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猫にコーヒーは飲ませちゃダメ!
私たち人間にとってリラックス効果があるコーヒー。食後や休憩時間によく飲まれる嗜好品ですが、猫にとってはカフェイン中毒に陥る危険な飲み物のひとつです。
そのため、飼い猫がコーヒーを誤飲しないよう、テーブルの上には置かないなどの対策が必要です。

猫にコーヒーが危険な理由
猫にとってコーヒーが危険な理由は、カフェインが含まれているからです。コーヒー1杯(約140〜150ml)に含まれるカフェイン量は、約80〜90mgとされています。抽出方法や豆の種類によって異なりますが、一般的なドリップコーヒーは1杯あたり約90mg、インスタントコーヒーは約80mg含まれています。
カフェインは中枢神経を興奮させる作用があり、猫がカフェインを多量に摂取すると神経や消化器に中毒症状がみられることがあります。
最悪の場合、死に至る危険性もあるので猫にコーヒーは絶対に飲ませてはいけません。
猫がカフェイン中毒になる飲み物
カフェインはコーヒーだけでなく、私たちの身近なさまざまな飲み物にも含まれています。
- コーヒー(ホット・アイス・カフェオレなど)
- エスプレッソ
- 紅茶
- 緑茶
- ほうじ茶
- ウーロン茶
- 抹茶
- エナジードリンク
- 栄養ドリンク
- コーラなどのカフェイン入り清涼飲料水
カフェインの含有量は飲み物によって異なりますが、少量でも猫の体に悪影響を及ぼすおそれがあります。飲み残しのカップやペットボトルを猫の届く場所に放置しないよう注意しましょう。
キャットフードの原材料に緑茶や緑茶エキスが使用される製品がありますが、カフェインの含有量はごくわずかなため問題ないとされています。
ノンカフェインは少量ならOK
麦茶や黒豆茶など、ノンカフェインのお茶であれば、猫が少量飲んでも問題ないとされています。しかし、カフェインレスをうたっていても、微量のカフェインが含まれている場合があるため注意が必要です。
基本は総合栄養食であるキャットフード、飲み物は水を与え、人間の食べ物をあげる際は猫にとって安全なものかどうか見極めることが大切です。
猫はコーヒーをどのくらい飲んだら危険?
猫がテーブルに置いてあったコーヒーをペロッとひとなめした程度であれば、すぐに重篤な中毒症状が起こる可能性は高くありません。
ただし、飲んだ量やコーヒーの濃さ、猫の体格によってリスクは異なります。子猫や高齢猫、持病のある猫では少量でも影響を受けやすいため注意が必要です。
コーヒーを舐めた後は、興奮して落ち着かない、呼吸が速い、嘔吐する、震えるなどの異常がないかしばらく様子を観察してください。少しでも異変が見られた場合は、速やかに動物病院を受診しましょう。
食品に含まれるカフェイン量
カフェインはコーヒー以外にもさまざまな飲食物に含まれています。
| 食品・飲料 | カフェイン量(100mlあたり) |
|---|---|
| ドリップコーヒー | 約60mg |
| インスタントコーヒー | 約57mg |
| エスプレッソ | 約210mg |
| 紅茶 | 約30mg |
| 緑茶(せん茶) | 約20mg |
| ウーロン茶 | 約20mg |
| コーラ | 約10mg |
| エナジードリンク | 約30~80mg |
※製品や抽出方法によって含有量は異なります。
また、チョコレートやココアにもカフェインが含まれているほか、猫に有害なテオブロミンも含まれています。
猫がコーヒーの匂いを嗅いだら?
コーヒーの匂いを嗅いだからといって、猫がカフェイン中毒になることは基本的にありません。そのため、飼い主がコーヒーを飲んでいるだけであれば過度に心配する必要はないでしょう。
ただし、猫は人間よりも嗅覚が優れているため、コーヒーの強い香りを嫌がる場合があります。コーヒーの匂いが気になって近づいてくる猫もいますが、興味本位で飲んでしまう可能性もあるため注意が必要です。
また、コーヒー豆やコーヒーかすにはカフェインが含まれています。猫が誤って口にしないよう、保管場所や捨て方には気を付けましょう。
猫がコーヒーを飲んだときの症状
猫がコーヒーを飲むと、含まれているカフェインの影響で中毒症状を起こすことがあります。一般的には摂取後30分〜数時間以内に症状が現れることが多いとされています。
カフェイン中毒は進行すると命に関わることもあるため、症状の変化を見逃さないことが大切です。
初期症状
カフェインが体内に吸収され始めると、神経や心臓が刺激され、以下のような症状が見られることがあります。初期症状は一見すると元気に見えることもありますが、体内ではカフェインによる影響が進行している可能性があります。
- 落ち着きがなくなる
- 呼吸が速くなる
- 心拍数が増加する
- よだれが増える
- 嘔吐・下痢
- 水をたくさん飲む
中期症状
摂取量が多い場合や時間の経過とともに、神経や筋肉への刺激が強くなり、次のような症状が現れることがあります。この段階になると自宅で様子を見るのは危険です。速やかに動物病院へ連絡し、指示を仰ぎましょう。
- 体の震え
- 筋肉のけいれん
- 歩行のふらつき
- 落ち着きがなくパニック状態になる
- 血圧の上昇
- 不整脈
- 呼吸困難
後期症状
重度のカフェイン中毒になると、中枢神経や心臓に深刻な影響が及び、命に関わる状態になることがあります。
- 全身のけいれん発作
- 高体温
- 重度の不整脈
- 意識障害
- 昏睡状態
- 呼吸停止
- 心停止
特にコーヒー豆やインスタントコーヒーなど、カフェイン濃度の高いものを大量に摂取した場合は、短時間で重症化することがあります。
猫がコーヒーを飲んだことに気付いた場合は、症状の有無にかかわらず、飲んだ量や時間を確認したうえで早めに動物病院へ相談することをおすすめします。
猫がコーヒーを飲んだときの対処法
猫がコーヒーを飲んでしまった場合は、濡らしたガーゼで口を拭く程度にし無理に吐かせないようにしましょう。
嫌がる場合は無理強いせずに、動物病院を受診し獣医師の判断に任せることが安心です。
診療時には、以下の内容を伝えると処置がスムーズに行われます。
- どのくらいの量を飲んだか
- 飲んだ時間
- 現在の様子や症状
コーヒー豆やコーヒーの木も危険
猫にとって危険なのはコーヒーだけではありません。コーヒー豆や抽出後のコーヒーかす、観葉植物として人気のコーヒーの木にも注意が必要です。
コーヒー豆
コーヒー豆にはカフェインが含まれており、少量でも猫が食べると中毒症状を引き起こす可能性があります。特に焙煎豆やコーヒー粉はカフェイン濃度が高いため、猫の手が届かない場所で保管しましょう。
コーヒーのかす
コーヒーを淹れた後のかすにもカフェインは残っています。ゴミ箱をあさる猫もいるため、誤食しないよう密閉して処分することが大切です。
コーヒーの木
コーヒーの木にはカフェインなどの成分が含まれており、猫が葉や実をかじると体調不良を起こすおそれがあります。室内で育てている場合は、猫が近づけない場所に置くようにしましょう。
猫にコーヒーは飲ませない!
私たち飼い主が日頃から食べたり飲んだりしている食品にもカフェインは含まれています。
愛猫の誤食や誤飲を防ぐためにも、日頃から保管や管理を徹底するように心がけましょう。







































































































































































