


はい、そう考えると、人間レベルのものが猫にとって安全とは言い切れなくなるわけです。私たちよりも小さな体をもつ猫は、私たち以上に食の影響を受けると考えておいた方がいいでしょう。
ではここからが本題です。猫にとって本当に安全なキャットフードとはどのようなものなのか。こだわり抜いた本当に安全性の高いキャットフードを3つご紹介したいと思います。
猫にとって本当に安全なキャットフードとは
4Dミートやミートミール、動物性油脂を不使用
基本的なところですが、病気や事故で亡くなった動物肉などを総称した「4Dミート」や、どの動物を使用したか不明確なミートミール、動物性油脂は避けたい原材料です。
現在、上記のような原材料を使用するメーカーは非常に少なくなりましたが、スーパーやホームセンターで販売されている有名ブランドのキャットフードでも、未だに上記の原材料が使用されていることがあるので、原材料名欄を注意してみてください。
合成添加物不使用
安全性の高いキャットフードに、発がん性やアレルギーのリスクがある合成添加物は極力使用しません。
キャットフードには合成酸化防止剤、合成着色料、合成香料、合成調味料、合成保存料など様々な目的で人工的につくられた添加物が使用されていることがあります。特に激安と言われる安価なキャットフードには高確率で上記のような人工的な合成添加物が使用されています。
安全性の高いキャットフードは合成添加物を別の天然成分や原材料で補っており、合成添加物を極力使用しないようなレシピを組んでいます。
オーガニック(有機)
有機栽培、有機飼育によって育てられた動物や植物を使用したキャットフードは、添加物や残留農薬、ホルモン剤等の心配がない安心なキャットフードと言えます。
猫にとって本当に安全なキャットフードは、キャットフードに使用される原材料やその餌や土、環境などの品質まで考えています。キャットフードのパッケージに記載されている原材料は工場に運ばれてきてからの情報でしかありません。工場に来る前までに行われた工程や原材料の扱われ方は把握していないメーカーも多いです。
オーガニックの認証を得たキャットフードでは、農薬などの心配がないだけでなく、原材料の飼育や栽培から一貫して行い、管理の行き届いた環境やエサ、土で育てられているため、安全性への意識が高い信頼のおける企業が生産している可能性が高いです。
アレルギーに配慮している
猫にとって安全なキャットフードは猫のアレルギーにも配慮しています。
猫は動物の肉に最もアレルギー反応が出やすく、次に魚、穀物という順番でアレルギーを発症しやすい動物です。そのため、あまり多くの動物原料や穀物を使用しているキャットフードは猫のアレルゲンにヒットしやすく、猫が皮膚疾患や脱毛、呼吸困難、下痢や嘔吐などの症状を引き起こしやすくなります。
アレルギーにも配慮したキャットフードは、たとえば単一の動物原料を使用する、魚原料しか使用しない、穀物を不使用にするなどアレルギーを持つ猫が安心して食べられるように使用する原材料も制限しています。
猫に本当に安全なキャットフード3選
ヤラー オーガニックキャットフード グレインフリー
ヤラーオーガニックキャットフードグレインフリーは、オーガニック農法で育てられた鶏肉や植物を使用してつくられているキャットフードです。工場内を公開するなどの安全性と透明性を重視しているブランドで、動物原料は鶏肉とニシンのみで穀物も不使用となっているためアレルギーへの配慮も見られます。
酸化防止剤は天然由来のローズマリー抽出物などを使用しています。
原材料
ギャザー フリーエイカー
オーガニック食材を中心にメインにはチキンと豆類を配合したギャザーのフリーエイカー。キャットフードこそオーガニック認定は受けていませんが、多くの食材がオーガニック認定を受けたものを使用しており、また動物原料はチキン1種類のみでなので、チキンがアレルゲンでなければ、動物原料にアレルギーのある猫も食べることができます。
グレインフリーで穀物にアレルギーのある猫も食べることができます。
原材料
オーガニクス チキン&スイートポテト
オーガニクスはアメリカで定番となっているオーガニックキャットフードの一つです。オーガニクスは2003年に発売を開始してからも改良を加え、2017年にオーガニック認証を受け、正式なオーガニックキャットフードとなりました。オーガニック認証された年が新しいため管理や基準が審査に忠実である安心感があります。
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