キャットフードの脂質とは
脂質とは、三大栄養素のひとつで、猫の体を動かすためのエネルギー源になったり、細胞や皮膚・被毛の健康を維持したりするために必要な栄養素のことです。
キャットフードで使われる脂質原料は、肉や魚そのものや、鶏脂や魚油といった動物性脂質、亜麻仁油やひまわり油といった植物性脂質など、動物性・植物性両方の油脂が利用されています。
猫の必須脂肪酸は、リノール酸、アラキドン酸などのオメガ6脂肪酸や、α-リノレン酸などのオメガ3脂肪酸で、これらは猫の体内で合成できないため必ず食事から摂取する必要があり、総合栄養食のキャットフードには必須脂肪酸が適切なバランスで配合されています。
一般的なキャットフードの脂質はどのくらい?
AAFCO(米国飼料検査官協会)では、ドライタイプのキャットフードに入れる脂質の最低基準は、9%以上と定めています。
最近では、猫は本来、肉食動物であるという観点から、肉や魚といった動物性原料を多く配合するキャットフードが増え、脂質量が15~20%以上の製品も珍しくありません。
脂質が高いキャットフードを選ぶときのポイント
脂質が高いキャットフードを選ぶときは、単純に「脂質の割合が高いもの」を選ぶだけでなく、猫の年齢や体格、活動量、健康状態などに合っているかを確認することが大切です。
①脂質の含有量を確認する
まずは、パッケージに記載されている「粗脂肪」の数値を確認しましょう。
キャットフードの粗脂肪は、製品によって大きく異なります。脂質を多く摂取したい場合は、一般的なフードと比較して粗脂肪の割合が高いものを選ぶのが基本です。
ただし、粗脂肪の数値はフードに含まれる水分量によって見え方が変わります。そのため、ドライフードとウェットフードを比較する場合や、商品の脂質量を正確に比較する場合は、乾物ベースで考えることも重要です。

②動物性脂肪・油脂の種類を確認する
脂質の量だけでなく、どのような原材料から脂質が供給されているかもチェックしましょう。
肉や魚に含まれる動物性脂肪のほか、鶏脂、魚油、サーモンオイルなど、さまざまな油脂が使用されています。
特に魚油などには、DHAやEPAといった脂肪酸が含まれるものもあります。原材料表示を確認し、どのような油脂が使われているのかを確認するとよいでしょう。
③高カロリーかどうかを確認する
脂質は、たんぱく質や炭水化物と比べてエネルギー密度が高い栄養素です。そのため、脂質が高いキャットフードは少ない量でも多くのカロリーを摂取しやすい傾向があります。
食事量が少なくなりやすい猫や、消費エネルギーが多い猫ではメリットになる場合がありますが、運動量が少ない猫ではカロリーの摂りすぎにつながる可能性があります。
「脂質が何%か」だけでなく、100gあたりのカロリーや1日の給与量もあわせて確認しましょう。
④猫の年齢や活動量に合ったものを選ぶ
同じ猫でも、年齢や生活スタイルによって必要なエネルギー量は異なります。
子猫や活発に運動する猫など、エネルギーを多く必要とする場合には、脂質が高めのフードが選択肢になることがあります。
一方、避妊・去勢後や運動量が少ない猫、体重管理が必要な猫などでは、脂質やカロリーが高すぎないか注意が必要です。
⑤1日の脂質量を知る
キャットフードの脂質量は、パッケージに記載されている「粗脂肪○%」だけでなく、1日に与える量から実際の脂質摂取量を計算することも大切です。
1日の脂質量は、以下の計算式で求められます。
1日の脂質量(g)=1日の給与量(g)×粗脂肪(%)÷100
例えば、粗脂肪36%のキャットフードを1日46g与える場合、
46g × 36% ÷ 100 = 16.56g
となり、1日に約16.6gの脂質を摂取する計算になります。
また、ウェットフードなど水分量の多いフードと比較する場合は、単純な粗脂肪%だけでは比較しにくいため、乾物ベースでの脂質量も参考にするとより正確に比較できます。
1日に摂れる脂質量が多いキャットフードランキング
| 順位 | 商品 | 猫3kgの給与量 | 脂質含有量 | 1日の脂質量 |
|---|---|---|---|---|
| 1位 | ソリッドゴールド(SOLID GOLD)インディゴムーン | 63g | 20.0%以上 | 12.6g以上 |
| 2位 | ジウィピーク(ZiwiPeak)エアドライ・キャットフード チキン | 普通の猫:33g 活発な猫:42g | 30.0%以上 | 普通の猫:約9.90g以上 活発な猫:約12.60g以上 |
| 3位 | フィーライン ナチュラル(Feline Natural)フリーズドライ ラム・フィースト | 24g(+水72ml) | 39.0%以上 | 約9.36g以上 |
| 4位 | ロニーキャットフード | 46g | 20.0% | 約9.20g |
| 5位 | オリジン(Orijen)オリジナルキャット | 43g | 20.0% | 8.6g以上 |
| 6位 | ナウ フレッシュ(NOW FRESH)グッドグレービー グレインフリー アダルトキャット チキンレシピ | 50g | 17%以上 | 8.5g以上 |
| 7位 | ブラバンソンヌ(BRABANCONNE)成猫用 キャットフード オーシャンフィッシュ | 45g | 18.0%以上 | 8.1g以上 |
| 8位 | グランツ(GRANDS)チキン&サーモン味 | 室内飼い:50g | 16.0% | 室内飼い:8.0g |
| 9位 | エリザベスキャットフード | 49g | 16.0% | 7.84g |
| 10位 | 犬猫生活 国産の生鶏肉味 | 52g | 15.0%以上 | 7.8g以上 |
1位:ソリッドゴールド(SOLID GOLD)インディゴムーン
| 穀物 | なし |
| ポイント | ・イモ類・豆類使用 ・人工添加物不使用 |
| 実売価格 | 500g:1,870円(税込) 1kg:2,970円(税込) 2kg:5,500円(税込) 6kg:14,630円(税込) |
| 1kgあたり | 2,970円(税込) |
| 第一原料 | ドライチキン |
| 生産国 | アメリカ |
| メーカー | アメリカ |
| 販売元 | 株式会社ケイエムテイ |
体重に対する1日の脂質量
| 猫の体重 | 1日の給与量 | 脂質(粗脂肪) | 1日の脂質量 |
|---|---|---|---|
| 3kg | 約63g | 20.0%以上 | 約12.6g以上 |
| 4kg | 63g | 20.0%以上 | 12.6g以上 |
| 5kg | 約80g | 20.0%以上 | 約16.0g以上 |
| 6kg | 約100g | 20.0%以上 | 約20.0g以上 |
成分表
粗脂肪20%以上
粗タンパク質42%以上、粗脂肪20%以上、100gあたり390kcalから見るに、高タンパク・高脂質・高カロリーで、しっかりエネルギーを摂取したい猫に向いているキャットフードといえます。
| 成分(保証分析値) | ||
| 粗たんぱく質 | 42.0%以上 | |
| 粗脂肪 | 20.0%以上 | |
| 粗繊維 | 3.0%以下 | |
| 粗灰分 | 8.0%以下 | |
| 水分 | 10.0%以下 | |
| エネルギー | 100gあたり | 390kcal |
原材料からの考察
①主原料はドライチキンとオーシャンフィッシュミール
ソリッドゴールドの主原料は、主にヒューマングレードのアメリカ産が使用されています。
オーシャンフィッシュミールは、さまざまな海洋魚(ニシンやイワシ、タラなど)を加工したものですが、実際にどの魚が使われているかまでは表示されていません。
②イモ類・豆類使用
グレインフリーフードには、米や麦を使用しない代わりに、炭水化物源のイモ類や豆類をつなぎとして使用することがあります。
しかし、猫は本来肉食動物であるため、栄養源としてイモ類や豆類は必要ないという観点から、近年のプレミアムフードでは避ける傾向があります。
原材料を見ると、ドライチキンやオーシャンフィッシュミールの次にポテトが表示されているため、高い配合割合で使用されているといえます。
③カノラオイル
カノラオイルは、私たち人間も使用するキャノーラ油のことで、「キャノーラ種」から採れる植物油です。オメガ3脂肪酸やオメガ6脂肪酸を摂取させる目的で使用されています。
カノラオイル(混合トコフェロールによる保存処理)とは、「天然のビタミンEである混合トコフェロールを酸化防止剤として使用して品質を保ったカノラ油」を意味しています。
2位:ジウィピーク(ZiwiPeak) エアドライ・キャットフード チキン
| 穀物 | なし |
| ポイント | ・肉原材料96% ・100%ニュージーランド産の肉・魚介類使用 ・人工添加物不使用 |
| 実売価格 | 400g:5,170円(税込) 1kg:11,000円(税込) |
| 1kgあたり | 11,000円(税込) |
| 第一原料 | チキン生肉 |
| 生産国 | ニュージーランド |
| メーカー | ニュージーランド |
| 販売元 | 株式会社トランペッツ |
体重に対する1日の脂質量
通常の猫
| 猫の体重 | 1日の給与量 | 脂質(粗脂肪) | 1日の脂質量 |
|---|---|---|---|
| 3kg | 33g | 30.0%以上 | 9.90g以上 |
| 4kg | 41g | 30.0%以上 | 12.30g以上 |
| 5kg | 47g | 30.0%以上 | 14.10g以上 |
| 6kg | 53g | 30.0%以上 | 15.90g以上 |
活発な猫
| 猫の体重 | 1日の給与量 | 脂質(粗脂肪) | 1日の脂質量 |
|---|---|---|---|
| 3kg | 42g | 30.0%以上 | 12.60g以上 |
| 4kg | 51g | 30.0%以上 | 15.30g以上 |
| 5kg | 59g | 30.0%以上 | 17.70g以上 |
| 6kg | 66g | 30.0%以上 | 19.80g以上 |
成分表
脂質30%以上
粗タンパク質38%以上、脂質30%以上と、タンパク質と脂質を多く含んでいるのが特徴です。
さらに、100gあたり500kcalと非常に高カロリーで、少ない給与量でも効率よくエネルギーを摂取しやすい設計といえます。
| 成分(保証分析値) | 粗タンパク質 | 38.0%以上 |
| 脂質 | 30.0%以上 | |
| 粗繊維 | 3.0%以下 | |
| 水分 | 14.0%以下 | |
| 粗灰分 | 12.0%以下 | |
| タウリン | 0.20%以上 |
|
| 代謝エネルギー | 100g | 500kcal |
原材料からの考察
①ピークプレイレシピ
ZIWI ピークのキャットフードは、本来肉食動物である猫のために独自のレシピを開発しています。
最大の特徴は、肉や魚類の身だけではなく、内臓や骨までも使い96%という高い割合で配合している点です。
②懸念点のある原材料を排除
猫が消化しにくい穀類やじゃがいも、また肉においてはニュージーランドの厳しい基準をクリアしたチキンのみを採用し、ミールやレンダリング肉は使用されていません。
3位:フィーライン ナチュラル(Feline Natural) フリーズドライ ラム・フィースト
| 穀物 | なし |
| ポイント | ・アレルギーに配慮 ・肉類98%使用 ・穀類・イモ類・豆類不使用 |
| 実売価格 | ちょこっとパック10g:330円(税込) 320g:6,897円(税込) |
| 1kgあたり | 320g製品:約21,553円(税込) |
| 第一原料 | 子羊肉 |
| 生産国 | ニュージーランド |
| メーカー | ニュージーランド |
| 販売元 | 株式会社K9ナチュラルジャパン |
体重に対する1日の脂質量
| 猫の体重 | 1日の給与量 | 脂質(粗脂肪) | 1日の脂質量 |
|---|---|---|---|
| 3kg | 24g(+水72ml) | 39.0%以上 | 9.36g以上 |
| 4kg | 32g(+水96ml) | 39.0%以上 | 12.48g以上 |
| 5kg | 40g(+水120ml) | 39.0%以上 | 15.60g以上 |
| 6kg | 48g(+水144ml) | 39.0%以上 | 18.72g以上 |
成分表
脂質39%以上
粗タンパク質42%以上、粗脂肪39%以上と、非常に高タンパク・高脂質なキャットフードです。
他のプレミアムキャットフードと比較してもかなり高い数値といえます。
また、100gあたり524.5kcalなので、脂質の多さと合わせて少量でも効率よくエネルギーを摂取できるフードと考えられます。
| 成分(保証分析値):フリーズドライ状態 | 粗タンパク質 | 42.0%以上 |
| 粗脂肪 | 39.0%以上 | |
| 粗繊維 | 2.0%以下 | |
| 水分 | 8.0%以下 | |
| 粗灰分 | 10.0%以下 | |
| タウリン | 0.4%以上 |
|
| オメガ3脂肪酸 | 0.7%以上 | |
| オメガ6脂肪酸 | 0.8%以上 | |
| エネルギー | 100g | 524.5kcal |
原材料からの考察
①ラム肉が中心
商品名のラム・フィースト(子羊肉のごちそう)とあるように、ニュージーランド産の子羊肉、子羊肉の胃袋、心臓、肺、肝臓、腎臓、骨まで、贅沢にまるごと使用されています。
②グリーントライプ
グリーントライプとは、反芻動物の第4胃のことで、洗浄や漂白をせず、消化途中の植物や消化酵素、乳酸菌などが残っている状態の無漂白の胃袋のことです。
生きた乳酸菌や消化酵素がそのまま含まれているため、消化吸収しやすくお腹の調子をサポートしてくれます。
また、独特の強い匂いがあり肉食性の本能を刺激するため、嗜好性が高く食いつきがよくなる傾向があります。
③フラックスシードフレーク
亜麻仁の種子をすり潰したりフレーク状にしたもので、オメガ3脂肪酸や食物繊維が豊富に含まれている健康食材です。
4位:ロニーキャットフード
| 穀物 | なし |
| ポイント | ・鶏生肉とディハイドレイテッドチキンを66%使用 ・34種類の野菜、フルーツ、ハーブ |
| 実売価格 | 単品購入:6,400円(税込)/1.8kg 定期購入:4,477円(税込)/1.8kg 単品200g:999円(税・送料込) |
| 1kgあたり | 単品購入:3,556円(税込) 定期購入:2,487円(税込) |
| 第一原料 | 鶏肉 |
| 生産国 | ベルギー |
| メーカー | 日本 |
| 販売元 | 株式会社ヒューマル/マッサンペットフーズ/マッサンのキャットフードの学校 |
体重に対する1日の脂質量
| 猫の体重 | 1日の給与量 | 脂質(粗脂肪) | 1日の脂質量 |
|---|---|---|---|
| 3kg | 46g | 20.0% | 9.20g |
| 4kg | 56g | 20.0% | 11.20g |
| 5kg | 65g | 20.0% | 13.00g |
| 6kg | 73g | 20.0% | 14.60g |
成分表
粗脂肪20%以上
粗タンパク質36%、粗脂肪20%と高タンパクではあるものの、脂質は中~高脂質程度で、100gあたり約410kcalと抑えめで、バランスの取れたキャットフードです。
| 成分(保証分析値) | 粗タンパク質 | 36.0% |
| 粗脂肪 | 20.0% | |
| 粗繊維 | 3.0% | |
| 粗灰分 | 8.5% | |
| 水分 | 9.0% | |
| オメガ6脂肪酸 | 3.5% | |
| オメガ3脂肪酸 | 0.6% | |
| カルシウム | 1.0% | |
| リン | 0.8% | |
| マグネシウム | 0.1% | |
| エネルギー | 100gあたり | 約410kcal |
原材料からの考察
①肉原料が66%
脱水鶏肉や鶏生肉など肉原料が66%と、鶏肉を中心とした動物性原料比率が高いレシピです。
キャットフードでは、乾燥肉やミールを使いがちですが、「ロニーキャットフード」では栄養損失が少ない上質な鶏肉のみ使用されています。
②41種類のこだわり素材
メイン食材に加え、34種類もの野菜やフルーツ、ハーブが使われています。また、ブルーベリーやクランベリーなど5種類のベリー類を配合し、下部尿路に配慮した設計がされています。
③スーパーフード配合
動物性タンパク質が豊富な南極オキアミ、植物性タンパク質が豊富なスピルリナ、オメガ3脂肪酸などが豊富な亜麻仁など、栄養価の高いスーパーフードが配合されています。
5位:オリジン(Orijen)オリジナルキャット
| 穀物 | なし |
| ポイント | ・新鮮もしくは生の豊富な動物性原材料 ・配合割合の表示 |
| 実売価格 | 340g:1,580円(税込) 1.8kg:6,800円(税込) 5.4kg:16,000円(税込) |
| 1kgあたり | 1.8kg製品:約3,778円(税込) 5.4kg製品:約2,963円(税込) |
| 第一原料 | 新鮮鶏肉 |
| 生産国 | カナダ |
| メーカー | カナダ |
| 販売元 | 有限会社AFJ |
体重に対する1日の脂質量
| 猫の体重 | 1日の給与量 | 脂質(粗脂肪) | 1日の脂質量 |
|---|---|---|---|
| 3kg | 43g | 20.0%以上 | 8.6g以上 |
| 4kg | 65g | 20.0%以上 | 13.0g以上 |
| 5kg | 74g | 20.0%以上 | 14.8g以上 |
| 6kg | 86g | 20.0%以上 | 17.2g以上 |
成分表
脂肪分20%以上
粗タンパク質40%以上、脂肪分20%以上と、タンパク質と脂肪を多く含む高エネルギー設計が特徴です。
100gあたり416kcalとカロリー密度も高く、少ない量でも効率よくエネルギーを摂取しやすいフードといえます。
| 成分(保証分析値) | 粗たんぱく質 | 40.0%以上 |
| 脂肪分 | 20.0%以上 | |
| 粗繊維 | 3.0%以下 | |
| 粗灰分 | 8.0%以下 | |
| 水分 | 10.0%以下 | |
| エネルギー | 100g | 416kcal |
原材料からの考察
①85%の動物性原料
「オリジン オリジナルキャット」の原材料の上位は、全て動物性原料で放し飼いで健康的に育った鶏や七面鳥、天然の魚、平飼い卵などの高品質な原材料と圧倒的な肉量が特徴的なキャットフードです。
②内臓や軟骨、骨も丸ごと使ったレシピ
原材料の3分の2は新鮮または生のもので、鮮度がいい状態のまま肉や内臓、軟骨、骨などを丸ごと使い、肉食動物である猫の食欲を刺激するレシピで作られています。
③植物性原料も豊富
カボチャやズッキーニ、ニンジン、リンゴ、洋梨、ケール、ホウレン草など、多種類の植物性原料を使用しています。
6位:ナウ フレッシュ(NOW FRESH)グッドグレービー グレインフリー アダルトキャット チキンレシピ
| 穀物 | なし |
| ポイント | ・ひとつで2通りの食べ方 ・新鮮なカナダ産肉使用 ・20種類以上の野菜やフルーツ使用 |
| 実売価格 | ちょこっとパック30g:187円(税込) 350g:1,650円(税込) 3.63kg:14,300円(税込) |
| 1kgあたり | 3.63kg製品:約3,939円(税込) |
| 第一原料 | チキン |
| 生産国 | カナダ |
| メーカー | カナダ |
| 販売元 | マーケティングパートナー株式会社 |
体重に対する1日の脂質量
| 猫の体重 | 1日の給与量 | 脂質(粗脂肪) | 1日の脂質量 |
|---|---|---|---|
| 3kg | 約51g | 17.0%以上 | 約8.67g以上 |
| 4kg | 約69g | 17.0%以上 | 約11.73g以上 |
| 5kg | 約84g | 17.0%以上 | 約14.28g以上 |
| 6kg | 約102g | 17.0%以上 | 約17.34g以上 |
成分表
脂質17%以上
タンパク質31%以上、脂質17%以上と高タンパクではあるものの、脂質は中~高脂質程度、100gあたり約377kcalと抑えめで、バランスの取れたキャットフードです。
| 成分(保証分析値) | ||
| 粗たんぱく質 | 46.0%以上 | |
| 粗脂肪 | 25.0%以上 | |
| 粗繊維 | 2.0%以下 | |
| 粗灰分 | 9.0%以下 | |
| 水分 | 8.0%以下 | |
| エネルギー | 100gあたり | 430kcal |
原材料からの考察
①水分補給にもおすすめ
ターキーの骨や軟骨からじっくり煮出したスープを凝縮して粒の周りにコーティングしたフードは、ドライでも水を加えてスープタイプとしても与えられます。
水分不足の猫やシニア猫におすすめの嗜好性の高いキャットフードです。
②イモ類・豆類使用
猫は本来肉食動物であり、栄養源としてイモ類や豆類は必要ないとして、プレミアムフードでは使われない傾向があります。
原材料を見ると、動物性タンパク質であるチキンの次に、エンドウ豆やポテトが表示されているため、植物性原料が高い配合割合で使用されているといえます。
③20種類以上の野菜・フルーツ使用
第一原料はチキンですが、原材料の多くが野菜やフルーツといった植物性原料で構成されています。
7位:ブラバンソンヌ(BRABANCONNE)成猫用 キャットフード オーシャンフィッシュ
| 穀物 | 玄米 |
| ポイント | ・魚原料が豊富 ・玄米使用 ・セルロース使用 |
| 実売価格 | 500g:2,200円(税込) 1kg:3,190円(税込) 2.5kg:5,830円(税込) |
| 1kgあたり | 3,190円(税込) |
| 第一原料 | 魚(サーモン、タラ、スケトウダラ、アカガレイ、ツノガレイ) |
| 生産国 | ベルギー |
| メーカー | 香港 |
| 販売元 | Suga Japan株式会社 |
体重に対する1日の脂質量
| 猫の体重 | 1日の給与量 | 脂質(粗脂肪) | 1日の脂質量 |
|---|---|---|---|
| 3kg | 45g | 18.0%以上 | 8.1g以上 |
| 4kg | 55g | 18.0%以上 | 9.9g以上 |
| 5kg | 65g | 18.0%以上 | 11.7g以上 |
| 6kg | 80g | 18.0%以上 | 14.4g以上 |
成分表
粗脂肪18%以上
粗タンパク質29%以上、粗脂肪18%以上と動物性原料が少ないこともあり、やや控えめな設計です。
| 成分(保証分析値) | 粗たんぱく質 | 29.0%以上 |
| 脂肪分 | 18.0%以上 | |
| 粗繊維 | 3.0%以下 | |
| 粗灰分 | 7.5%以下 | |
| 水分 | 9.0%以下 | |
| エネルギー | 100g | 428kcal |
原材料からの考察
①魚原料が豊富
第一原料である魚には、サーモンやタラ、スケトウダラ、アカガレイといった動物性タンパク質が使用されています。
②玄米使用
懸念点としては、消化がしにくい玄米の配合割合が高い点です。玄
米は比較的アレルギーを起こしにくい食材とされていますが、穀物アレルギーがある猫には発症リスクの要因となるため確認が必要です。
8位:グランツ(GRANDS)チキン&サーモン味
| 穀物 | なし |
| ポイント | ・高タンパク質×低糖質設計 ・人工添加物不使用 ・チキンとサーモン64%以上使用 |
| 実売価格 | 500g:2,500円(税込) 2袋セット:4,500円(税込) 3袋セット:6,500円(税込) |
| 1kgあたり | 500g製品:5,000円(税込) |
| 第一原料 | チキン&サーモン |
| 生産国 | フランス |
| メーカー | フランス |
| 販売元 | GRANDS株式会社 |
体重に対する1日の脂質量
| 猫の体重 | 1日の給与量 | 脂質(粗脂肪) | 1日の脂質量 |
|---|---|---|---|
| 3kg | 50g | 16.0% | 8.0g |
| 4kg | 63g | 16.0% | 10.08g |
| 5kg | 74g | 16.0% | 11.84g |
| 6kg | 85g | 16.0% | 13.6g |
成分表
脂質16%
粗タンパク質34.5%、脂質16%と高タンパクでありながら脂質は抑えめな設計です。
| 成分(保証分析値) | 粗たんぱく質 | 34.5% |
| 脂質 | 16.0% | |
| 粗繊維 | 5.0% | |
| 粗灰分 | 8.5% | |
| 水分 | 10.0%以下 | |
| エネルギー | 100g | 367kcal |
原材料からの考察
①主原料はチキンとサーモン
原材料には、主原料のチキンやサーモンの配合割合が表記されています。ケージフリーで育てられたフランス産のチキンやサーモンは64%以上使用するなど、高品質な動物性タンパク質が使われています。
②フードローテーションが可能
グランツは、チキン&サーモン味、チキン味、サーモン味の3種類から選ぶことができ、フードローテーションが推奨されています。
グランツは同じベースのレシピで、タンパク源だけを変えているため、振り幅が少なく負担を最小限にした中で切り替えが可能です。
キャットフードへの食いつきが悪くなっても、同じメーカー内で味変できることがポイントです。
9位:エリザベスキャットフード
| 穀物 | グレインフリー |
| ポイント | ・サーモンとニシンを41%使用 ・魚系フードで崩れがちなオメガのバランスにも配慮 |
| 実売価格 | 単品購入:6,700円(税込)/1.8kg 定期購入:4,686円(税込)/1.8kg 単品200g:999円(税・送料込) |
| 1kgあたり | 単品購入:3,722円/1kg 定期購入:2,603円/1kg |
| 第一原料 | 生サーモン |
| 生産国 | ベルギー |
| メーカー | 日本 |
| 販売元 | 株式会社ヒューマル/マッサンペットフーズ/マッサンのキャットフードの学校 |
体重に対する1日の脂質量
| 猫の体重 | 1日の給与量 | 脂質(粗脂肪) | 1日の脂質量 |
|---|---|---|---|
| 3kg | 49g | 16.0% | 7.84g |
| 4kg | 60g | 16.0% | 9.60g |
| 5kg | 69g | 16.0% | 11.04g |
| 6kg | 79g | 16.0% | 12.64g |
成分表
粗脂肪16%
粗タンパク質36%、粗脂肪16%で、タンパク質をしっかり確保しながら脂質を抑えた設計です。
オメガ脂肪酸が豊富
オメガ6脂肪酸3.4%、オメガ3脂肪酸0.7%を含み、皮膚や被毛の健康維持に配慮されています。オメガ脂肪酸は、添加物を使用せずにオメガ6脂肪酸を多く含む肉類で調整されています。
| 成分(分析値) | 粗タンパク質 | 36.0% |
| 粗脂肪 | 16.0% | |
| 粗繊維 | 4.0% | |
| 粗灰分 | 8.5% | |
| 水分 | 9.0% | |
| オメガ6脂肪酸 | 3.4% | |
| オメガ3脂肪酸 | 0.7% | |
| カルシウム | 1.0% | |
| リン | 0.9% | |
| マグネシウム | 0.1% | |
| エネルギー | 100gあたり | 約381kcal |
原材料からの考察
①魚原料が41%
生サーモン、脱水サーモン、脱水ニシン、サーモンオイルといった魚類が41%、鶏肉などの肉類が22.5%と動物性タンパク質がしっかり摂れる設計です。
②42種類のこだわり素材
メイン食材に加え、34種類もの野菜やフルーツ、ハーブなどあわせて42種類の食材を使用しています。グレインフリー、香料、着色料不使用など猫に優しいキャットフードです。
10位:犬猫生活 国産の生鶏肉味
| 穀物 | なし |
| ポイント | ・国産 ・一部、ニュージーランド・オーストラリア産 ・人工添加物不使用 |
| 実売価格 | 160g:1,420円(税込) 160g×2袋セット:2,320円(税込) 750g×2袋セット:7,348円(税込) |
| 1kgあたり | 750g×2袋セット:約4,899円(税込) |
| 第一原料 | 生の鶏肉 |
| 生産国 | 日本 |
| メーカー | 日本 |
| 販売元 | 犬猫生活株式会社 |
体重に対する1日の脂質量
| 猫の体重 | 1日の給与量 | 脂質(粗脂肪) | 1日の脂質量 |
|---|---|---|---|
| 3kg | 52g | 15.0%以上 | 7.8g以上 |
| 4kg | 64g | 15.0%以上 | 9.6g以上 |
| 5kg | 75g | 15.0%以上 | 11.25g以上 |
| 6kg | 86g | 15.0%以上 | 12.9g以上 |
成分表
脂質15%以上
タンパク質31%以上、脂質15%以上と高タンパクでありながら脂質は抑えめな設計です。
| 成分(保証分析値) | タンパク質 | 31.0%以上 |
| 脂質 | 15.0%以上 | |
| 粗繊維 | 3.0%以下 | |
| 灰分 | 9.0%以下 | |
| 水分 | 10.0%以下 | |
| エネルギー | 100g | 373kcal |
原材料からの考察
①原産国の表記
使用されている原材料は、すべて原産地が表記されています。
基本は国産やヨーロッパ産ですが、マレーシアやインド、チリなど日本で流通しているキャットフードではあまり産地としない国の原料も使用されています。
②国産の肉と魚
主原料は、九州産の鶏肉や金沢産の和牛、金沢港の朝獲れ魚といった国産の豊富な動物性タンパク質が使用されています。
脂肪配合量 | 商品名 |
32% :PETBAKERY(ペットベーカリー)ナチュラルペットフード
31%:K9 Natural(ケーナイン・ナチュラル)
30%:Ziwi Peak(ジウィピーク)
28%:Smalls(スモールズ)
25%:ABSOLUTE(アブソルート)
24%:Wild Cat(ワイルドキャット)/Young Again(ヤングアゲイン)
23.06%:VeRUS(ヴェラス)
23%:Eden(エデン)/iti(イティ)
22.8%:Dr’s Care(ドクターズケア)
21.4%:Hill’s Science Diet(ヒルズ)
21%:AATU(アートゥ)/Devoted(デボーテッド)/Eukanuba(ユーカヌバ)
20.44%:KOHA(コハ)
20%:ANF(エー・エヌ・エフ)/animonda(アニモンダ)/ Artemis(アーテミス)/ELMO(エルモ)/Husse(ハッセ)/ Josera(ジョセラ)/ Kirkland(カークランド)/Orijen(オリジン)/Ronnie(ロニー)/Solid Gold(ソリッドゴールド)
19.5%:Nature’s Variety Instinct(ネイチャーズ・バラエティ インスティンクト)
19%:Arden Grange(アーデン・グランジ)/Farmina N&D(ファルミナ)/Holistic Recipe(ホリスティックレセピー)
18%:ACANA(アカナ)/Avoderm(アボダーム)/GO! SOLUSTIONS(ゴーソリューションズ)/Leonardo(レオナルド)/LOT PREMIER(ロットプレミア)/Made by Nacho(メイド・バイ・ナチョ)/NOW FRESH(ナウフレッシュ)/Nutro Wild Recipe(ニュートロ ワイルド レシピ)/OVEN BAKED(オーブンベイクド)/ Scrumbles(スクランブルズ)/Wish(ウィッシュ)/Kia Ora(キアオラ)/Choice S(ファーストチョイス)
17%:CARNA4(カーナ4)/Country Roads(カントリーロード)/ Monge VetSolution(モンジェ ベッツソリューション)/PLATINUM(プラチナム)/Sheba(シーバ)/PURELUXE(ピュアラックス)
16.8%:Natural Balance(ナチュラルバランス)
16.7%:Canagan(カナガン)
16.6% Fish4Cats(フィッシュフォーキャット)
16%:ADDICTION(アディクション)/AllWell(オールウェル)/ Bosch Sanabelle+(ボッシュ ザナベレ+)/Defu Organic(デフ オーガニック)/Farm Nature(ファームネイチャー)/FINEPET’S 極(ファインペッツ きわみ)/First Mate(ファーストメイト)/Gather(ギャザー)/GRANDS(グランツ)/nune(ヌーン)/Nutro Natural Choice(ニュートロ ナチュラルチョイス)/nyam nyam(ニャムニャム)/ TRILOGY(トリロジー)/Wellness CORE(ウェルネスコア)/ねこはぐ /ELIZABETH(エリザベス)/BRABANÇONNE(ブラバンソンヌ)/銀のスプーン
15%:Bon appetit(ボナペティ)/Catit Recipes(キャティット レシピーズ)/Gosbi(ゴズビ)/HAPPY CAT(ハッピーキャット)/Naturally Fresh(ナチュラリー・フレッシュ)/Prostage Le Chat(プロステージ ル・シャット)/Purina One Pro Plan LiveClear(ピュリナ プロプラン リブクリア)/SoulMate(ソウルメイト)/Wysong(ワイソン)/SELECT BALANCE(セレクトバランス)/犬猫生活
14.88%:Jaguar(ジャガー)
14%:BOZITA(ボジータ)/Castor & Pollux Organix(キャスター&ポラックス オーガニクス)/FORZA10(フォルツァディエチ)/LOTUS(ロータス)/Merrick(メリック)/Nyummy(ニャミー)/こだわりのジロ吉ごはんだよ!/日本のみのり
13%:MonPetit(モンプチ)/YARRAH(ヤラー)
12.6%:IAMS(アイムス)
12.3%:たまのかりかりねこまんま/ねこひかり
12%:BLISMIX(ブリスミックス)/Burgess(バージェス)/Medyfas(メディファス)/RAWZ(ラウズ)/SUMMIT(サミット)
11%:Argyle Dishes(アーガイルディッシュ)/Azmira(アズミラ)/ C&R Premium(シーアンドアール プレミアム)/Mognyan(モグニャン)/Royal Canin(ロイヤルカナン)
10.1%:Beauty Pro(ビューティープロ)
10%:Avant Furst(アヴァント ファースト)/Friskies(フリスキー)/ Kal Kan(カルカン)/ナチュラルローソン
9.5%:セブンプレミアム
9%:A Pro(エイプロ)/Blue Buffalo(ブルーバッファロー)/ COMBO(コンボ)/Professional Balance(プロフェッショナル・バランス)/Raised Right(レイズドライト)/キャネットチップ/懐石
8.6%:PETOKOTO FOODS(ペトコトフーズ)
8%:ぺピイ 特選吉岡
7.9%:Plaiaden(プレイアーデン)
7.5%:AIM30(エーアイエムサーティ)
7%:uniam(ユニアム)
6.5%:Miao Gourmet(ミャオグルメ)
5.5%:Pramy(プラミー)
3%:CUPURERA(クプレラ)
2.4%:Miaw Miaw(ミャウミャウ)
0.1%:いなば
脂質が高いキャットフードを与えるときの注意点
給与量を守る
高脂質なフードは、商品によってタンパク質やカロリーも高い傾向があります。
給与量が多すぎると、脂質やカロリーの過剰摂取につながる可能性があるため、パッケージに記載された給与量を参考に、猫の体重や体型に合わせて与えることが重要です。
「脂質%」だけで判断しない
キャットフードの脂質量は、フードの水分量や加工方法によって見え方が変わります。
特に、ドライフード、エアドライ、フリーズドライでは、それぞれ水分量や製造方法が異なるため、パッケージに表示された「脂質○%」だけを見て、単純に脂質の多さを比較するだけでは不十分です。
脂質の割合が高いと、少ない量でも多くのエネルギーを摂取できる製品が多いため、脂質〇%だけでなく、100gあたりのカロリーや1日の給与量、水分量などもあわせて確認することが大切です。
急にフードを切り替えない
高脂肪のキャットフードへ突然変更すると、猫によっては軟便や下痢などの消化器症状が出ることがあります。
新しいフードに変更するときは、それぞれの製品のパッケージに記載されている方法で切り替えましょう。
おやつやトッピングのカロリーも含めて考える
主食が高脂肪の場合、さらに脂質やカロリーの高いおやつ・トッピングを追加すると、総摂取カロリーが増えやすくなります。
猫に与えるおやつの量は、1日に必要なカロリーの10~20%以内とされているため、主食からおやつの分のカロリーを引いて調整する必要があります。
持病がある場合は獣医師に相談する
肥満、消化器疾患などがある猫では、食事内容を慎重に選ぶ必要があります。
療法食を与えている場合や、食事療法が必要な病気がある場合は、自己判断で高脂質フードに変更せず、獣医師に相談しましょう。
高脂質なキャットフードまとめ
高脂質なキャットフードを比較してみると、以下の点がみられました。
- 高品質で安全性の高いニュージーランド産が多い
- 肉や魚など動物性タンパク質を多く使ったレシピが中心
→素材そのものの栄養やおいしさを保つため、エアドライ・フリーズドライ製法が用いられている - 人工的な保存料や着色料は使われにくい
高品質な動物性タンパク質を使用し、安価で使いやすい人工的な保存料や着色料を使っていないため、猫の健康に配慮した製品が多かった印象です。
そのため、一般的なキャットフードよりもかなり高価格帯の設定でした。
味や食感などさまざまなので、愛猫の好みやその時々の健康に配慮してフードを吟味し、少量サイズが販売されている場合はお試しから始めてみるのがおすすめです。

























































































































































































