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ペット共生住宅管理士とは
ペット共生住宅管理士、愛玩動物飼養管理士やペットオーナー検定などを運営する公益社団法人日本愛玩動物協会が運営している検定、民間資格です。
ペット共生住宅管理士は、動物と人が暮らすペット共生住宅がよりよく社会に浸透・定着を目的に、ペットの習性や正しい飼育方法を理解した上で、ペット共生住宅に関する専門的な知識を学び、ペットに関わる様々な分野でペット共生住宅を支える人材育成のために誕生しました。
受験資格は愛玩動物飼養管理士2級を取得していることで、申込時に登録番号を入力する必要があります。
ペット共生住宅管理士がおすすめの業界や職種
ペット共生住宅管理士は動物に関する資格の中でも住宅に関する知識に特化しているので、動物と暮らすための建築の設計や不動産の取扱に特化した職種や業界におすすめの資格です。
- 建設会社
- 不動産会社
- 設計事務所
- 管理会社
ペット共生住宅管理士検定について
受験資格
- 愛玩動物飼養管理士2級の資格保有
ペット共生住宅管理士の検定は受験資格があり、同協会が運営している愛玩動物飼養委管理士の2級を取得していることが条件となります。
受験費用・テキスト教材費用
ペット共生住宅管理士は最低受験費用の5,000円があれば受験できます。もし近くにすでに受験された人がいる場合、テキストは貸してもらったり譲り受けるなどして学習すれば検定料だけでOK。
- ペット共生マンションの適正化推進ガイドライン:16,500円
- これだけは知っておきたい 飼い主のマナーハンドブック:770円
- ペット共生住宅管理士 理論と実践:2,200円
- 受験費用:5,000円
テキスト・検定料すべて込みの場合の合計金額は24,470円になります。
ペット共生住宅管理士の検定日時と流れ
受験日時は6ヶ月以内ならいつでもOK
検定はオンラインで行うので、受験日は特に決まっていません。事前講習や動画などは特になく、協会が販売している公式テキスト等を利用して自宅学習します。
- 必要事項の入力
- 検定料の支払い
- テキスト・受験票が発送
- 自宅学習
- オンラインで試験実施
- 合格証の発送
試験自体はオンラインなので、自分のタイミングでいつでも受験することができますが、申込みから試験が受けられるのは6ヶ月以内です。
試験時間は40分、問題数は全40問
- 時間:40分
- 形式:4択方式
- 問題数:40問
試験は4択から正解を1つ選ぶ形式です。40分で40問の問題があるので、1問あたり1分かけられる計算になります。
試験時間が終了すると採点に自動的に移行します。
試験の難易度と合格率
ペット共生住宅管理士の難易度はそこまで高くありません。受験者の80%以上が合格しています。
オンラインで試験を受けるのでテキストを見たりカンニングをしてもバレませんが、時間は40分で1問あたり約1分しか時間をかけられないので、知識や勉強時間0の状態でのぞむのは現実的ではありません。
試験結果と特典
試験結果はその場でわかります。合格後、およそ2~3週間後に郵送で認定証が届きます。
まとめ
- ペット共生住宅の普及と知識を深めることが目的
- 愛玩動物飼養管理士2級の取得が受験に必要
- 難易度は高くない