キャットフードのラベンダー。血行促進や疲労緩和、リラックス効果。生花やアロマは中毒の危険性

キャットフードのラベンダー。血行促進や疲労緩和、リラックス効果。生花やアロマは中毒の危険性

キャットフードの原材料:ラベンダー(lavender)

ラベンダーとはシソ科ラヴァンドゥラ属の多年草で、地中海沿岸を原産とする香りのよいハーブです。欧米産のキャットフードやサプリ原料として使われることがあり、ハーブ特有の穏やかで甘い香りが特徴です。

ラベンダーが原材料のキャットフード例

ラベンダーはさまざまなキャットフードやおやつの原材料に使用されています。

など

ラベンダーの栄養素と猫への健康効果

  • リラックス効果
  • 睡眠サポート
  • 抗炎症作用
  • 血行促進
  • 疲労緩和
  • 抗菌作用
  • 不安感や緊張感の軽減
  • 自律神経を整える
  • 筋肉のこわばりを和らげる
  • 消化や胃腸の不快感の改善

これらは主に人を対象とした健康効果であるため、猫に対してどの程度の効果や作用があるかは明確ではありませんが、ラベンダーには様々な効果があるとされています。

現在は人用のアロマやハンドクリームなどに使用されることが多くみられますが、古くは胃腸の不調や腹部の張りを和らげたり、神経性の頭痛や不安の軽減、精神を落ち着かせる、さらには咳や呼吸器の不快感をやわらげる用途などに用いられていたとされています。

ラベンダーの注意点

ラベンダーの香りを嫌う

ラベンダーの甘く強い芳香は、猫が苦手とする傾向があります。

生花や精油は香りが非常に強く、ラベンダーに含まれる芳香成分は猫の体内で十分に代謝されにくいため、精油や香りの強い製品を継続的に吸入・舐めてしまうと嘔吐や下痢、よだれ、元気消失などの中毒症状を引き起こす恐れがあります。

キャットフードに使われる場合は乾燥処理を行い、また配合量もごく少量ですが、ラベンダーそのものを猫が口にしないよう注意しましょう。

アロマやハンドクリームは注意

ラベンダーは人用のアロマやハンドクリームによく使用されるため、猫と暮らす家庭では注意が必要です。とくに冬は使う頻度が高いため、猫が触れたり舐めたりできない環境を整えましょう。

まとめ

  • 欧州産キャットフードに配合されていることが多い傾向
  • 抗菌作用や血行促進、リラックス効果など様々な効果がある
  • ラベンダーそのものを摂取すると中毒症状が起きる恐れがある

ABOUTこの記事をかいた人

古川菜々

帝京科学大学アニマルサイエンス学科卒業。愛玩動物飼養管理士2級、ペットセラピスト、ペット看護士の資格を取得。キャットフード勉強会ディレクターとして、猫ちゃんの栄養や病気、生態、キャットフードなどの情報を提供しています。猫ちゃんの魅力を発信し、飼い主さんの悩みや不安を解決することで、猫ちゃんと飼い主さんの幸せのお手伝いになれれば嬉しいです。