待できます。
【アニモンダ】 インテグラ プロテクト ウサギ・ポテト
アニモンダのインテグラプロテクトキャットフードのウサギ・ポテトは、アレルギーケアを目的として作られたグレインフリーの療法食です。
原材料はポテトとラビットがメインに使用されていますが、鶏脂肪とサーモン油も使用されています。療法食を与える際は動物病院や獣医さんに相談の上で与えるようにしましょう。
【アルモネイチャー】ラビット入りのソフトムーストレイ
アルモネイチャーのラビット入りのソフトムーストレイは、ウサギ肉をメインにビーフや豚、鶏など様々な肉原料を使用したキャットフードです。こちらはフランス産のウェットフードになります。
総合栄養食ですので毎日の食事に取り入れることも可能となっています。
【エクイリブリア】ウサギ&ハーブ
エクイリブリアのウサギ&ハーブキャットフードは、原材料の90%にウサギ肉を使用したウェットフードであり、なんと他の食材は使用されていません。
肉や魚に広くアレルギー症状が出てしまう猫や単一の動物性タンパク質が摂取できるキャットフードを探している方に特におすすめのキャットフードとなっています。
ウサギ肉を使用したキャットフードまとめ
そうですね。ヨーロッパ、特にドイツではウサギ肉がスーパーで普通に売られているくらい一般的に食べられているので、ドイツ産のキャットフードにはウサギ肉が使用されている物も多くあります。
高タンパク質・低脂肪でヘルシーなレシピでもあるので、ウサギ肉はおすすめの原材料です。 ただ原産国や販売するメーカーは限られてしまうので、選べる幅はせまくなってしまいますね。
他のキャットフードについてご紹介している評価ランキングも下から確認できるので、上記のメーカーがどのくらいの評価を受けているか気になる方はぜひrチェックしてみてください。