キャットフードの食物繊維の効果と適正な割合!少な過ぎも多過ぎもNG

食物繊維って食べ物の繊維部分なんですか?

食物繊維をそのまま読むと、確かにそうなりますが…。食物繊維は栄養の一つであり、猫にとっても大切な役割を果たす成分です。

キャットフードの食物繊維

食物繊維は5大栄養素

食物繊維は5大栄養素の一つであり猫にとっても必要な成分です。キャットフードで食物繊維は、成分の割合表示が義務づけられています。

酵素で消化されない成分の総称

食物繊維は消化酵素によって消化されずに腸まで届く「難消化性成分」の総称となっています。

たとえば、イヌリンやペクチンは水溶性食物繊維、セルロースは不溶性食物繊維というように食物繊維の中でも種類がわかれており、その総称が食物繊維というわけです。

食物繊維が多い食べ物

食物繊維は様々な食べ物に含まれています。

  • 穀物
  • 野菜
  • 果物
  • きのこ

このジャンルの中でも特に食物繊維が多い食べ物を挙げていくと、ライ麦、オートミール、グリーンピース、パセリ、モロヘイヤ、ゴボウとなります。

全体的に見れば穀物や豆類が食物繊維の割合が多いですが、同じ豆類や穀類の中でも種類によって食物繊維が含まれている量はバラバラです。

猫の体における食物繊維の効果

食物繊維の働き

  • 腸内環境を整える
  • 便秘改善
  • 毛玉の排泄を助ける
  • 便のニオイ改善
  • 免疫力を高める
食物繊維には腸内環境を整える効果があります。そのため食物繊維の割合が多いキャットフードは、便秘改善や毛玉ケア、ニオイ改善などの効果も得られます。

また腸には免疫組織があり、食物繊維によって腸を刺激することで免疫が刺激されるので、体における免疫力もアップする効果があります。

キャットフードの食物繊維の割合

キャットフードの成分表示には、食物繊維の割合表示が義務になっているので「粗繊維」などの表記でパーセンテージが記載されていると思います。

食物繊維はおよそ3~10%

キャットフードの食物繊維の割合は3~10%範囲内にあるのが一般的です。

グレインフリーキャットフードなど穀物不使用で肉原料が多いキャットフードは、およそ3%程度であることが多いです。それ以下になると食物繊維が少ないと言えます。

毛玉ケアなど食物繊維で便秘解消や便の改善をしているキャットフードは、食物繊維の量が多く含まれているため、食物繊維の割合は大体10%くらいになっていることもあります。

食物繊維の摂り過ぎには注意

摂り過ぎは消化器官の負担に

ただし食物繊維を摂り過ぎるのは猫にとって良くありません。

食物繊維は上でも説明したように酵素によって消化できない成分の総称です。そのため食物繊維の含有量が多すぎるキャットフードを猫に与え続けると、消化を行っている消化器官の負担になります。

キャットフードの食物繊維は適度にバランス良く配合されていることはポイントになってきます。

穀物や大豆には注意

また穀物や豆類には食物繊維が多く含まれていますが、アレルゲンになりやすいためキャットフード選びの際には注意が必要です。

特に小麦やトウモロコシ、大豆は猫がアレルギー反応を起こしやすいため、キャットフードの原材料欄は気を付けて見ましょう。

アレルゲンになりにくい原材料で作られたアレルギー対策キャットフードや、穀物を使用せずに野菜や芋類で食物繊維を補っているグレインフリーキャットフードも注目されていますので、ぜひチェックしてみてください。