マシュマロルートとは
ウスベニタチアオイの根の部分
「マシュマロルート」とは、アオイ科の多年草「ウスベニタチアオイ」の根の部分で、ヨーロッパなどの原産地では、古くから薬用植物として用いられてきました。
名前が似ているお菓子の「マシュマロ」は、かつてウスベニタチアオイの根から取れるデンプンを使用して作られていたことから、この名前が付けられました。
特徴と効果
マシュマロルートは、根の部分に豊富な粘液質が最大35%含まれており、水に浸すととろみのあるゲル状に変化する特徴があります。
なめらかな口当たりは、のどの痛みや胃の粘膜をケアする効能があるとして民間療法で使用されてきました。
現在では、ハーブティーやサプリメント、スキンケア商品に用いられています。
参考:National Library of Medicine(NIH)
キャットフードにマシュマロルートが使用される理由
マシュマロルートは、一部のキャットフードの原材料として使用されています。
とろみ成分の粘膜を保護する性質から、下部尿路や胃腸、消化器、のどの保護・サポートをするハーブとして配合されています。
下部尿路のケア
猫は水をあまり飲まないことから、膀胱や尿道に炎症や結石ができる病気「下部尿路疾患」(尿路結石、尿道炎、膀胱炎、尿閉など)にかかりやすい動物です。
マシュマロルートには抗炎症作用があり、粘液質が炎症を起こした膀胱や尿道の粘膜を保護し、尿が通るときの痛みや不快感を和らげる効果があるとされています。
胃腸・消化器のケア
炎症を起こした胃や腸などの消化器の粘膜をなだめ、不快感を和らげます。また、お腹の調子を整え、便と一緒に毛玉の排出をサポートします。
喉・呼吸器のケア
マシュマロルートの粘液質が、乾燥や炎症を起こした喉にうるおいを与え、痛みや咳を穏やかに鎮めます。
マシュマロルートが使用されるキャットフード
アカナ / オリジンシリーズ
カナダ発のペットフードブランド「アカナ」「オリジン」シリーズには、原材料にマシュマロルートが使用されています。
最大の特徴は、高品質の肉や心臓、腎臓などの内臓、骨など丸ごと使用したホールプレイ比率の配合です。
肉食動物である猫の食性に注目し、肉は最大75~90%、動物性たんぱく質は最大29~44%。原材料の中心を動物性たんぱく質が占め、その次に穀物(豆類)や野菜類、ハーブなどのレシピで作られています。
マシュマロルートのサプリメント
キャットフードは、基本的に肉や魚などの動物性たんぱく質を中心に植物性原料、ビタミン・ミネラルによって作られています。
プレミアムフードや機能性フードの場合、上記の原材料にハーブなどが配合されます。そのため、配合割合は低く、マシュマロルートなどのハーブが配合されていたとしても作用は比較的緩やかです。
機能性フードを試しても効き目が感じられない場合は、専用のサプリメントがおすすめです。
アニマルズアパスキャリー マシュマロウプラス
「アニマルズアパスキャリー マシュマロウプラス」は、お腹の調子を整えるために開発された、ヒューマングレードのペット用ハーブサプリメントです。
ただし、あくまでもハーブのため、薬のような強い効き目はありません。薬で強制的に止めるのではなく、解毒をサポートしながら穏やかに症状を鎮める効果が期待されています。
マシュマロルートのまとめ
- ヨーロッパ・西アジア・北アフリカ原産のハーブ
- ウスベニタチアオイの根の部分
- 豊富な粘液質
- 下部尿路や胃腸、消化器、のどの保護・サポート













































































































































































