キャットフードの原材料「メバル」
日本全国に分布し、岩礁などの浅瀬にも生息することから釣り人に人気な「メバル」。
メバルは、カサゴ目メバル科メバル属に分類され、大きく分けると白色、赤色、黒色の3種類が存在します。
これらは近年まで色が違うだけの同じ魚とされていましたが、2008年のDNA解析によって、それぞれ「シロメバル」「アカメバル」「クロメバル」という違う魚であることが判明し、大きな話題を呼びました。
高タンパク・低脂質な白身は、煮つけやから揚げ、刺身などさまざまなレシピで楽しめます。
メバルの成分と猫への効果
メバルには、良質なタンパク質や脂質、ビタミン類、ミネラル類などの成分が含まれています。
これらの成分は、筋肉や皮膚、被毛の健康維持をはじめ、エネルギー代謝や骨の形成など、猫の体のさまざまな機能に関わる栄養素です。
タンパク質
メバルには、筋肉や皮膚、被毛などを構成する良質なタンパク質が含まれています。
タンパク質は、健康な体を維持するために欠かせない栄養素で、筋肉の維持や体の組織の修復などに役立ちます。
また、メバルは比較的脂質が少ない白身魚のため、ダイエット中の猫にもおすすめな魚です。
ビタミン類
メバルには、ビタミンB12やビタミンDなどのビタミン類も豊富です。
ビタミンB12は、赤血球の形成や神経機能の維持、エネルギー代謝に関わる栄養素です。ヘモグロビンの生成を助ける働きがあり、貧血の予防にも効果的です。
また、ビタミンDはカルシウムやリンの吸収を助け、骨や歯の健康維持をサポートする働きがあります。
これらのビタミン類は、猫の健康な体を維持するために重要な成分です。
ミネラル類
メバルには、カリウムやリンなどのミネラル類が含まれています。
カリウムは、神経や筋肉の正常な働きを維持するために必要な栄養素です。
また、リンは骨や歯の形成に関わるほか、エネルギー代謝などにも重要な役割を果たします。
ただし、リンの摂取量に注意が必要な腎臓病の猫や、ミネラルの制限が必要な猫は、自己判断で与えずに獣医師に相談しましょう。
メバルを使用しているキャットフード
アカナ パシフィカキャット
| 穀物 | グレインフリー |
| ポイント | ・豊富な魚原料 ・魚の内臓部分、少量の骨を使用 ・人工的添加物不使用 |
| 実売価格 | 340g:1,628円(税込) 1.8kg:7,370円(税込) 4.5kg:14,850円(税込) |
| 1kgあたり | 1.8kg製品:約4,094円(税込) 4.5kg製品:3,300円(税込) |
| 第一原料 | 生の丸ごとニシン |
| 生産国 | カナダ |
| メーカー | カナダ |
| 販売元 | 有限会社AFJ |
原材料からの考察
豊富な魚原料
ニシン、サバ、ヘイク、アオギス、カレイ、メバルなど、魚肉、内臓、骨を含むホールプレイ比率で使用されています。
※ホールプレイ:肉食動物が摂るべき食事に合わせた割合で、肉や魚などの動物原材料の内臓部分(心臓、レバー、腎臓など)・少量の骨をそのまま使用すること
※ヘイク:日本では一般的にメルルーサと呼ばれるタラ目メルルーサ科の海水魚のこと、脂が少なくクセのない淡白な白身魚
成分表
| 成分(保証分析値) | ||
| 粗たんぱく質 | 37.0%以上 | |
| 脂肪分 | 18.0%以上 | |
| 粗繊維 | 3.0%以下 | |
| 粗灰分 | 9.0%以下 | |
| 水分 | 10.0%以下 | |
| カルシウム | 1.4%以上 | |
| リン | 1.1%以上 | |
| マグネシウム | 0.1%以上 | |
| タウリン | 0.1%以上 | |
| オメガ6脂肪酸 | 2.0%以上 | |
| オメガ3脂肪酸 | 2.0%以上 | |
| エネルギー | 100gあたり | 393kcal |
ニュートリエンス サブゼロ カナディアンパシフィック
| 穀物 | なし |
| ポイント | カナダ産 グレインフリー 天然香料使用 着色料・保存料不使用 |
| 実売価格 | 1.8kg:6,100円(税込) |
| 第一原料 | サーモン |
| 生産国 | カナダ |
| メーカー | カナダ |
| 販売元 | トライカラーパートナーズ株式会社 |
原材料からの考察
豊富な原料
成分表
| 成分(保証分析値) | ||
| 粗たんぱく質 | 38.0%以上 | |
| 脂肪分 | 16.0%以上 | |
| 粗繊維 | 5.0%以下 | |
| 灰分 | 7.5%以下 | |
| 水分 | 10.0%以下 | |
| カルシウム | 1.1%以上 | |
| リン | 0.9%以上 | |
| マグネシウム | 0.1%以上 | |
| タウリン | 0.15%以上 | |
| オメガ6脂肪酸 | 2.5%以上 | |
| オメガ3脂肪酸 | 0.5%以上 | |
| エネルギー | 100gあたり | 373.1kcal |
メバルを猫に与える際の注意点
キャットフードだけでなく、メバルそのものを与える場合には以下を注意してください。
必ず加熱してから与える
メバルは生のままではなく、必ず十分に加熱してから与えましょう。
生魚にはアニサキスなどの寄生虫や細菌が付着している可能性があり、食中毒や消化器症状の原因になることがあります。
茹でる、蒸すなど、油や調味料を使わない方法で調理するのがおすすめです。
骨を取り除く
メバルには細い骨が含まれているため、猫に与える際は骨を丁寧に取り除きましょう。
魚の骨は、喉や口の中に刺さったり、消化管を傷つけたりするおそれがあります。
身をほぐし、骨が残っていないことを確認してから与えましょう。
塩分や調味料を加えない
人間用に味付けしたメバルは、猫には厳禁です。
塩や醤油などの調味料は、猫にとって塩分の過剰摂取につながる可能性があります。
猫に与える場合は、味付けをせず、茹でる・蒸すなどのシンプルな調理方法にしましょう。
与えすぎに注意する
メバルはタンパク質やビタミン、ミネラルを含む食材ですが、猫に必要な栄養素をすべて補えるわけではありません。
与えすぎると、主食である総合栄養食の摂取量が減り、栄養バランスが崩れる可能性があります。
そのため、メバルは主食ではなく、キャットフードへのトッピングやおやつとして少量にとどめましょう。
アレルギーや体調の変化に注意する
初めてメバルを与える場合は、少量から試し、嘔吐や下痢、皮膚のかゆみなどの変化がないか確認しましょう。
魚にアレルギーがある猫や、腎臓病などで食事管理が必要な猫は、与える前に獣医師へ相談することが大切です。
キャットフードのメバルまとめ
キャットフードの原材料に使用される「メバル」についてご紹介しました。
淡白な白身魚は、高タンパク・低脂質でキャットフードへのトッピングとしてもおすすめです。



















































































































































































