【中国産原材料が不使用】おすすめチャイナフリーキャットフード5選。中国産食品問題と避ける理由

中国産原材料 不使用 キャットフード
鈴木さん
キャットフードのパッケージに「中国産原材料不使用」「チャイナフリー」と書かれているキャットフードも少なくありませんよね。私自身、食品でも中国産かどうかは気になります…。
猫田

食品でもあれだけ多くの問題が明るみに出てきたわけです。他国のことをあまり悪く言いたくはありませんが、やはり中国産はリスクが大きいのが事実だと思います。

今回は、中国産原材料が不使用のキャットフードや過去の中国の食品問題、ペットフードで起こった大量リコール事件について紹介したいと思います。

中国産原材料が不使用!おすすめのキャットフード5選

ロニーキャットフード

 

ロニーボディクリーム購入はこちら

「中国産原材料が不使用」というだけでなく、人口保存料、着色料、香料、遺伝子組換え食材、動物性油脂、穀物、乾燥肉不使用というこだわりを見せるロニーキャットフード。

2018年7月に販売を開始した新しいキャットフードメーカーですが、現地まで工場を探しに海を渡ったマッサンが3年をかけて完成させたキャットフードとなっています。

ペットフードへの基準が厳しいヨーロッパ、ベルギー産。ミール類なども不使用としており、鶏生肉や脱水鶏肉(ディハイドレイテッドチキン)をメインに使用しています。

カントリーロード

カントリーロード キドニープラス シニアケア

使用されている原材料すべての原産国を公開しているカントリーロードキャットフード。

上のキャットフードはフィーラインコンフォート【インドア】ですが、アメリカやドイツ、メキシコ、カナダの原材料がメインとなっており、中国産原材料はもちろん韓国産原材料の使用もありません。

原産国が記載されているので、これからどこかの国で食品トラブルがあった際にも調べて警戒しやすいメリットがあります。

原産国はアメリカですがメーカーは日本の企業なので、日本の猫に向けたレシピのキャットフードとなっています。

ナウフレッシュ キャットフード

ナウフレッシュのキャットフードでは、中国産原材料や、出所が不明となっている原材料を一切使用していません。そのため、原材料がそれぞれどの国の原材料なのかをメーカー側がきちんと把握しています。

一見当たり前のことのようにも思えますが、原材料の産地を把握していないメーカーは意外に多いです。

ラウズ キャットフード

ラウズ キャットフード

RAWZ(ラウズ)でもキャットフードに使用される原材料の原産国を全て公開しています。栄養バランスを整えるために加えられる栄養添加物の原産国もしっかり記載があります。

またレンダリングしたミールの使用もしていません。ディハイドレイテッドチキンという、ゆっくり低温で脱水した栄養が余計に抜けてしまうことがない調理方法を用いた鶏肉を使用しています。

アニモンダ キャットフード

アニモンダ ウェット 猫

アニモンダが製造するキャットフードは非常にたくさんの種類がありますが、そのすべてに中国産原材料が使用されていません。

チャイナフリーだけでなく、中国産原材料の他にも人口着色料・人口酸化防止材・人口保存料・遺伝子組換えした原材料(GMO)なども不使用にしています。

「中国産原材料不使用」のキャットフード(チャイナフリー)の見分け方

原産国だけでは分からない

キャットフードの原産国を気にされる方は多いですが、キャットフードに記載されている原産国はあくまでキャットフードの製造工場がある国であって、原材料の産地ではありません。

そのため、たとえば原産国がアメリカやヨーロッパと表示されていても、使われている原材料の一部に中国産の食材が使われている可能性もあります。

ただすべての原材料の原産国を記載しているメーカーは非常に少なく、中には販売を行っている企業が原材料の原産国を把握していないこともあるくらいです。

中国産原材料が不使用か確かめる方法

しかしキャットフードのパッケージに「中国産原材料一切不使用」という文言を記載しているメーカーも少なくありません。

このような記載をすることで「不当景品類及び不当表示防止法」という法律が絡んでくるので、偽装表示で無ければ中国産原材料は使用していないと信用できます。

キャットフードで中国産原材料が避けられる理由

中国産食品問題と安全性

中国産の食品問題は、かねてより報道されてきているので、食品の購入でも中国産のものは避ける人が多いのではないでしょうか。

中国性の原材料や食品は非常に安いため、コストや安定的な供給を考えると中国産原材料を利用したい企業も多くあるのではないでしょうか。

確かに中国は広大な土地があるため農作物の生産も盛んですが、耕作可能な土地だけ見るとそこまで広いわけではなく、多くの生産量を確保するために農薬や肥料などを多用しています。

さらに中国では安全管理や衛生面が十分ではなく、中国のものは食品やペットフードに限らずあまり良くは思われていません。

2007年のペットフード大量リコール事件

アメリカなどで中国産の原材料を使用したペットフードを与えたことで、数百匹の犬や猫が亡くなった事件が2,007年に起こったことで、メラニンの危険性と中国産原料への警戒度が上がりました。

最初のリコールは中国の会社が製造した小麦グルテンを含むウェットフードを食べて問題が発生し、そこから原因が中国産原料であることが分かりました。

中国産原材料を使用したキャットフードは避けるべき?

当サイトでは避けた方がいいという見解

中国産すべてが「悪」とまでは言いませんが、あえて中国産原材料を使用したキャットフードを与える必要はないと思います。

簡単に調べただけでも中国は沢山の食品問題が出ていますし、海外でも中国産の食材を警戒する人は多いです。

猫が毎日食べる物でなので、いざ問題があった場合、過去の事例のように病気や死に直結する可能性が高いことも避けたい大きな理由です。

それでなくても長年食べ続けることで体に影響が出る可能性も否定できませんから、やはりキャットフード選びでは「中国産原材料が不使用」であることは見ておきたい項目の一つではないかと思います。

ABOUTこの記事をかいた人

アバター画像

一般社団法人ペットフード協会ペットフード販売士、キャットフード勉強会ディレクターとして、キャットフードに関する情報を提供しています。また、日本化粧品検定協会のコスメコンシェルジュ資格を有し、ペットフードだけでなく化粧品にも精通しています。販売時に必要な知識となる薬機法などについてもご紹介ができます。日本化粧品検定協会会員。