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猫が食欲をなくした時の対処法
いつも変わらず食べているキャットフードを突然食べなくなったということがあります。食べないことが一回だけの場合であれば、
- ただ食べなかった
- キャットフードやお皿の汚れ
- 気に入らない匂いがした
- キャットフードの近くで他の強い匂いがしたことでそのキャットフードを食べなかった
といった気まぐれで警戒心の強い猫らしい行動だと言えます。
まずは病院へ
食欲不振が丸一日続くようならすぐに病院に連れていく必要があります。食欲不振が病気によって引き起こされた場合、重大な問題に発展する場合があります。
また異物を食べてしまった可能性もあります。不快感から食べることを辞めている場合は異物を取り除かなくてはいけません。食べてしまった異物はレントゲンで見つけることができます。
ご飯を温める
温度で食べてくれる場合があります。もちろん熱くしては駄目です。湯煎などで徐々に温めてください。動物の体温程度、40度弱がいいと思います。
温まると匂いが強くなったり、油分が溶けてみるからに美味しそうになり、食欲が戻る場合があります。
猫缶を与えてみる
猫は具合が悪い時、食欲もなくなり、水分の摂取も怠りがちです。猫缶は80%近くが水分のため、猫缶で水分を補給することができます。
また猫缶を食べるか食べないかも判断の基準になります。
セミウェットフードなどでコミュニケーションを図る
いつものドライフードを食べない時は、セミウェットフードなどを手で与えることで猫の食欲を刺激します。
匂いやスキンシップにつられてセミウェットフードを少量食べると、胃が刺激されてドライフードを食べ始めることがあります。また、残ったセミウェットフードをドライフードに少し混ぜてあげてもいいでしょう。
余り混ぜるとセミウェットフードだけを上手に食べてしまうので、匂いがする程度でもいいかと思います。このあたりは飼い主が様子を見て調整してください。
ふりかけなどで変化を与える
変化を与えるというのは食事の場所を変えたりすることではなく、ふりかけをかけてみたり、スープやパウチで食べるものを探ってみましょう。
全て食べないのか、食べるものがあるのかを知ることはとても大切です。
これをきっかけに食べるものを検討、選択して、食欲を刺激していきましょう。
ハーブを与えてみる
ユッカシジゲラ、アルファルファ、ダンデライオン、ニンニク、ペパーミントなど特定のハーブは食欲を刺激すると言われています。ただし嫌う猫も少なくないので、少し与えてみる程度で十分です。
嫌がった場合は与えるのを辞めましょう。無理矢理食べさせるとさらに食べなくなります。
油分を足してみる
サラダオイルなど油分を少量足すことで食欲が刺激される場合があります。フードを温める時と同じで、適度な油分が猫の味覚を刺激して食欲につながります。