「ボーンブロス」とは
ペットフードで使用される「ボーンブロス」とは、牛や豚、鶏などの骨や関節を水で長時間じっくりと煮出して作ったスープを指します。
キャットフードでは、総合栄養食やウェットフードの原材料として使用され、またボーンブロスそのものとして販売されています。
ボーンブロスは腸内環境や関節・骨の健康サポート、美肌・エイジングケアとして私たち人間にも注目されている食品ですが、市販の人間用ボーンブロスは、玉ねぎなど猫にとって有害な食べ物が使用されている場合があるので、必ずペット専用のボーンブロスを与える必要があります。
ボーンブロスによる猫への効果
水分補給のサポート
リビアヤマネコを祖先にもつ猫は、その習性からあまり水を飲まないといわれています。ドライフードだけでは、水分が足りていないことからウェットフードを混ぜて与える飼い主さんも少なくありません。
ボーンブロスは、そのままスープとして与えたり、ドライフードに混ぜて与えることによって、食いつきをよくし水分補給を促せます。
食欲アップ
ボーンブロスは肉の骨を長時間煮込んでいるため、肉本来の香りや独特の臭みが残ります。
食事に興味を示しにくい猫の場合、普段のフードに少量加えることで、香りや嗜好性が高まり、食べるきっかけになることがあります。
また、ドライフードをふやかして食べさせたい場合にもおすすめです。
腸活や胃腸のケア
ボーンブロスは、長時間水で煮出すことによってゼラチンやコラーゲンがスープに溶け出します。これらは消化器官のデリケートな粘膜を保護する働きがあります。
また、ボーンブロスに含まれるアミノ酸は、整腸作用をもたらし便通の改善をサポートします。
関節の健康をサポート
ボーンブロスには、骨や軟骨から溶け出したコラーゲンやゼラチン、グルコサミン、コンドロイチンなどが含まれており、関節の健康維持に役立つといわれています。
ボーンブロスが使用されるキャットフード
ナウ フレッシュ(NOW FRESH)グッドグレービー グレインフリー アダルトキャット チキンレシピ
| 穀物 | なし |
| ポイント | ・ひとつで2通りの食べ方 ・新鮮なカナダ産肉使用 ・20種類以上の野菜やフルーツ使用 |
| 実売価格 | ちょこっとパック30g:187円(税込) 350g:1,650円(税込) 3.63kg:14,300円(税込) |
| 1kgあたり | 3.63kg製品:約3,939円(税込) |
| 第一原料 | チキン |
| 生産国 | カナダ |
| メーカー | カナダ |
| 販売元 | マーケティングパートナー株式会社 |
原材料からの考察
①水分補給にもおすすめ
ターキーの骨や軟骨からじっくり煮出したスープを凝縮して粒の周りにコーティングしたフードは、ドライでも水を加えてスープタイプとしても与えられます。
水分不足の猫やシニア猫におすすめの嗜好性の高いキャットフードです。
②イモ類・豆類使用
猫は本来肉食動物であり、栄養源としてイモ類や豆類は必要ないとして、プレミアムフードでは使われない傾向があります。
原材料を見ると、動物性タンパク質であるチキンの次に、エンドウ豆やポテトが表示されているため、植物性原料が高い配合割合で使用されているといえます。
③20種類以上の野菜・フルーツ使用
第一原料はチキンですが、原材料の多くが野菜やフルーツといった植物性原料で構成されています。
成分表
タンパク質31%以上、脂質17%以上と高タンパクではあるものの、脂質は中~高脂質程度、100gあたり約377kcalと抑えめで、バランスの取れたキャットフードです。
| 成分(保証分析値) | ||
| 粗たんぱく質 | 46.0%以上 | |
| 粗脂肪 | 25.0%以上 | |
| 粗繊維 | 2.0%以下 | |
| 粗灰分 | 9.0%以下 | |
| 水分 | 8.0%以下 | |
| エネルギー | 100gあたり | 430kcal |
ベイリーコー(Bailey+Co)フリーズドライ コンプリート チキン&サーモン
ベイリーコーはニュージーランドに拠点を置く家族経営の会社で、自社の専用フリーズドライ施設で製造されるナチュラルなペットフードが支持されています。
| 穀物 | なし |
| ポイント | ・動物性原料90%以上 ・人工添加物不使用 |
| 実売価格 | 80g:2,420円(税込) 320g:7,326円(税込) |
| 1kgあたり | 80g製品:30,250円(税込) 320g製品:約22,894円(税込) |
| 第一原料 | チキン |
| 生産国 | ニュージーランド |
| メーカー | ニュージーランド |
| 販売元 | 株式会社 からだ想い |
原材料からの考察
①主原料はチキン・サーモン・チキンレバー・チキンハート
チキンは消化しやすく良質なたんぱく質源で、サーモンはたんぱく質に加えてオメガ3脂肪酸(EPA・DHA)を含む食材です。
また、チキンレバーやチキンハートといった内臓肉には、ビタミンAや鉄分、タウリンなどの栄養素が豊富に含まれており、猫本来の食性を意識した構成になっています。
②腸内環境や関節への配慮
チコリ根はプレバイオティクスとして知られるイヌリンを含み、腸内の善玉菌をサポートする働きが期待できます。
また、緑イ貝はオメガ3脂肪酸やグリコサミノグリカンなどを含み、関節の健康維持を目的として採用されることが多い原材料です。
③ビタミンK3を使用
原材料にはビタミンK3(メナジオン)が含まれています。
ビタミンK3は合成ビタミンで、過去には安全性について議論された経緯があります。
現在ではペットフードへの使用が認められており、適切な量であれば安全性に問題はないとされていますが、近年はビタミンK3を使用しないプレミアムフードも増えているため、気にする飼い主さんも少なくありません。
成分表
| 成分(保証分析値) | 粗タンパク質 | 45.0% |
| 粗脂肪 | 27.0% | |
| 粗繊維 | 1.5%以下 | |
| 水分 | 8.0%以下 | |
| エネルギー | 100g | 452.1kcal |
オリジン チャンク&シュレッド オリジナル アントレ ボーンブロス
| 穀物 | なし |
| ポイント | ・肉原材料95%ウェットフード ・大豆、トウモロコシ、タピオカ、小麦など不使用 ・人工添加物不使用 |
| 実売価格 | 155g:792円(税込) 155g×6個セット:4,752円(税込) |
| 第一原料 | 鶏肉 |
| 生産国 | タイ |
| メーカー | カナダ |
| 販売元 | 有限会社AFJ |
原材料からの考察
①動物性原料95%
原材料の95%は動物性原料が使用されています。
猫本来の食性に注目し、獲物を丸ごと食べたときの栄養バランスを再現したホールプレイ比率が採用されています。
②穀物・イモ類・豆類不使用
猫の栄養素的に必要のない穀類やイモ類、豆類などは一切使用されていません。
| 成分(保証分析値) | 粗タンパク質 | 11.0%以上 |
| 脂肪分 | 2.5%以上 | |
| 粗繊維 | 1.5%以下 | |
| 水分 | 85%以下 | |
| タウリン | 0.1% | |
| エネルギー | 100g | 76.7kcal |
キャットフードのボーンブロスまとめ
人間の健康食品としても注目されている「ボーンブロス」。
キャットフードには、水分補給や消化器官の保護などの目的で使用されています。
ボーンブロスは市販品として販売されていますが、骨・水・酢とシンプルな材料を煮込むだけで作れるので、手作りごはんとしてもおすすめです。
- 肉の骨や関節を長時間煮込んだスープ
- 水分補給のサポート
- 胃腸のケア
- 関節の健康サポート



















































































































































































