キャットフードに含まれているハーブの目的と種類!猫が食べて危険はないのか

鈴木さん
ハーブが含まれているキャットフードも多いですが、どういった目的で加えられているんでしょうか。またキャットフードに加えられるハーブにはどんな種類がありますか?
猫田
ハーブは非常に沢山の種類があるので、それぞれの特徴や目的と一緒に説明してきますね。

キャットフードのハーブについて

ハーブの働きや効果

ハーブは香料や薬、保存料、酸化防止剤、防虫、消臭など、様々な働きや効果が期待されます

どのハーブを選ぶかによって得られる効果や働きは違ってきますので、その働きに合わせてキャットフードに配合するハーブを選択します。

ハーブを使う目的

そのため、たとえばキャットフードの合成添加物を不使用にしたい、香料は使用せず香りの良いキャットフードにしたい、安全な天然成分や自然由来の原材料だけでキャットフードに必要な働きを補いたい、など様々な目的でハーブは用いられます。

果物や野菜として加えられているものも

ハーブは植物なので、野菜や穀物、果物などとして区別されたりもしますので、ハーブとして加えられている物もあれば、野菜や果物の栄養成分を目的として加えられているものもあります。

原料や製法などにこだわっている傾向

上記のような目的から使用されることが多いため、ハーブを多く使用しているキャットフードは、中~高価格帯の物が多く添加物をなるべく少なくしたり、原材料や製法などにもこだわったキャットフードが多い傾向です。

キャットフードの代表的なハーブ一覧

キャットフードに含まれている代表的なハーブの種類とその働きについて一覧にしました。

ハーブ名期待できる働き
チコリ・腸内のガスの排泄を助ける
・緩やかに便の排泄を促す
・利尿作用
・消炎作用
・消毒効果
マリーゴールド・血流改善
・毒素を排出する
・胃粘膜の炎症を抑える
ペパーミント・鎮静作用
・抗菌作用
・防腐作用
・発汗作用
・利尿作用
・脳の機能を高める
・胃腸の機能を調整
カモミール・リラックス効果
・抗菌作用
・安眠効果
・鎮静作用
・貧血改善
西洋イラクサ・抗アレルギー作用
・利尿作用
・血行促進
・浄血作用
・血流改善
アニス・消化の促進
・防腐作用
・消臭作用
・腸内のガスの排泄を助ける
・気管にたまった痰の除去を助ける
ローズヒップ・抗酸化作用
・鎮静作用
・消化の促進
・利尿作用
オレガノ・消化の促進
・鎮静作用
・殺菌作用

ハーブそれぞれに様々な働きがあることがわかります。

キャットフードのハーブ配合量について

種類は多くても配合量は少ない

原材料名欄に何種類もハーブが書かれているのを見ると、全体で見てもかなりハーブの配合量が多いのではないかと思われがちですが、実はハーブを合わせても全体の、数%から多くても10%位にしかなりません。

ハーブは沢山摂れば良いというわけではなく、むしろ多く摂取しすぎるのは良いとは言えませんので、キャットフードに含まれているハーブの量も非常に少ない割合で配合されています。

ハーブそのままだと嫌う猫も多い

独特の香りや風味が強い

「キャットフードに入っているなら」と、そのままのハーブを原料の状態で与えようとする方もいるかもしれませんが、ハーブそのままだと独特の香りや風味強く、猫がハーブを嫌ってしまうことも少なくありません。

さらにキャットフードでは少量でも、そのまま原料を与えるとキャットフードよりも一度に多くのハーブを口にすることになります。

危険なハーブもある

またハーブの中には、猫にとってニオイを嗅いだだけでも危険な種類もあるので注意が必要です。中にはハーブの香りだけで猫の体調が悪くなってしまったりすることもあるので、ハーブ自体を与えるのは避けた方が良いでしょう。