今日本で大ブームが到来しているタピオカ。様々なタピオカドリンク店が登場して行列をつくる人気爆発中のスイーツです。
近年身近になったタピオカですが、タピオカの原材料や成分について気にしたことはありますか?
キャットフードの原材料:タピオカ
キャッサバ芋のでんぷん
タピオカは、キャッサバ芋という南米原産の芋のデンプンからつくられます。キャッサバ芋のデンプンを水で溶いて粒状に固めることで、タピオカの粒が完成します。
私たちがお馴染みのタピオカは、固められた粒を茹でて戻すことでモチモチとして食感のタピオカになります。
タピオカの色は黒ではない
タピオカといえば、トップの画像のような黒い粒というイメージですが、タピオカの黒い色はカラメル色素やイカスミなどでつけられた色になります。
着色のないタピオカは白く、茹でて戻すと乳白色のような色をしています。
キャットフードのタピオカ
キャットフードでは、もちろん黒の着色もありません。またドライフードでは乾燥した原材料を使うので、タピオカを茹でてモチモチの状態に戻すことはしません。
芋から作られた堅くて白い粒がタピオカとしてキャットフードに入れられる、というような感じです。
タピオカの栄養素
タンパク質 | 0g |
脂質 | 0.2g |
炭水化物 | 87.8g |
食物繊維 | 0.5g |
ミネラル | 0.1g |
カロリー | 355kcal |
水分 | 11.9g |
タンパク質、ビタミンは0、脂質やミネラルなどもほとんどありません。デンプンなので、カロリーは100gあたり355kcalと高いエネルギー量となっています。
乾燥させて堅い粒にはなっていますが、意外にも水分は10%以上入っています。
ほぼ炭水化物
タピオカの100gあたりの成分を見ると、タピオカのほとんどは炭水化物であることがわかります。その中でも単糖という糖質が大半を占めています。
ロイヤルカナンでは炭水化物源として使用していることを公表しています。その他の配合理由としてはでんぷんとしてドライフードを形作るのにも役立っています。また、ドライフードのモチモチとした食感をつくり出したり、質感調整としても使われるようです。多く配合されている商品はないかと思いますので、ほとんどが以上の理由かと予想できます。