キャットフードの調味料とは
嗜好性を高める添加物
キャットフードでは添加物の一つとして「調味料」が配合されていることがあります。
調味料はキャットフードへの猫の嗜好性を高めるために使用されます。猫は人や犬に比べて味覚を感じる器官が少ないため多くの味は感じられませんが、猫が感じることができる味を調味料でプラスすることで、食いつきを良くすることができます。
しかし多くは「化学調味料」という人口的に合成された調味料が使用されており、体の小さい猫には影響も大きいのではないかと心配されています。
どのような調味料が使用されているか分からない
調味料の内容の記載がない
キャットフードの調味料の表記のほとんどが「調味料」とだけで、どのような内容になっているのか詳しくは記載されていません。
また「調味料(アミノ酸等)」という表記も多いですが、これもアミノ酸だけとは限らないので、調味料の正確な内容を知ることはできません。
一括表示が可能と定められている
これは日本では特定の添加物の一括表示が認められているからです。
調味料の他にも酸味料、pH調整剤、香料などはまとめて表記することができ、具体的に使用されている成分や添加物の種類を記載する必要はありません。
参考サイト:農林水産省 ペットフード安全法 表示に関するQ&A
特に避けたい化学調味料
特に避けたい調味料は、グルタミン酸(アミノ酸)、グリシリジン、コーンシロップです。グルタミン酸ナトリウムはアミノ酸と表記されることもあります。
ただし前述したとおり、キャットフードで調味料が使用されていても内容はわからないことがほとんどです。
調味料を使用したキャットフードは、合成着色料などの添加物も併用していることが多いため、極論を言うと、調味料や合成添加物自体を避けるのが一番かもしれません。
化学調味料配合のキャットフード
いなば チャオちゅ~る
フリスキー ドライ お魚ミックス
銀のスプーン
コンボ
アイシア 海缶
ロイヤルカナン ウェット
シーバ デリ お魚のほぐし身 蟹添え
カルカン 味わいチキン ウェット
ミャウミャウジューシー お魚ミックス 総合栄養食
ねこ元気 パウチ
ウェルネス コア ディバインデュオ ビーフパテ&角切り
キャットフードの調味料まとめ
調味料が不使用でも食いつきの良いキャットフードはある!
今回のキャットフードの調味料のお話の中で覚えておいていただきたいのが、調味料が入っていなくても猫の食いつきがいいキャットフードはあるということ。
猫は調味料が使われていなくても自分の好みの味や原材料であれば、よく食べてくれます。調味料に頼らないフードの方が品質は高い傾向にあるので、原材料を吟味しながらフードを探してみてはいかがでしょうか。